平成22年6月

■ 自動車樹脂部品のダイキョーニシカワは広島大と包括的研究協定を結んだ 共同研究にとどまらず、インターンシップの受け入れなどで人材育成を目指す(中国、6.1)

■ 自動車用樹脂部品大手のダイキョーニシカワと広島大学は自動車部品開発や人材育成などで包括的に協力する協定を結んだ 技術や人材、設備を相互に活用できるようにすることで技術開発力を強化する(日経、6.1)

■ 広島大歯学部は内戦で歯科医が激減したカンボジアから初の留学生クン・ラトビサルさんを迎えた 広島大大学院医歯薬学総合研究科で波止神経を治す「歯内療法」を研究する 「帰国後は大学で、日本の先端技術を教えたい」(中国、6.3)

■ 叙位叙勲 正五位 広島大名誉教授藤井千之助氏(87) 従四位 広島大名誉教授三渡幸夫氏(97)(中国、6.3)

■ 「第5回原爆と戦争展」が広島大学中央図書館で開かれている(プレスネット、6.4)

■ サイエンスカフェin広大病院「地球誕生の秘密~いん石が広島にも落ちてきた!」 19日14時半~15時半広島大学病院入院棟2階レストラン「みどり」(朝日、6.4)

■ 「2009年度大学・研究機関特許資産の規模ランキング」が「パテント・リザルト」から発表された 広島大が09年度の26位から躍進し、7位に入った 大学だけで見ると慶応大に次いで2位(読売、6.4)

■ 福山市教委は鞆町で、重要伝統的建造物群保存地区選定に向けた補完調査を始めた 広島大大学院の三浦正幸教授らによる4チームが1年間現地調査をそれぞれしたうえで保存構想をまとめる(朝日、6.5)

■ 広島大馬術部が開設した練習場と厩舎が10周年を迎えた(中国、6.5)

■ 被爆地広島、長崎が「怒りの広島」「祈りの長崎」と形容される傾向について、その違いが被爆60年後の被爆者アンケートからは読み取れないことが広島大平和科学研究センターの河野徳幸准教授らの分析で明らかになった(中国、6.5)

■ 広島大大学院の中国人留学生朱雯さんが平和記念公園で外国人にボランティアガイドを始めた 原爆資料館の住田達哉主査「外国人観光客との貴重な橋渡し役だ」(中国、6.6)

■ 「原爆と戦争展」が開かれている広島大中央図書館で、市民や被爆者たちの交流会があった 原爆、空爆の被害を受けた2人が当時の状況や原爆の恐怖について証言(中国、6.6)

■ インドネシアの伝統的な大豆の発酵食品「テンペ」が大腸がんの予防に役立つ可能性があることを広島大大学院生物圏科学研究科の加藤範久教授らの研究グループが確認(中国、6.6)

■ 病院の実力 特集「放射線治療」 がんの放射線治療の効果と副作用、最新の治療方法について、広島大病院放射線治療科、永田靖教授に聞いた(読売、6.6)

■ 「大学ブランド食品」を一堂に集めた「第3回小学館『大学はおいしい!!』フェア」が東京新宿・高島屋で開催されている 広島大学は、広島ヤンマー商事と共同開発した「加圧式自動牡蠣蒸し器」を用いた「プレミアムスモークオイスター」などを紹介(日刊水産経済、6.7)

■ 広島県在住の被爆者を親に持ち、1946~73年に生まれた「被爆2世」が少なくとも11万9331人いることが鎌田七男・広島大名誉教授のグループの研究で分かった(朝日、6.8)

■ 広島大病院患者サロン17日午後1時半~2時半、広島大病院入院棟2階 抗がん剤治療中の副作用やその対処法について説明する(中国、6.9)

■ 竹原地区教育推進協議会がJR竹原駅商店街内に自習室をオープンさせた 高校で授業のある平日午後5~8時、広島大の硬式野球部員約60人のうち交代で2人が常駐(中国、6.9)

