広島大学Town & Gown Office
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2024年10月18日に、広島大学東広島キャンパスにおいて、全国Town & Gown構想推進協議会第2回総会を
開催しました。
全国Town & Gown構想推進協議会は、自治体と大学が、持続可能な未来のビジョンを共有の上で、包括的、
日常的、継続的、組織的な連携関係を構築し、地方創生への貢献を目指す「Town & Gown構想」を推進し、
日本全国に広めることを目的として設立され、現在の会員は、広島大学、東広島市、呉市、島根大学、出雲市、
愛媛大学、今治市、立命館アジア太平洋大学の8団体です。
開会にあたり、会長である本学の越智学長は、この1年で多くの学長にTown & Gown構想を紹介したところ、
どの大学においても高い関心を示されたことを紹介し、今後、多くの大学や自治体に加入してもらうような、
魅力ある協議会にしていきたいと挨拶しました。
また、副会長である高垣東広島市長は、Town & Gown構想による取組が東広島市の成長戦略の要となっている
ことに触れ、自治体が地方大学をパートナーとして、イノベーションにより地域を発展させる地方創生の新たな
モデルとしていきたいと挨拶しました。
総会では、各大学からTown & Gown構想のこれまでの成果と今後の課題の報告の後、本推進協議会の2つの主な
活動テーマである、産学官連携モデルの具体化検討状況については広島大学から、人材育成の取り組みについては愛媛大学から、それぞれ報告がありました。
本推進協議会では、大学が自治体、産業界と連携して、研究成果を地域産業の活性化や地域課題の解決などに還元していくTown & Gown構想の取り組みを全国に広げることを目的としています。
総会に出席した大学と自治体は、Town & Gown構想が、長期的な連携関係の構築により、地域の知の拠点である
大学を活用した地方創生を進め、持続可能なまちづくりにつながるものであることを確認し、改めて、地方創生に貢献する決意を固めました。
総会終了後、10月18日、19日の2日間、本推進協議会主催による「スマート社会産官学民協働まちづくりフォーラム2024」が開催されました。
18日は、スポーツジャーナリストで広島大学特別招聘教授の二宮清純氏を講師にお招きして、「大学と地域が連携して取り組むスポーツの力による地域活性化」をテーマに記念講演会を行いました。
19日は、全国各地から、産学官の連携による地域課題解決の取組事例の発表と、スペシャルセッションなどが行われました。
フォーラムの様子はこちらからご覧ください。