平成22年2月

■ シンポジウム「子どもの心と学び支援フォーラム2010」が11日、広島大キャンパスである 広島大大学院の森敏昭教授らが教育現場での心の問題の解決策などを議論する(中国、2.1)

■ 広島大原爆放射線医科学研究所の星正治教授らの研究グループは広島への原爆投下後に振った「黒い雨」に含まれていたとみられる放射性物質を、「健康診断特例区域」外にある民家床下の土壌から検出した 特例区域外で黒い雨が降った「物証」が見つかったのは初めて(毎日、2.2)

■ 広島県環境政策課は1日、広島大付属東雲小学校で「環境出前講座」を行った(産経、2.2)

■ 広島大原爆放射線医科学研究所の星正治教授らのグループが爆心地の約8キロ北の民家で床下の土から検出していたことが分かった(産経、2.2)

■ 広島大原爆放射線医科学研究所の星正治教授のグループは原爆投下直後の広島に振った「黒い雨」に由来すると見られる放射性物質を、爆心地の北約8キロの民家の床下から検出したと発表 黒い雨の「大雨地域」を対象とする健康診断特例区域から外れている(中国、2.2)

■ 広島大は広島市中区の同大病院に新設する診療棟を着工した 診療棟は地上5階地下1階建てで、延べ床面積は3万8560平方メートル、建設費は約122億円(中国、2.2)

■ 原爆投下後に降った「黒い雨」などの実態解明を進める研究者らの報告会が広島市中区の区地域福祉センターで開かれた 広島大原爆放射線医科学研究所の星正治教授らのグループは広島郊外の民家床下の土壌から放射性物質「セシウム137」を確認した研究成果を発表(読売、2.2)

■ 土屋徳蔵・広島大名誉教授、1月30日老衰で死去 93歳(読売、朝日、2.2)

■ 東広島市は、広島大が分析した市内の地質や地形、過去の豪雨災害記録を基に、土砂災害の危険度を自動判定するシステムを作る(中国、2.3)

■ 国公立大2次試験の出願が3日、締め切られた 広島大の志願者数は6975人で前年同期より8.6%増 「不況に伴う国立大志向の高まりで志願者が集まった」と見ている(中国、2.4)

■ 広島大霞キャンパスにある大学病院で、新診療棟の工事安全祈願祭が行われた 越智院長「新しい診療棟で、中四国の医療の先端的な役割を担っていきたい」(読売、2.4)

■ 国公立大入試の2次試験出願が3日締め切られた 広島大の志願者数は前後期とも前年の最終志願者数を超えている(読売、2.4)

■ 大学などの教員の研究・教育を支援している技術職員の全学での組織化が進みつつある 広島大学では2009年度から文部科学省・科学研究費補助金の研究者番号を取得し、研究プロジェクトの代表者になれるように変えた(日刊工業、2.5)

■ 渡辺則文広島大名誉教授、2月4日に心不全で死去 83歳(読売、2.6)

■ 広島大生と社会人の混成の合唱団 合唱団ぽっきり 3周年記念として27日、広島市安芸区民文化センターで2回目のコンサートを開く(中国、2.6)

■ 今を読む 広島大大学院社会科学研究科教授・川﨑信文 あらためて正治を考える(中国、2.7)

■ 「変形性ひざ関節症」の症状や治療法、予防法について広島大学病院の越智光夫病院長に聞きました(中国、2.9)

■ この人この仕事 広島大学大学院教授長尾正崇さん 殺人事件の被害者などの遺体を解剖し、死因や死後経過時間を究明する法医学者として、児童虐待防止に積極的にかかわる(中国夕刊、2.12)

■ 広島大学で行うモニター募集! 健康食品、健康飲料って本当に効果あるの? 広島大学大学院医歯薬学総合研究科臨床評価・分子栄養科学講座ボランティア募集係TEL:082-257-1533(Cue、2.12)