■ 中区基町の紀伊国屋書店広島店で全国の大学オリジナル商品を集めたイベント「学市学座」が開かれている 広島大が菓子メーカーと共同開発した「せとこまち」などが出品されている(毎日、6.10)

■ 広島大の学長選考会議は9日浅原利正学長が来年3月末で任期満了するのに伴い、選考日程を公示した 学内投票などを経て11月25日に決定する(中国、6.10)

■ 広島労働局は9日、広島大を「子育てサポート企業」に認定 大学の認定は中国地方で初めて(中国、6.10)

■ 広島大学医学部は今年度から、5年生全員が過疎地の病院で約1週間の実習に励んでいる 松本正俊准教授は「一定期間ならここでやってもいいと思う学生が、少しでも増えたら」と期待している(朝日、6.10)

■ 過疎地域の医療を担う人材を育成する大学医学部の講座が中国地方で相次いで開設されている 広島大は広島県から1億6千万円の寄付を受けて「地域医療システム学講座」を開設(中国、6.11)

■ 第4回東広島観光展 26日~7月11日広島大中央図書館「地域・国際交流プラザ」 東広島市の観光スポットを写真パネルやビデオなどで紹介 入場無料(朝日、6.11)

■ 運動神経細胞が侵され全身の筋肉が萎縮する難病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の原因の一つを広島大学の井上秀史教授らの研究グループが解明(朝日、6.11)

■ 広島六大学野球軟式野球連盟春季リーグ戦▽広島大8-4広島国際大(読売、6.13)

■ 生物多様性保全条例を制定した北広島町は11日「生物多様性審議会」を設置、初会合を開いた 審議会は広島大の中越信和教授を会長に選んだ(中国、6.12)

■ 広島大など中国地方の5大学は11日、バイオ関連の技術や特許を米企業にアピールしようと約100社を集め、ニューヨークでセミナーを開催した 広島大の岡本哲治副学長「これまでの大学は"待ち"だったがこれからは"攻め"が必要だ」(中国夕刊、6.12)

■ 広島大名誉教授田中春彦さんが「ひろしま・ハンガリー友好協会」の設立準備を進めている(中国夕刊、6.12)

■ 広島大大学院の特別支援教育実践センターなどは20日、東広島キャンパスで、障害児教育をテーマにしたシンポジウムを開く 参加費500円(中国、6.14)

■ 県学生バスケットボール交流戦秋季リーグ【男子】I部 修道大法92-75広島大、広経大117-82広島大医、広島大81-64修道大経済科学 ▽II部 広島大学教B87-54尾道大、広島県大広島111-60広島大歯 【女子】I部 広島文化学園大90-71広島大医、福山平成大78-46広島大医、広島大92-66福山平成大(中国、6.14)

■ 中国地域の国立5大学は2010年度から3カ年で情報発信、共同研究などの大学間連携事業を推進する(日刊工業、6.15)

■ 思いやりの医療を考える会勉強会「地域で支える」 20日午後1~5時広島大広仁会館 同大保健学研究科講師の石附智奈美さんが「発達障害の特徴と配慮あるかかわり方」と題して話す(中国、6.16)

■ 広島大は地域貢献研究で、来年度分から地域共同型部門を新設する 住民の提案を積極的に受け付け、依頼者と一緒に地域活性化などに取り組む(中国、6.16)

■ 被爆直後の広島に降った「黒い雨」について、広島「黒い雨」放射能研究会が報告書をまとめた 広島大原爆放射線医科学研究所の星正治教授ら約20人が執筆(中国、6.16)

■ 日露の放射線や気象の専門家グループが、「黒い雨」と放射線被曝の関係など最新の研究成果を報告書にまとめた(毎日、6.16)

■ 産学官連携について学ぶため、アルバニア、ウクライナ、モンテネグロの南東欧3か国の行政官5人が「コーポレーションパールスター」を訪れ、広島大との共同商品開発などについて経営陣や広島大の浦辺幸夫教授から話を聞いた(読売、6.16)

■ 「第25回独創性を拓く 先端技術大賞」 【企業・産学部門】広島大・硲隆太(産経、6.17)

