ダルマプルサダ大学と学術交流協定を締結しました

平成25(2013)年9月17日、広島大学は、ダルマプルサダ大学との学術交流協定を締結しました。同大学は、日本での留学経験を母国の発展に活かすために1986年にインドネシア元日本留学生協会(PERSADA)により設立された大学です。また、同協会は、日本とインドネシアの友好親善の架け橋となることを目的に1963年に日本留学経験者により設立された団体です。

本年3月に広島大学は、ダルマプルサダ大学にて、戦時中に南方特別留学生としてインドネシアから本学の前身校である広島文理科大学に留学中に被爆したハッサン・ラハヤ氏に対して名誉博士号を授与しましたが、この授与式がきっかけとなって今回の協定調印の運びとなりました。

調印式はジャカルタ市にあるダルマプルサダ大学内で行われ、ハッサン・ラハヤ氏も陪席の上、広島大学の上 真一 理事・副学長とダルマプルサダ大学のオロアン・シアハアン学長が出席しました。

広島大学では多くのインドネシア人留学生が在学していますが、今後、ダルマプルサダ大学の学生が、本学が実施する短期日本語・日本文化特別研修に参加することが予定されています。ダルマプルサダ大学やPERSADAとの連携を深めることによって、インドネシアとの教育・学術交流が推進されるとともにインドネシア国内での同窓生ネットワークが強化されることが期待されます。

調印式でのオロアン学長(左)と上理事・副学長(右)


up