広島大学Town & Gown Office
E-mail tgo-admin*office.hiroshima-u.ac.jp(*は半角@に置き換えてください)
広島大学は11月4日(土)、広島大学ローカル5G開局記念式典を執り行いました。
広島大学は、2021年1月に「カーボンニュートラル×スマートキャンパス5.0宣言」を発表し、東広島市、民間企業と協力しあい、東広島市および周辺地域におけるSociety5.0 やスマートシティの実現に向けて、地方創生に取り組む、Town &Gown構想をスタートしました。
このたびの「広島大学ローカル5G」は、Town & Gown構想の取組の中で、キャンパスを地域の実証実験の場とする「イノベーション・コモンズ(共創拠点)」構築の一環として整備したものです。
本システムは、次世代高速通信技術の社会実装に向けて試行錯誤している教員、学生、あるいは、企業の研究者の方などが、気軽に利用できる先端技術の環境を準備し、大学と企業、地域が連携したスマートシティの構築、DX推進等に資する実証実験などに活用することを目的としています。
式典では、始めに越智光夫学長から、DX推進に資する研究環境を整備し、産業界との共創による地域活性化に一層貢献したいと挨拶がありました。
挨拶をする越智学長
続いて、来賓の中国総合通信局 小原弘嗣局長は、中国地方でローカル5Gを整備した唯一の大学である本学に対するローカル5Gの利活用への期待を述べられました。
小原局長のご挨拶
その後、広島大学の西村浩二情報メディア教育研究センター長から本システムの概要説明が行われ、続いて、高瀬正道Town & Gown Officeシニアリサーチャーから、Town & Gown構想の取組の中でのローカル5G利活用の提案がありました。
式典会場となった情報メディア教育研究センターでは、ローカル5Gの体験デモ「次世代無線通信技術ローカル5Gを体験しよう」を開催し、屋外では、関連イベントとして「デジタル×まちかど」と題して、工学部都市・建築計画学研究室の賑わい創出を進めるための屋外利活用実証実験やひろしま「被爆/復興」体験VRなどが行われました。
■「次世代無線通信技術ローカル5Gを体験しよう」
https://www.media.hiroshima-u.ac.jp/2023/11/09/event-l5g-ceremony-demo/
■「デジタル×まちかど」の様子