■ 発展途上国の子どもに履き古した靴を送っている広島大付属中・高に広島大アメリカンフットボール部、千葉ロッテマリーンズの選手から約50足が届いた アフリカの子どもたちは足が大きいため、高校1年西田さんが知人に相談して募った(中国、6.18)

■ 文部科学省は「教育関係共同利用拠点」認定制度で、広島大学などの4件を選んだ 広島大学では瀬戸内圏フィールド科学教育研究センター西条ステーションが対象(日刊工業、6.18)

■ 広島大は「科学オリンピック」の国内選考の成績をAO入試に一部反映させることを発表(中国、6.19)

■ 原子力事故などが発生した場合、被災地を支援していく国際原子力機関の緊急時対応援助ネットワークに広島大が登録された 浅原利正学長「被曝経験は広島にとって負の遺産だが、前向きに生かして、安全、安心な国際社会へ貢献したい」(読売、6.22)

■ 2011年春、広島大医学部の霞キャンパスの中に医学と工学を連携させたものづくりの研究拠点が新設される 広大副学長の岡本哲治理事「これまで広島市内には産学官連携の拠点がなかったが、顔をつきあわせて研究する場がようやくできる」(日経、6.22)

■ どうする地域医療 参院選前、一線の関係者に聞く 広島大医学部吉栖正生部長「大学医学部の「地域枠」による人材育成を着実に進めていく必要がある。地域で働く医師が増える10年後ぐらまでは、出産や育児などで現場を離れる女性医師を呼び戻すのが効果的だろう。」(中国、6.23)

■ 広島大名誉教授・鳴海元氏 22日、慢性腎不全で死去(朝日、読売、6.23)

■ 広島大大学会館で、造形芸術系コースの学生が制作展「こでまり展」を開いている 25日まで、無料(中国、6.24)

■ Ya!っぱれ けん玉にチャレンジ! 広島大の「ゆかた祭り2010」で「DAMAけん」に教わろう(Cue、6.25)

■ 豚の精液を凍結保存する技術を大分県と広島大の研究グループが開発 凍結した精子での受胎率や生まれる子どもの数は自然交配と同程度という(朝日、6.25)

■ 凍結保存した豚の精液を使った新たな人工授精法を開発したと広島大の島田昌之准教授らが発表 島田准教授「感染症が流行したとき、優良な遺伝資源を保存できる」(読売、6.25)

■ 広島大学大学院生物圏科学研究科の島田昌之准教授たちの研究チームは、豚の凍結精液を使った人工授精法の技術を確立し、近く実用化すると発表 島田准教授「口蹄疫などの伝染病が発生しても、純種の遺伝資源を保持できるようになる」(中国、6.25)

■ 「全国膠原病友の会県支部」は、7月4日、広島市の南区地域福祉センターで「膠原病と上手につき合う力」を開く 広島大病院皮膚科の三原祥嗣医師が講師を務める(中国、6.25)

■ 豚の精子を凍結保存する方法を工夫し、人工授精による出生率を大幅に高めることに成功したと島田昌之広島大准教授と大分県が発表(産経、6.25)

■ 広島大大学院教育学研究科は、「ペスタロッチー教育賞」の本年度の候補を8月31日まで募っている(中国、6.26)

■ ビバ★キャンパス 広島大東広島キャンパスの留学生宿舎「国際交流会館」で学部生や大学院生による日本語講座がある 留学生10人が学んでいる(中国、6.26)

■ 広島大学の西森拓教授と栗津暁紀助教、大学院生の新屋啓文さんは砂丘が様々な形になる現象が単純な二つの連立常微分方程式で成り立つことを発見(日経、6.28)

■ 広島大は「平和構築連携融合事業」の開始記念式典を開いた 国連訓練調査研究所広島事務所、国際協力機構、日本貿易振興機構アジア経済研究所と連携する 山根八洲男副学長「広島が世界の平和の発信地になるよう全力を尽くしたい」(中国、6.30)


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