平成22年10月

■ 秋の全国交通安全運動最終日の30日、JR西条駅前で、広島大、広島国際大、近畿大工学部の学生30人が街頭キャンペーンを行った(読売、10.1)

■ 広島大で科学オリンピックの成績を選考対象としたAO入試の最初の合格発表があり、理学部生物科学科に2人が決まった(読売、10.1)

■ 料理に不慣れな学生でも安く簡単に作ることができ、栄養もあるレシピは- 広島大保健管理センターの管理栄養士河内桂子さん「タンパク質が取れてボリュームがあるのは『厚揚げのねぎみそはさみ焼き』。2品目は、野菜がたっぷりの『キャベツとベーコンのおいしいスープ』」(中国、10.1)

■ 広島大の小林亮教授たちの研究が交通計画部門でイグ・ノーベル賞を受賞 鉄道駅に見立てた餌を配置した容器に粘菌をおいて観察 粘菌は鉄道網のような効率的なネットワークを作った(中国、10.2)

■ イグ・ノーベル賞の授賞式が30日、ハーバード大で開かれ、公立はこだて未来大の中垣俊之教授、広島大の小林亮教授たち9人が「交通計画賞」を共同受賞 「真正粘菌」が輸送効率に優れたネットワークを形作るとの研究(毎日、10.2)

■ 野球の広島六大学秋季リーグ第5周第1日 近大工7-0広島大(中国、読売、10.3)

■ 野球の広島六大学秋季リーグ第5周第2日 近大工4-0広島大(中国、10.4)

■ 「マツダ研究助成」の、広島大の研究者への贈呈式があった 太陽光を吸収しやすい新素材を開発する理学研究科の安倍学教授、スチール版の強度を保って加工する技術を体系化する工学研究科の浜崎洋介助教、省エネ型デジタル回路を研究する同研究科の中本晶由助教の3人(中国、10.6)

■ 中国経済産業局は鋼鉄スラグを活用した環境ビジネスの育成策を検討する有識者会議「海の再生ニュービジネス創出プロジェクト推進フォーラム」を設立 座長に岡田光正広島大大学院教授(環境化学工学)が就いた(中国、10.6)

■ 広島大学生プラザで10年度後期同大国際センター留学生事業合同開校式があった 留学生22人が新生活をスタート 佐藤利行・国際センター長「交流を通じて国際感覚を養うと同時に、日本人が地球市民としての感性を培うきっかけになって欲しい」(日経、10.7)

■ 広島市中区の原爆資料館は8、9日、被爆体験講話会を開く 9日は10歳で被爆した広島大名誉教授の北川健次さんが体験を語る(中国、10.8)

■ 第23回日経ニューオフィス賞中国ブロック表彰式8日、あった 中国ニューオフィス特別賞を広島大・中央図書館が受賞(日経、10.9)

■ 「温暖化に挑む-環境シンポジウム」が9月23日開かれ、広島大大学院国際協力研究科教授の中越信和氏らが討論した 中越氏「『低酸素社会を設計する国際環境リーダー育成』プログラムに取り組んでいる。先進国と途上国が協力して技術力を生かすべきだ」(中国、10.9)

■ 美術家岡本太郎と民俗学者宮本常一の足跡を通じて里山文化を再発見するシンポジウムが庄原市西元町である 広島大総合科学部生物圏科学研究科助教の佐々木晶子さんらがパネル討論する(中国、10.9)

■ 東広島市の武田高の1年生207人が県内の7大学の教授たちから特別授業を受けた 広島大大学院理学研究科の菊池裕教授は脳が発達する仕組みを解説「幼児期からの知的好奇心をかき立てる環境が重要」(中国、10.9)

■ 広島六大学野球 広島大2-1広島国院大(毎日、読売、中国、10.11)

■ 広島大が中国人留学生の獲得に力を入れている 全留学生1062人のうち、574人が中国人 広島大国際センターの佐藤利行センター長「日本から学ぶだけでなく、日本の学生に刺激を与えて欲しい」(中国、10.11)

