平成23年9月

■ 広島大学大学院医歯薬学総合研究科の森信繁准教授らの研究グループは、うつ病患者に特有の血中たんぱく質の構造パターンを発見した。成果は、米科学誌「プロス・ワン」電子版に掲載された(日刊工業、9.1)

■ 広島大の研究チームは31日、波や潮流を利用して発電する装置を試作し、同大東広島キャンパスで実験を始めた。多様な波を受け止めるのに適したカキいかだをヒントに開発。福島第1原発事故で自然エネルギーに注目が集まる中、海洋での実用化を目指す(中国、9.1)

■ 広島大学文書館と広島県立文書館は15日、「災害などの発生に伴う史・資料保護に関する相互協力協定」を締結する。調印式は15日、広島大東広島キャンパスで行う(日刊工業、9.1)

■ 広島大工学部卒業後、交通遺児育英会職員になった異色の経歴を持つ政治家、藤村修氏の官房長官への就任が内定した(中国、9.2)

■ 府中市の伊藤吉和市長は、来年4月に発足する地方独立行政法人「府中市民病院」の理事長について、広島大、岡山大のいずれかから迎え入れる方針を示した(中国、9.2)

■ 野田内閣の顔触れ 官房長官・藤村修 厚労副大臣、党幹事長代理。広島大卒(中国夕刊、9.2)

■ 官房長官に内定した藤村修衆院議員は広島大卒業後、交通遺児育英会の職員などを経て、93年の衆院選で日本新党から立候補し初当選、現在6期目(毎日、9.2)

■ 戦争末期、人間魚雷「回天」の訓練中に事故死した学徒兵の和田稔さんを追悼し平和を祈願する碑が、遺体の漂着地点に近い山口県上関町白井田で除幕された。碑は、白井田出身の画家で広島大名誉教授の難波平人氏と長男で彫刻家の章人氏によってデザインされた(朝日、9.2)

■ 産学官にわたりグローバルに活躍する博士を育成する、先端的な大学院教育プログラムとして、文部科学省が2011年度に始めた「博士課程教育リーディングプログラム」に関して、各類型合計で17件の枠に対し63大学101件の応募があった。広島大学は複数の類型合わせて3件の応募(日刊工業、9.2)

■ 帝釈峡遺跡群のひとつである帝釈大風呂洞窟遺跡の発掘調査を担当した広島大が発表を行った。遺跡から縄文時代後期の炉跡や動物の骨などが出土し、今後、さらに下層の調査で、旧石器時代の本格的な遺物発見につながるのではと期待される(産経、9.3)

■ 野田内閣17閣僚横顔 官房 藤村修・交通事故で親を亡くした子どもの奨学募金活動を始めたのが、政治を志した原点。外務、厚生労働の副大臣を経験したが、専門は教育政策(読売、9.3)

■ 野田内閣閣僚の横顔 官房 藤村修・野田佳彦首相とは1993年衆院選で日本新党から政界入りした初当選同期。初入閣ながら官房長官に抜てきされた(中国、9.3)

■ 日本文化などの研修で東広島市を訪れているトルコのチャナッカレ大の学生と広島大の学生が2日、同市鏡山のひろしま国際センターで酒造りや寺社などの文化についての意見交換をした(中国、9.3)

■ 野田内閣の官房長官に、広島大工学部出身で前民主党幹事長代理の藤村修さんが就任した。広島大自動車部の後輩らから期待の声が相次いだ(中国、9.3)

■ 文部科学省の「脳科学研究戦略推進プログラム」で、うつ病の新しい診断・治療法を開発する国の研究委託事業に、広島大学などでつくる研究チームが選ばれた。客観的なデータによる診断や治療を目指す(朝日、9.3)

■ 民主党と国民新党による野田連立内閣が2日、正式に発足した。広島大出身の藤村修・前民主党幹事長代理が官房長官に起用された(朝日、9.3)

■ 野田内閣の官房長官・藤村修氏は、学生時代に、交通遺児の作文を読んで実情を知って以来、親を亡くした子どもたちの支援がライフワーク。あしなが育英会の副会長としてかかわってきた(朝日、9.3)

■ マレーシアから留学中に広島原爆で被爆し、ひと月後に京都で亡くなったサイド・オマールさん。命日の3日、当時在学していた広島大の職員や京都の関係者らが、墓がある円光寺を訪れ、墓前で手を合わせた(朝日、9.4)