■ ちゅうごく未来塾→2020 大学発ベンチャー企業「HUMANIX」で電気自動車のを開発している広島大大学院・升島努教授(中国、2.13)

■ 宮島についての知識を問う宮島検定の実行委員会は5月から全4回の「歩いて学ぶ検定現地講習会」を始める 元広島大大学院付属宮島自然植物実験所助教授の豊原源太郎氏などが講師を務める(中国、2.13)

■ 広島大の2次試験の志願者数は前期が4469人で後期が2596人、前期、後期を合わせて去年より587人増加 平均倍率は去年の3.1倍を上回る3.5倍になった(読売、2.13)

■ 「子どもと大人の科学の祭典」が14日、三次市の市生涯学習センターであった 講演した広島大大学院教育学研究科の前原俊信教授「疑問や不思議を感じたら、家庭でもなぜかを探求して創造性をはぐくんでほしい」(中国、2.15)

■ 江刺幸政広島大名誉教授、2月14日肺がんで死去(朝日、中国、読売、2.15,16)

■ 広島県内の6大学などでつくる「県留学生受け入れ推進等研究会」(座長・佐藤利行広島大副理事)は15日、今後の留学生支援のあり方をまとめた 「県留学生活躍支援センター(仮称)」を2011年度 設立する(中国、2.16)

■ 大綱宗彦が、鞆の景色を詠んだ書が見つかった 保命酒製造で栄えていた中村家側から依頼を受け、したためている 中村家文書の研究をしている広島大の青野春水名誉教授「本物ならば、中村家が全国の文化人とつながりがあったことを示す貴重な資料だ」(中国、2.17)

■ 広島大は16日、付属福山中・高校長に大学院教育学研究科の岩崎秀樹教授、付属三原小・中校長に・幼稚園長に大学院教育学研究科の深沢清治教授を選んだ いずれも現職の任期満了に伴う選任で任期は4月1日から2年間(中国、2.17)

■ 高度な情報技術を身につけた人材を求める県内企業と、情報系学部を持つ大学との交流会が広島市中区で開かれた 広島大大学院工学研究科の渡辺俊正教授「インドや中国のIT人材は大卒や大学院卒で即戦力だが、日本の新卒者は戦力になるまで3年かかる」(中国、2.17)

■ 「摂食障害」が若い女性の間で増えている 広島大学病院の精神科は摂食障害の患者によるグループ療法にも取り組む(朝日、2.18)

■ 「宇宙ジェット」は磁場の影響でらせん状に曲がりながら一定方向に進むとする研究成果を広島大などのグループが英科学誌ネイチャーに発表 ブラックホールのジェットが発する可視光線を広島大の「かなた望遠鏡」などで観測(読売、2.19)

■ 部員不足から解散した広島大グリークラブの出身者が、部の復活を目指して「創立50周年記念演奏会」を企画し、練習に励んでいる(中国、2.19)

■ 広島大は吹春俊隆経済学部長の任期満了に伴い、後任に同大経済学部の宜名真勇副学部長を選んだ 任期は4月1日から2年間(中国、2.19)

■ 「宇宙ジェット」の構造を、広島大などの国際研究グループが突き止め、18日付の英科学誌ネイチャーのオンライン版で発表 偏光観測によって、発光場所の磁場が整列していることを確認した(中国、2.19)

■ 広島大学大学院医歯薬学総合研究科の杉山政則教授のグループが、抗がん剤ブレオマイシンの副作用を抑制するブレオマイシン・アセチル化酵素(BAT)の仕組みを解明 国際宇宙ステーションの無重力に近い環境でBATを結晶化、スプリング8で解析した(中国、2.20)

■ おじゃましま~す 広島大大学院理学研究科寺田研究室 寺田准教授は、研究者を招いて一般市民と気軽に談議できる「サイエンスカフェ」を主宰している 目指すのは「理が苦」から「理楽」 「科学は本来、とても楽しく、わくわくする学問」(、2.21)

