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最新の研究成果プレスリリース

「触覚」が小脳に伝わる新たな神経回路をマウスのヒゲから発見 ~小脳の感覚情報処理の機能解明に貢献~
  • マウス顔面のヒゲ領域から小脳への触覚信号の伝達経路を解析した結果、顔面からの触覚信号は視床 - 中脳領域 (area parafasciculus prerubralis (PfPr))を介して小脳に伝達されることを新たに見出しました。
  • PfPrから小脳への投射は種間で保存されており、大脳や小脳などの高次な脳からの修飾を受ける部位でもあります。本研究は、小脳の体性感覚情報処理における機能的意義の解明に貢献することが期待されます。
黒リンにおける電子のたたき上げ現象を世界で初めて観測 ~次世代の超高速通信デバイスの素材として期待~
  • 近赤外光パルスを黒リンに照射すると電子がたたき上げられ、それがナノ秒(ナノ秒=10億分の1秒)秒に迫る長い持続時間を示すことを世界で初めて明らかにしました。
  • 本研究成果は、固体において電子正孔対(励起子)によるボーズ・アインシュタイン凝縮が起こる可能性を示唆しています。
  • 黒リンが次世代の超高速光通信デバイスのキーマテリアルの一つであることを示すと共に、今後、広い波長範囲をカバーするレーザーや光通信の応用に期待されます。
切断位置に応じた再生制御機構を解明 ~特異的アミノ酸のシグナルが位置依存的再生を制御~
  • 再生可能な動物において観察される、切断位置に応じて細胞増殖が変化する「再生の位置記憶(Positional Memory)」は、特異的アミノ酸(ロイシン・グルタミン)シグナルを介して再生を制御している事を見出しました。
  • ロイシン・グルタミンが、アミノ酸輸送体→液胞型プロトンポンプ(V-ATPase)によるリソソームの酸性化を経てmammalian Target of Rapamycin Complex 1 (mTORC1)を活性化させ、細胞増殖を制御していることを明らかにしました。
  • 本研究の成果は、今後の再生医療における組織・器官の大きさの制御への貢献が期待されます。
B型肝炎ウイルスのゲノム組み込みとがん化の関連を解明 -B型肝炎や肝臓がんの新しい予防法・治療薬の開発に期待-

理化学研究所(理研)生命医科学研究センターがんゲノム研究チームの中川英刀チームリーダーと広島大学大学院医歯薬保健学研究科消化器・代謝内科学の茶山一彰教授らの共同研究グループは、肝臓に感染したB型肝炎ウイルス(HBV)のゲノム解析を行い、HBVのヒトゲノムへの組み込み機序とウイルスによる発がん機構の一部を解明しました。

微小重力環境で筋肉の分化が遅延するメカニズムを解明 ~筋力低下の病態解明や創薬への応用に期待~
  • 宇宙飛行士のフライト後に代表される微小重力環境への曝露や加齢によって筋力低下が生じることが知られていましたが、その要因については明らかになっていませんでした。
  • 重力制御装置を使用して微小重力環境で筋肉の元になる筋芽細胞を培養すると、宇宙実験の結果と同様に筋芽細胞の分化が遅延することがわかりました。また、分化が遅延するメカニズムとして、MyoD1のプロモーター領域におけるDNAメチル化が関与していることを発見しました。
  • 本研究成果は、筋力低下の病態解明や新薬の開発等へ応用されることが期待されます。
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本学への取材について

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広島大学広報グループ

E-Mail:koho@office.hiroshima-u.ac.jp
TEL:082-424-3701 / FAX:082-424-6040
〒739-8511 東広島市鏡山1-3-2


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