人間社会科学研究科 准教授 冨永 美穂子
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11月16日、教育学部第四類人間生活系コースの学生たちが尾道市瀬戸田町の島ごころを訪れ、8月の試作に引き続き、新しいバウムクーヘンのレシピを開発するための試作を行いました。
前回の試作では、酒粕と瀬戸田レモンを特徴としたバウムクーヘンを作るところまで決定しました。今回の試作では、より自分たちの目指すバウムクーヘンのコンセプトに味を近づけるために、酒粕やレモンの配合比率、オーブンの温度などをメンバーと協力して考えました。

また、前回の試作では、生地を一枚ずつ焼いて重ねていく方法で作りましたが、すべての生地を均等に焼くために、今回の試作では生地を薄く広げて一度に焼き、それを9等分して重ねる方法に変えました。


また、酒粕の配合比率を4.5%・8%・10%の3パターンに分けて試作し、比較をしました。原価価格や、自分たちの目指すコンセプトに最も近い味を考えたうえで、最終的に8%の配合に決めました。

バウムクーヘンの見た目にもこだわり、焼き目がはっきり分かるようにオーブンの焼成時間も比較検討し、バウムクーヘンのクオリティを上げていきました。
日本のバウムクーヘン発祥の地が広島であることから、11月30日、12月1日に第一回バウムクーヘンアレンジレシピコンテストが開催されます。
教育学部の学生たちは、このコンテストに参加し、こだわりのバウムクーヘンを販売します。当日はたくさんのお客様に購入していただけるよう、パッケージのデザインや宣伝などについても考えています。
みなさんの来場をお待ちしています!
前回の試作の様子→https://www.hiroshima-u.ac.jp/news/85269
バウムクーヘンアレンジレシピコンテスト→https://www.hiroshima-baum.jp/event/001.html