平成22年7月

■ 広島大法科大学院は来年度入学の「法学既習者コース」(2年コース)の志願者に小論文試験を課さないことを決めた 学内外からの受験を促し、優秀な入学者を確保するのが狙い(中国、7.1)

■ ◆広島・アイルランド交流会例会~最果ての島、アラン諸島をとおして見るアイルランド 11日、南区の留学生会館 広島大総合科学部の桑島秀樹准教授らによる、アラン諸島の映像による紹介と解説と懇親会 2000円、学生1000円(中国、7.1)

■ 広島大医学部の学生9人が広島大付属小を訪れ、6年生に応急処置法を指導した 指導した安藤さん「慌てず対処すれば、助かる命があると伝えたかった。どの子も真剣で、来たかいがあった」(中国、7.1)

■ 市民公開講座「C型肝炎を治そう!~あなたの疑問にお答えします」が5月に行われた 広島大学病院高橋洋一講師「自覚症状はほとんどなくウイルスに感染しているかどうかは血液検査をしなければ分かりません」 広島大学大学院医歯薬学総合研究科茶山一彰教授「インターフェロンとリバビリンを併用することで治りにくい1型高ウイルス量の場合約60%の患者さんでウイルスを駆除できるようになっています」(中国、7.3)

■ 県学生バスケットボール交流戦秋季リーグ 【男子】I部 広島大医83-81広国大東広島 【女子】I部 広島大学教70-68広島大医、安田女大78-65広島大学教(中国、7.5)

■ 中国大学ボクシング新人選手権勝者 【個人】ライトフライ級 宮内帯喜(広島大)(中国、7.5)

■ 東広島市では産業技術総合研究所、東広島商工会議所、広島大、酒類総合研究所が国の補助金を受けてバイオマス研究を進めている 広島大の川﨑信文教授「省庁も研究機関も横の連携が不可欠だ」(中国、7.6)

■ 広島大の理系教員による小中高校生向けの6つの講座「ひらめき☆ときめきサイエンス」が開かれる ★リズムやパターン形成(7月31日)☆ ★生物の多様性(8月1日)☆ ★「地球」とは?(8月7日)☆ ★気球カメラ(8月21日)☆ ★目指せ南極博士(10月16日)☆ ★天文学者になろう(11月20~21日、12月18~19日)☆(読売、7.7)

■ 広島大は「地域貢献研究」の成果発表会を開いた 西村雄郎准教授は昭和地区の住宅団地調査のアンケート結果を報告 地盤調査のデータベース化、黒瀬川でのホタル再生、カキの味の向上
などの報告もあった(中国、7.8)

■ 日本経済新聞社「技術トレンド調査」をまとめた 広島大の彦坂正道特任教授らの、鉄の2~5倍の強度を持つプラスチックの開発が10位(日経、7.8)

■ 「黒い雨」について、広島市は国が「大雨が降った」として援護対象にしている地域を約6倍に拡大するよう求める要望書を労働相あてに提出することを決めた 被爆者ら約37,000人のアンケートを広島大が解析、「大雨地域」の範囲は約6倍になることが分かった(読売、7.9)

■ 広島大病院は「家庭医療専門医」を育てる研修プログラムをスタートさせた 横林医師「患者の年齢や性別、病気の種類にかかわらず何でも相談に乗り、家庭や地域の事情にも配慮できる家庭医師の育成を目指したい」(中国、7.9)

■ 広島、山口、岡山、島根、鳥取の中国地方の国立5大学は岡山市で学長会議を開いた 国の来年度予算の概算要求で国立大学へ教育や研究開発の発展に向けた投資を削らないよう求めることで一致(中国、7.10)

■ 東広島市安芸津町の木谷小の児童が、生物による浸食で消滅の危機にある地元のホボロ島で虫や貝を観察した 広島大の沖村雄二名誉教授たちが指導(中国、7.10)

■ 広島大付属三原中の3年生81人は、平和記念公園で、外国人教員20人を案内した(中国、7.10)

■ 被曝した人たちが思いを文章につづると、女性が肉親に関する被爆体験を重視するのに比べ、男性は核兵器廃絶を強く訴える傾向があることが朝日新聞社の「被曝60年アンケート」をもとにした広島大の研究グループの分析で明らかになった(朝日、7.11)

■ 参院選投票日 政治史の分析を続ける広島大大学院森辺成一さんらに投票の判断基準を示してもらった 「総合的判断を捨てて、選挙後の「部分連合」を視野に入れて考えてみたらどうだろうか。幅広い選択肢の中から一つに絞ってみよう」(中国、7.11)

■ 学園トピックス 広島大の学生や留学生らが北広島町の原東地区で研修合宿に参加、農業、観光などの問題について聞き取り調査をした(中国、7.11)

■ 軟式野球広島六大学春季リーグ最終日 3位広島大7勝6敗1分け(中国、7.11)

■ 広島六大学軟式野球春季リーグ戦 広島修道大が優勝、広島大は3位(中国、7.11)

■ サッカーの全広島選手権決勝大会 準決勝 佐川急便中国2-0広島大(中国、7.12)

■ においを感じにくくなる嗅覚障害 広島大病院耳鼻咽喉科・頭頸部外科の立川隆治医師に症状や治療について聞いた 「家事などの危険を察知しにくく食事も楽しめなくなるなどの影響が出ます。治療はビタミンB12などを内服します。ステロイドの外用薬を嗅上皮に浸透させる治療も行います。風邪も嗅覚障害につながるので、引かないように気をつけましょう」(中国、7.14)

■ 広島市内の5カ所のがん治療連携拠点病院が31日、中国新聞ホールで市民講演会を開く 広島大病院内視鏡外科の岡島正純医師が「がん治療の最前線」と題して話す(中国、7.14)

