広島大学学術・社会連携室地域連携部門
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広島大学法学部は、6月23日に東千田キャンパスSENDA LABで、第1回法学部特別公開講座「衆院選 in 広島」を開催しました。
永山博之法学部長、湯川勇人准教授、重村壮平助教の3人の政治学研究者と、広島テレビの長島清隆解説委員が、それそれの視点から衆院選について講義を行い、会場で12人、オンラインで68人の参加がありました。
法学部特別公開講座は、一人15分という短い持ち時間で、専門家が自身の研究成果をベースに、ホットなトピックを紹介するものです。受講者には、同じトピックでも、研究分野が違えば、切り口が大きくことなるという、研究の面白さを感じていただくことをねらいとしています。
今回は「選挙」をテーマに、衆議院だけが持つ「解散」の深い意味や、テレビなどでよく見かける「当確」がどうやって決められるのかといった報道の裏側、あるいは、戦前の選挙違反の検挙が厳しくなればなるほど逮捕を恐れて選挙活動がしにくくなるといった歴史、選挙の回数と投票率の意外な関係など、選挙に関わるバラエティに富んだ研究分野の紹介がありました。
また、2時限目のディスカッションでは、会場からも、オンラインのチャットからも多くの質問や意見があり、永山法学部長のファシリテートにより活発な意見交換の場となりました。
法学部では、今後も旬の話題を取り上げて、多様な視点から解説する特別公開講座を不定期に開催していく予定です。
衆議院と解散:いつ、なぜ衆議院は解散されるのか
広島大学 法学部長 永山 博之
選挙報道の裏側
広島テレビ解説委員 長島 清隆
誰がためにルールはある
広島大学 准教授 湯川 勇人
データで読み解く有権者の行動
広島大学 助教 重村 壮平
ディスカッションの様子