• ホームHome
  • 「第3回平和学長会議:世界展開力強化事業連携校」を開催。世界11カ国12大学の学長らで平和と持続可能性に関する大学の役割を議論。

「第3回平和学長会議:世界展開力強化事業連携校」を開催。世界11カ国12大学の学長らで平和と持続可能性に関する大学の役割を議論。

2025年3月21日、「第3回平和学長会議」が、リーガロイヤルホテル広島にて開催されました。

広島大学は、「平和を希求する精神」の理念の下、持続可能な世界平和に向けた大学の役割を議論する「平和学長会議」を主催しており、これまで令和6(2024)年8月6日に第1回、同年11月25日に第2回(平和学長会議-アフリカ・チャプター)を開催し、持続可能な世界平和に向けた教育、研究を先導してきました。

第3回となる今回は、文科省の補助事業である「大学の世界展開力強化事業(※)」で学生交流を中心とした国際交流プログラムを共同実施する世界各地の大学のうち、「平和学長会議」で採択された「平和学長宣言」の趣旨に賛同した11カ国12大学(本学を含む)から、学長・副学長をはじめとする約40名が参加しました。また、文部科学省からも渡辺国際統括官が参加しました。

越智学長は開会挨拶の中で、「今、我々大学が果たすべき役割は非常に重要。異なるバックグラウンドを持つ世界中の学生が、国際交流を通じて共に学び議論することで、多様な文化や価値観を超えて、世界全体の平和の実現が可能になると信じています。ぜひ、世界の若者や学生に、広島を訪れていただき、原爆の実相を目の当たりにして、それぞれが平和や持続可能性について考え、アクションを起こす機会を提供していきたい」と力強く決意を述べました。

越智学長による挨拶

会議中の様子

その後の会議では、各大学の学長ら代表者が、それぞれの大学における平和とサステナビリティに関する取組を紹介し、学生国際交流における将来の連携拡大について意見交換を実施しました。

会議の終盤では、「第3回平和学長宣言:世界展開力強化事業連携校」が、越智学長によって読み上げられ、全会一致で宣言が採択されると、会場からは大きな拍手が沸き起こりました。
閉会後、各大学の学長・関係者らは、固い握手で更なる連携を約束しました。

越智学長による宣言文の読み上げ

平和学長会議 参加大学

・広島大学
・インド:ビルラ技術科学大学ピラニ校
・インドネシア:インドネシア教育大学
・オーストリア:グラーツ大学 
・エジプト:カイロ大学、エジプト日本科学技術大学(E-JUST)
・ザンビア:ザンビア大学
・スウェーデン:世界海事大学
・タイ:カセサート大学
・マラウイ:マラウイ大学
・英国:シェフィールド大学
・米国:アリゾナ州立大学
 

画像をクリックすると宣言文(PDF)が開きます

「大学の世界展開力強化事業」

  • グローバル人材育成や大学の国際展開力強化を目的に、日本人学生の留学促進や外国人学生受入れを支援する文部科学省の補助事業で、毎年度、戦略的に重要な国や地域が対象として設定されます。
  • 広島大学は、本事業に5年連続で申請・採択されることでており、世界中の大学との間で学生交流や研究者交流を積極的に行うとともに、学術交流ネットワークの構築・拡大に取り組んでいます。

参考:
広島大学が「大学の世界展開力強化事業」に5年連続・6件連続で採択されました | 広島大学
広島大学 世界展開力強化事業 総合サイト
 

関連記事

【お問い合わせ先】

広島大学グローバル化戦略グループ

E-mail: kokusai-group*office.hiroshima-u.ac.jp (*は半角@に置き換えてください)


up