人間社会科学研究科 准教授 冨永 美穂子
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8月26日、教育学部第四類人間生活系コースの学生たちが尾道市瀬戸田町の島ごころを訪れ、11月30日、12月1日に開催予定のバウムクーヘンアレンジレシピコンテスト(※1)や3月16日開催予定のせとだレモン祭(※2)に向けて、新しいバウムクーヘンのレシピを開発するための試作を行いました。
※1 バウムクーヘンアレンジレシピコンテスト( https://www.hiroshima-baum.jp/event/001.html)
※2 せとだレモン祭(https://www.ononavi.jp/sightseeing/event/detail.html?detail_id=880)
試作では生地を何層にも分けて型に流し入れ、一回ずつオーブンで焼いていく板バウムを作りました。
板バウムの写真
訪問前にメンバーでバウムクーヘンのフレーバーを何種類も考え、当日はプレーン、抹茶、レモン、ココア、プレーン、いちごジャム、酒粕の6種類で試作し、どのフレーバーにするか議論しました。
6種類のフレーバーの板バウム
(上段左から、抹茶、レモン、ココア、下段左からプレーン、いちごジャム、酒粕)
人気だったのは、酒粕とレモン。アイデアを出し合って、最終的に、酒粕とレモンを組み合わせたバウムクーヘンに決まりました。
試作の完成形
一日の試作を通して、うまくいかない点や、反対に成功した点を見つけることができ、今後のバウムクーヘン作りにつながる良い機会となりました。
学生の感想
試作の前までは、どのように仕上がるのか全く見通しがなく不安でしたが、試作を行ううえで、島ごころ社長で本プロジェクト地域メンバーである奥本様からアドバイスをいただいたことにより、自分たちの作りたいバウムクーヘンのイメージ像が出来上がってきて、一歩前に進むことができました。実際にお店のコンベクションオーブンなどの機器類を使わせていただいたので、自分たちで作るよりも完成度の高い仕上がりになりました。また、何度もレシピを考え直すことよりも、自分たちはバウムクーヘンを通じてお客様に何を届けたいのかということを土台として考えることの方が重要だと気付き、テーマ設定を行いました。それにより方向性が決まってきたので、非常に良い機会となりました。今回の試作で得たものを、今後の活動に活かしていきます!