■ 「大学関西フォーラム」第15回懇話会が6月30日、開かれた 広島大産学・連携センターの戸田常一教授が参加 「大学は地域社会の一員であるべきだ。地域との連携を通じ、新しい教育や研究を発展するきっかけにしたい」(読売、7.15)

■ 広島大病院は、院内保育園の移転新築工事を進めている 広さを約2倍にして定員も増やす 越智光夫院長「女性医師の割合が増える中、離職防止の観点からも育児支援を進めたい」(中国、7.15)

■ 広島大の学生と地元の福祉団体の関係者の交流会が13日あった ボランティア活動を支援する学生サークル「V-pro」が相互理解を深める目的で開いた(中国、7.15)

■ 庄原市を襲った16日夕の雨は梅雨前線の影響ではなく「ゲリラ豪雨」だったとの見方が強まっている 広島大大学院の海堀正博准教授「梅雨前線の雨に加え、非常に強い雨が一気に降り地盤のゆるみが急速に進んだ」(中国、7.18)

■ 広島大GPSCセンターは日米の教員養成現場での課題や展望を話し合うフォーラムを開いた(中国、7.18)

■ サッカー中国大学リーグ第6節 広島大(勝ち点13)2-1福山大(勝ち点8)(中国、7.19)

■ 県学生バスケットボール交流戦春期リーグ【男子】I部 広島大学教A102-86広国大東広島 ▽II部 広島大歯67-56呉高専 福山大81-75広島大教B 【女子】I部 広島大81-55修道大 文教女大73-51広島大学教(中国、7.19)

■ 広島市安佐北区口田南のアマチュア天文家坪井正紀さんが超新星を発見 広島大宇宙科学センター「爆発して初期の段階。まだ明るくなる可能性がある」(中国、7.21)

■ ゲリラ豪雨のメカニズムや今後の対策などを広島大の川原能久教授に聞いた 「地形的な原因と、上空の寒気が複合的にからみ、雨を猛烈に降らしたのだろう。住民が危険な雲を見かけたら通報するなどの対応をシステム化し、迅速に避難できるようにしていく必要があるだろう」(読売、7.23)

■ 広島発ベンチャー企業のスリーブラケッツは矯正治療で抜いた歯を冷凍保存し必要に応じて本人に移植する「歯の銀行」の技術を韓国の慶北大学に提供する(中国、7.23)

■ 広島大学中国留学生学友会主催の上海万博写真展が8月1日まで同大中央図書館で開かれている(プレスネット、7.23)

■ 県ウオーキング協会の設立総会が23日、広島市中区の鯉城会館であった 会長にスポーツ健康科学にくわしい広島大名誉教授の渡辺和彦氏を選出(中国、7.24)

■ 四国乳業は歯周病の予防効果があるとされる菌を使用したヨーグルト「8020シリーズ」を発売する 菌は広島大大学院医歯薬学総合研究科の二川浩樹教授が発見した「ラクトバチルス・ラムノーザスKO3株」(日経、7.24)

■ 電気推進システムを採用したスーパーエコシップ(SES)が注目を集めている SES実用船第1号みやじま丸では広島大が船体構造の研究・実験などに協力した(中国、7.25)

■ ビバ★キャンパス 広島大情報メディア教育研究センターの中村純教授は5月末にパレスチナを訪れ、パンフルートの仲間と一緒に学校や教会などで平和の音色を響かせた(中国、7.25)

■ 県学生バスケットボール交流戦春季リーグ【男子】I部 修道大経済科学91-90広島大教A、修道大経済科学87-67広島大医、修道大法93-84広島大医 ▽II部広島大歯55-52広島大学教B 【女子】I部 広島大125-55広島大医(中国、7.26)

■ が鞆町の重要伝統的建造物群保存地区選定を目指し、研究者に委託して補完調査を進めている 広島大大学院の三浦正幸教授「古くから栄え続け、しかも昔の姿をよくとどめている。白川郷、奈良市に並ぶ日本三大町並みといえる」(中国、7.27)

■ 「『日本漢詩』日中シンポジウム」が福山銀河孔子学堂で開かれた 広島大の佐藤利行教授は、日本では奈良、平安時代から漢詩が読まれ始めたことや、日本独自の漢詩文化について説明(読売、7.28)

■ エネルギー・環境教育フォーラム「教師力アップ研修会」31日、ホテル八丁堀シャンテ 広島大名誉教授の田中春彦さんの講演「エネルギー・環境教育活動の実践~国内外での教育協力活動の経験をもとに」などがある(中国、7.29)

■ 広島大の浅原利正学長は定例記者会見で、IAEAの天野之弥事務局長が広島大原爆放射線医科学研究所などを視察することを明らかにした 浅原学長「被爆地ヒロシマの大学としてIAEAへの貢献を強めたい」(中国、7.30)

■ 「広大」をお土産に 広島大の研究成果をもとに開発されたユニークな商品たちをご紹介(Cue、7.30)

■ 広島大はIAEAの天野之弥事務局長が8月6日に広島大緊急被ばく医療推進センターなどを視察すると発表 浅原利正学長「事故発生時に、本学がどういった援助ができるのかを詳しく知ってもらえるいい機会。最大限に活用してもらって、社会貢献につなげたい」(読売、7.30)

■ 広島市の平和記念講演にある碑文「安らかに眠って下さい 過ちは 繰り返しませぬから」を考案、揮毫した故雑賀忠義・広島大教授が原文と英訳文を毛筆で併記した色紙などが民家で見つかり、広島市公文書館に寄贈された(毎日、7.31)


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