第63回日本生体医工学会大会に参加しました!

2024523-25日に、第63回日本生体医工学会大会が鹿児島県カクイックス交流センター(かごしま県民交流センター)にて開催されました。“生体医工学”とは、医学に工学技術を取り入れて、生命現象を明らかにするとともに、診断や治療に有効な手段を提供する専門分野です。医療機器の開発には、この生命現象の解明が非常に重要であり、医療機器開発には欠かせません。

今回、当部門の今田特命助教が、オーガナイズドセッション「医療機関においてエビデンスに基づいた医療機器管理を実現するには何が必要か?」の座長を務めました。本セッションでは、医療機器をより安全かつ効率的に管理・運用していくためのエビデンスを創設するために何が必要なのか、各方面の専門家を招聘し、課題の抽出、目標の設定を行い、今後の取り組みを議論しました。花之内教授は、オーガナイズドセッション「力学による生体機能の解明とその応用」で登壇されました。これまで医工連携に注力してきたことから、3Dテンプレート技術を用いて、関節軟骨の強度と医用画像を解析する研究を報告されました。これは、医用画像を用いたプログラム医療機器につながる研究とのことでした。

広島大学バイオデザイン部門では、医療機器開発の支援や人材育成を行っております。医師をはじめとする医療従事者、エンジニア、デザイナーなど、学内外・分野を問わず、医療機器の開発に興味のある方、携わっている方は、ぜひ一度お問い合わせください。

お問合せ先

広島大学 学術・社会連携室 オープンイノベーション本部
産学連携部 バイオデザイン部門
住所:〒734-8553 広島市南区霞1-2-3研究棟E 1F
電話:082-257-1992  FAX082-257-1993
メール:biodesign@office.hiroshima-u.ac.jp


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