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「広島大学がつなぐ世界の大学紹介」を開催。高校生や一般の方を含む113名が参加

広島大学は3月21日、広島市内のホテルにて、高校生や一般の方を対象にした公開イベント「広島大学がつなぐ世界の大学紹介」を開催しました。このイベントには113名が参加しました。

開会に先立ち、金子慎治理事・副学長(グローバル化担当)は挨拶を行い、「世界の人口の8割は途上国に住んでおり、将来世代の9割が途上国から生まれることになる。これからは、先進国が築き上げた価値観とは異なる、さまざまな価値観を持つ人々が中心となる時代が訪れる。異なる価値観を持つ人々と交流することは、グローバルな社会で活躍するために不可欠である」と、世界中の様々な大学を知ることの重要性を述べました。

続いて、同日午前に開催された第3回平和学長会議に出席するため来日していた10か国11大学(※1)の代表者が、それぞれの大学の特色や強みについて紹介しました。これらの大学は、広島大学が進める文部科学省「大学の世界展開力強化事業(※2)」の下、連携を推進している23大学のうちの一部で、広島大学との活発な学生交流を実施しています。

その後、広島大学で留学経験のある4名の学生が登壇し、それぞれの留学体験を発表しました。例えば、エジプト・カイロ大学に交換留学した総合科学部3年の学生は、その留学を契機に全国規模の世界一周コンテストに挑戦し、最優秀賞を受賞したことを紹介しました。参加した高校生等からは、留学の期間や時期、留学中に直面した困難についての質問が寄せられ、留学に対する関心の高さが伺えました。

また、水田 勉高大接続・入学センター長から入試の流れやスケジュールについて、広島大学国際室から留学制度に関する詳細な説明が行われました。

イベントの最後には、鈴木由美子理事・副学長(教育・平和担当)が「広島大学は、留学を希望する学生の夢を全力でサポートしますので、積極的に挑戦してください」と激励の言葉を贈り、閉会となりました。

参加した高校生からは、「様々な国の大学から生の声を聞けて、より身近に留学を感じることが出来た」「学生さんたちが経験した話を直接聞くことができ、留学に対する関心が高まった」等の声が寄せられました。

広島大学は、今後も海外大学との連携を一層強化し、こうした機会を提供することで、学生の国際的な視野を広げ、海外への関心を高めるための取り組みを推進していきます。

金子理事・副学長による挨拶

本学学生による留学体験報告

※1 参加大学

・インド:ビルラ技術科学大学ピラニ校
・インドネシア:インドネシア教育大学
・オーストリア:グラーツ大学 
・エジプト:カイロ大学、エジプト日本科学技術大学(E-JUST)
・ザンビア:ザンビア大学
・スウェーデン:世界海事大学
・タイ:カセサート大学
・マラウイ:マラウイ大学
・英国:シェフィールド大学
・米国:アリゾナ州立大学
 

※2「大学の世界展開力強化事業」

  • グローバル人材育成や大学の国際展開力強化を目的に、日本人学生の留学促進や外国人学生受入れを支援する文部科学省の補助事業で、毎年度、戦略的に重要な国や地域が対象として設定されます。
  • 広島大学は、本事業に5年連続で申請・採択されており、世界中の大学との間で学生交流や研究者交流を積極的に行うとともに、学術交流ネットワークの構築・拡大に取り組んでいます。

広島大学の大学の世界展開力強化事業についてはこちらをご覧ください

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【お問い合わせ先】

広島大学留学交流グループ

E-mail: kokusai-ryugaku*office.hiroshima-u.ac.jp (*は半角@に置き換えてください)


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