■ 食事や運動などの指導によって糖尿病や腎症の症状の悪化を予防しようと、呉市と広島大学がモデル事業を計画している 広島大大学院保健学研究科の森山美知子教授「慢性の病気を持った人は薬だけでは十分でなく、日常生活を変えていくことが重要」(朝日、2.23)

■ 広島大の学生が地域の人たちに学内の魅力を紹介する「キャンパスガイド」参加者数が本年度初めて千人を超えた(中国、2.23)

■ 広島大は22日ベトナムのホーチミン大と協定を結び、現地に「広島大ベトナムセンター」を解説したと発表(中国、2.23)

■ 広島大大学院保健学研究科は新生児集中ケアの認定看護師を養成する教育課程の終了式を初めて開いた 大学院付属の先駆的看護実践支援センターの横尾京子センター長が「より素早く、きめ細かいケアを実践してください」と激励(中国、2.23)

■ 論!救急医療 広島大大学院 谷川攻一教授 「日本の医療制度には計画性やビジョンが見えてこない。日本全国どこでも最低限度どこまでの救急医療は受けられるようにするのか、ビジョンを構築するべきだ」(中国、2.24)

■ 「黒い雨」に関する広島県と広島市の調査で、解析を担当した広島大原爆放射線医科学研究所の大滝慈教授のグループが降雨エリアの最終推計結果をまとめた(中国、2.24)

■ 広島大はベトナム国家大ホーチミン市校と交流行程を結んだと発表(読売、2.25)

■ 東広島教委は市内の全小学校で、子どもの勤労、職業間を育てるキャリア教育を実施する 広島大などの教授クラスの教員が約2時間、講演や質疑応答をする(中国、2.25)

■ 国公立大2次試験の前期日程が25日、始まった 広島大には前年度を520人上回る4469人が志願し、倍率は2.7倍となった(中国夕刊、2.25)

■ 超巨大ブラックホールの中心近くからプラズマが光速に近い早さでぐるぐると渦を巻くように噴き出す「宇宙ジェット」と呼ばれる現象を広島大など日米欧の研究チームが解明した 望遠鏡の観測から可視光の偏光の方向が180度回転したことが分かった(朝日、2.26)

■ 国公立大2次試験の前期日程が28日始まった 広島大は県内最多の4321人が受験(中国、2.26)

■ Ya!っぱれ 大学生がつくる東広島情報ページ キャンパスガイド春休み特別企画 春のウォーキングツアー たった半日で広大を丸ごと楽しめる”おトク”なイベントです 3月20日(土)13:00~17:00 【お問い合わせ】広島大学地域連携センター082-424-6134(Cue、2.26)

■ 国公立大2次試験の前期日程で、中国地方12校のうち広島大などの10校は新型インフルエンザの感染拡大に伴う追試験を実施しないことを決めた 受験者から追試験の申請がなかった(中国、2.27)

■ 京都大原子炉実験所の今中哲二助教の研究グループは原爆投下直後に広島で降った「黒い雨」による放射線量を最大50ミリグレイとする調査結果をまとめた 今中助教たちは広島大原爆放射線医科学研究所の星正治教授たちの研究に協力(中国、2.28)

■ 広島大霞キャンパスの薬用植物園園長の神田博史さんは来月限りで市民講座「をちこち遊学塾」に一区切りを付ける(中国、2.28)

■ 今を読む 広島大大学院総合科学研究科教授 吉村慎太郎 「全世界を異郷」としていったん冷静に突き放し、観察することは、日本を、世界を愛することにつながるうえでも不可欠ではないかと思う(中国、2.28)

■ 原爆投下直後、広島郊外に降った「黒い雨」がもたらしたと見られる放射性元素・セシウム137を、広島大などの研究グループが国の援護対象になっている地域外の土から初めて検出した 3月3日から広島大で開かれる研究会で発表される(朝日、2.28)


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