■ 地域力について広島大大学院の林孝教授にインタビュー 「地域力を回復させるきっかけの一つはあいさつです。その後、互いに話をする関係へ発展するといいですね。知り合いが増えれば、暮らしやすい平和な地域につながります。」(中国、10.11)

■ 出雲全日本大学選抜駅伝が11日、行われた 早大が優勝を果たした 初出場のの広島大は最下位の22位に終わった 広島大の1区衣松英亮「レベルの差をしっかり受け止め、最下位脱出を目指す」(中国夕刊、10.12)

■ 野球の広島六大学秋季リーグ第6周第2日 広島大8-6広国院大 広島大は勝ち点3で3位が確定(中国夕刊、10.12)

■ 「イグ・ノーベル賞」の今年の「交通計画賞」に、中垣俊之・公立はこだて未来大教授、小林亮・広島大教授ら9人の真性粘菌を用いた研究が選ばれた 小林教授「人間だけに知性があるというキリスト教圏の観念を覆す感じが受けたのでは」(毎日、10.13)

■ 公立世羅中央病院と世羅町、広島大大学院が共同で取り組む高齢者の疾病予防研究が本格的にスタート 公立世羅中央病院は町民への肺炎球菌ワクチンの接種を始めた(中国、10.14)

■ FMちゅーピーの健康応援団 広島大学病院呼吸器外科教授 岡田守人 「肺がんは増加傾向にあり、がん死亡率では第1位です。内視鏡を用いた手術で身体への負担の軽減を図っています。」(Cue、10.15)

■ 松尾雅嗣・広島大名誉教授、15日、すい臓がんのため死去(中国、10.16)

■ 広島大総合博物館は学内にあふれる豊かな自然を利用してゲームをするイベントを開いた 10家族26人が参加(読売、10.17)

■ イグ・ノーベル賞の授賞式が1日あり、広島大大学院の小林亮教授と伊藤賢太助教の研究グループが選ばれた 伊藤助教「人間が計算を重ねて築いた鉄道網を、脳のない粘菌が本能で導きだすのだから面白いでしょう」(中国、10.17)

■ 「酒どころ」の水質を守ろうと東広島市の酒蔵関係者や広島大の学生たち約290人が地下水の水源地である龍王山で間伐の手入れなどに汗を流した(中国、10.18)

■ 第10回みんなの新聞コンクール 「ジュニア新聞」最優秀賞 藤山芙有子(広島大付属東雲小4年) 「新聞切り抜き作品」最優秀賞 豊田真衣(広島大付属三原小4年) 「ファミリー新聞」最優秀賞 伊藤雄太(広島大付属三原小6年)(中国、10.19)

■ 広島六大学野球 近大工学部が4季ぶり39回目の優勝 広島大は3位(毎日、10.19)

■ エチゼンクラゲの来襲 広島大学大学院生物圏科学研究科教授上真一「広島大学のクラゲ研究チームはエチゼンクラゲの発生規模の予測を行っています。大量発生する原因を解明する糸口はポドシストにあるのではないかと見ています」(神奈川新聞、10.19)

■ 来年3月末の任期満了に伴う広島大学長選で、学内推薦があった約20人のうち現職の浅原利正氏以外は全員が推薦を辞退したことが大学の教育研究評議会で報告された 浅原氏が再選される公算が大きい(中国、10.20)

■ 日本地震学会の秋季大会が27~29日、広島国際会議場で開かれる セミナーでは奥村晃史・広島大大学院教授が、中国地方の活断層の現況と、活断層が動いた場合に予想される被害を解説する(朝日、10.20)

■ 第42回全日本大学駅伝対校選手権大会に出場する広島大の選手と監督が20日、朝日新聞広島総局を訪れ、抱負を述べた 3年衣松英亮「去年の悔しさがある。一つでも順位を上げたい」(朝日、10.21)

