広島大学大学院先進理工系科学研究科 教授 田中貴宏
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公園全体のビジョン
地域の元気応援プロジェクト「地域と学生の協働による中央公園(堺川沿い8ブロック)の調査とビジョン(案)づくり -歩いて楽しいまちの実現に向けて-」では、先進理工系科学研究科の都市・建築計画学研究室の教員(田中貴宏教授)と学生が、NPO法人SYL(都市再生推進法人)と協働で、呉市の中央公園の調査、社会実験、そして、それらの成果に基づくビジョンづくりを進めてきました。
その成果を、広く市民の方々に発表するために「世界一の公園をつくろう!シンポジウム in 呉」を、3月18日(土)に「ビュー・ポートくれ」にて、開催しました(主催:NPO法人SYL、共催:広島大学)。
学生の発表の様子
川辺の散歩道のデザイン提案
シンポジウムでは、学生が成果発表を行い、その後、町田誠氏(一般財団法人公園財団)による基調講演を行っていただきました。町田氏は、国土交通省でPark PFI制度創設に携われ、また日本全国の公園づくりに精通しておられることから、多くの公園づくり事例の紹介をしていただきました。
その後、町田氏、田中教授に加え、広島県内で公園運営等に取り組む古賀大輔氏(株式会社leuk)、村山ゆかり氏(株式会社マウントペック)、そして下野隆司氏(NPO法人SYL理事長)が登壇し、クロストークを行いました。クロストークでは、学生が提案した「小さな実証実験を積み重ねながら、徐々に公園の景色を変えていくこと」の重要性などが指摘されました。
今後、本プロジェクトの成果をまとめ、呉市にも提案を行う予定です。
クロストークの様子
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