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【活動報告】スタンフォード大学バイオデザインでの学びと出会い — GFIT修了式に参加して

スタンフォード大学バイオデザインのGlobal Faculty Training(GFIT) Program修了式に参加してきました。


本学からは、半年間にわたりGFITプログラムに参加していた花之内先生がこのたびプログラムを無事に修了され、その節目にあわせて、今田と野口がスタンフォードを訪問しました。


現地では、GFITに参加したアフリカ、カナダ、インド、日本など多様な地域からのファカルティーによる最終プレゼンテーションと、それぞれの参加者がこの半年で得た気づきや成果を語る個別発表に立ち会うことができました。どの発表にも、医療の未来をより良くしたいという強い情熱と、文化や制度の壁を越えて協働する力が込められており、深く心を打たれました。


また、この日は、スタンフォード・バイオデザインフェローシップの卒業式も一緒に開催され、美しいキャンパスの芝生の上で、力強く、そして温かいスピーチが次々に披露されました。多くの人が未来への希望を胸に集うこのセレモニーに、私たちも立ち会えたことは、かけがえのない経験となりました。式後のレセプションでは、世界中から集まった関係者との活発な交流も行われ、国境を越えた仲間たちの輪を実感するひとときとなりました。


さらに滞在中には、GFITのAssistant Director Ravi Pammani氏、Faculty Advisor Robson Capasso教授、Digital HealthのAssistant Director Paul Schmiedmayer氏との面談の機会も得ました。広島大学バイオデザインで生まれた医療機器アイデアや教育の取り組みについて意見を交わし、貴重なアドバイスと示唆をいただくことができました。広島の挑戦が世界の第一線と響き合っていることを実感できた瞬間でした。


今回のスタンフォード訪問は、バイオデザインの理念が国境を越えて根づき、進化していること、そして広島大学の取り組みもその一翼を担いつつあることを改めて感じる訪問となりました。これからも、現場の声に耳を傾け、世界の仲間と共に、医療の未来に貢献できる教育と実践を続けてまいります。
 

お問い合わせ先

広島大学
学術・社会連携室オープンイノベーション本部
産学連携部バイオデザイン部門
TEL: 082-257-1992・1555
biodesign@office.hiroshima-u.ac.jp


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