■ 広島大学文学研究科リテラカフェ「坂本龍馬はヒーローだったか?」 11月13日15時~16時、広島大学病院入院棟2階レストラン「みどり」(朝日、10.22)

■ 東広島映画祭が23日夕から24日早朝までフジグラン東広島3階のT・ジョイ東広島である 広大生が中心の実行委員会主催(中国、10.22)

■ 広島労働局は新卒者就職応援本部を設置した 応援本部は労働局や県教委、県商工会議所連合会や広島大など約20団体で構成(中国、10.24)

■ 東広島市志和町の志和堀公民館が文部科学省の「優良公民館」に選ばれた 広島大の外国人留学生を招いた英語教室なども企画している(中国、10.25)

■ バレーボール中国大学秋季リーグ第4日【男子1部】島根大3-1広島大 【女子1部】広島大3-0島根大、広島大3-0山陽学園大(中国、10.25)

■ 県学生バスケットボール交流戦秋季リーグ【男子】▽I部 広経大103-83広島大学教A、修道大法A93-83広島大医 ▽II部 県立広島大A87-46広島大歯、広島大法経83-77県立広島大A(中国、10.25)

■ 東広島市の広島大周辺で発生する自転車盗難の被害が9月末現在で106件に上り、昨年同期比の約1.4倍に増えている 106件のうち、広島大キャンパス内では33件(中国、10.26)

■ 日本地震学会は公開セミナー「広島周辺の被害地震-これまでとこれから」を20日、広島YMCAホールで開く 広島大大学院の奥村晃辞教授が講演する(中国、10.26)

■ イソギンチャクやサンゴの最古の祖先の化石を広島大大学院理学研究科の安井金也教授や京都大、中国の西北大などの共同研究チームが発見 安井教授「イソギンチャクなどの起源は不明だったので意義は大きい。進化の過程をつかむ手がかりになる」(中国、10.27)

■ 広島大の浅原利正学長は27日の定例記者会見で、来年3月の学長選で学内唯一の推薦候補となり、再選の可能性が高いことについて「選挙が終わっていないためコメントできない」と述べた(中国、10.28)

■ 靴下製造のコーポレーションパールスターは、ゴムを使わなくてもずれにくいよう工夫した靴下を本格発売 広島大と共同開発 くるぶしの周辺を固定する独自の編み方を採用(中国、10.28)

■ 文部科学省は「先端研究施設共用事業」について、事業化調査として採択した5件のうち広島大学自然科学研究支援センターの生命化学システムなどの2件の継続を決めた(日刊工業、10.29)

■ 「臨床研修制度」で2011年度に大学病院で研修する人の割合が47.9%と過去最低になることが分かった 募集定員に対する充足率は広島大では91.4%(中国、10.29)

■ 広島大は11月6日、卒業生や元教職員、在学生たちが交流する「ホームカミングデー」を開く サタケメモリアルホールで、小泉武夫東京農工大名誉教授、尾道市因島出身の俳優東ちづるさんが講演 ホール前広場では物産展がある 各学部や大学院は研究成果の発表会や意見交換会などを開く(中国、10.30)

■ 来年3月末の任期満了に伴う広島大学長選で、学長選考会議は唯一推薦された現職の浅原利正氏以外に候補者を追加推薦しないことを決め、浅原氏の再選が内定 大学教職員組合幹部は浅原氏の出身の医学部と同じ霞キャンパスの集票力を挙げ、「ほかの推薦候補が尻込みしたのではないか」と指摘(中国、10.30)

■ 広島大の渡辺和彦名誉教授がスポーツ科学教室を広島大産学・地域連携センターで開いた 西条農高の野球、陸上部員にランニングや投球フォームについて「体格や筋力は個人差があり、重心も異なる。自分にあった形を見つけることが大切」と解説(中国、10.30)

■ 呉市安浦町で11月27、28日、「シシ垣サミット」が開かれる 佐々木昭広島大大学院教授たちが安浦のシシ垣の歴史や現状などを報告する(中国、10.31)


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