■ 呉市が全国に先駆けて取り組んだ小中一貫教育の導入から10年余りがたった。いじめや暴力行為の減少などの成果が上がっている一方、教員が小中学校を行き来する「乗り入れ授業」の展開が、教員の負担増を招いているとの声も上がった。広島大大学院教育学研究科の小原友行教授は「学校の実情に合わせて教員の負担にならない工夫ができるはず」と話す(中国、9.5)

■ 広島大学は7日、大阪市の大阪商工会議所で、ライフサイエンス分野の「広島大学新技術説明会」を開く。科学技術振興機構(JST)との共催(日刊工業、9.5)

■ 広島大生物生産学部の学生4人が5日、世羅町のナシ農園2カ所でインターンシップを始めた。世羅町と広島大は、2008年に農業や福祉などで連携する包括協定を締結。町は毎年、インターンシップを受け入れている(中国、9.6)

■ 広島市などが進める広島大本部跡地の再開発が停滞している。跡地内で独立行政法人と市のそれぞれの所有地を交換し合い、民間参入を促す計画だが、立木の移転や造成など数億円かかる費用をどう分担するかが問題となっている(中国、9.6)

■ 10月16日に日刊工業新聞社大阪支部セミナー会場で開かれる紛体材料設計入門講座は受講者を募集している。講師 広島大学大学院工学研究院、奥山牧男教授ほか。日刊工業新聞社主催(日刊工業、9.6)

■ 広島大は、福島の原発事故後の復興に貢献する専門家を育成するプログラム「放射線災害復興学」を開設する。来年10月のスタートを目指し、新たに広島大の大学院に進学する10人程度を募集する(産経、9.6)

■ 電気ショックを与え、心臓の動きを取り戻す自動体外式除細動器(AED)。突然目の前で人が倒れたとき、AEDが必要かどうかをどう判断すればいいかについて広島大病院の谷川功一教授は、「倒れた人が息をしていなかったり、胸を押さえて苦しんでいたりすれば心臓の病気を疑う必要がある」と話す(中国、9.7)

■ 来春の国公立大学入試 広島大学【前】2月25、26日【後】3月12日、13日(読売、9.7)

■ 広島六大学軟式野球連盟秋季リーグ戦 広島大4-2県立大庄原(読売、9.8)

■ 旧ソ連のチェルノブイリ原発事故の被災者医療や広島の被爆者の治療に長年従事する医師武市宣雄さんがこれまでの研究活動をまとめた「放射線被曝と甲状腺がん-広島、チェルノブイリ、セミパラチンスク」を出版した。広島大原爆放射線医科学研究所の星正治教授、同大大学院の安井弥教授との共著(中国、9.8)

■ 福島第1原発事故を受けて県医師会は小冊子「知っておきたい放射線の正しい知識」を発行する。広島大原爆放射線医科学研究所の神谷研二所長が監修(中国、9.8)

■ 法務省は8日、法科大学院修了者を対象にした2011年の新司法試験の合格者を発表した。合格率は、前年の25.4%を下回る23.5%となり、5年連続で過去最低を更新した。広島大からは、受験者数80人の内、10人が合格(朝日、9.9)

■ 法務省の司法試験委員会は8日、法科大学院74校の修了生を対象にした今年の新司法試験の合格者を発表した。合格率は23.54%。新司法試験の開始以来、合格率は5年連続で過去最低を更新した。広島大からは、80人の受験者の内、10人が合格(読売、9.9)

■ 法務省は8日、法科大学院修了者を対象とする2011年新司法試験の合格者2063人を発表した。全74校の内上位20校で合格者の78%を占めるなど法科大学院の質の二極化が顕著になった。広島大の合格率は13%となり全国平均を下回った(中国、9.9)

■ 広島市の広島YMCA国際文化ホールで10日、膵臓がんについて学ぶ市民公開講座があった。講座はNPO法人広島がんサポートや中国新聞社などが主催。講師を務めた広島大病院病態制御外科の村上義昭准教授は、他の臓器への転移など状況に応じた治療の必要性を強調した(中国、9.11)

■ 広島大学は、広島大学産学官連携推進研究協力会(浅原利正会長=広島大学学長)の会員数が目標としていた100社・団体を達成したことから、16日に設立総会を開き、本格的な活動を始める。同研究会は地域産業の活性化や新産業創出への貢献を目的に2010年11月に設立された(日刊工業、9.13)

■ 中国新聞の報道の在り方を、社外の有識者とともに考える「読者と報道委員会」の第29回会合が7日、広島市の中国新聞ビルであった。フリーアナウンサーの中司弘子氏は、「広島大が7月まで、避難者に対する内部被曝線量の検査を断っていたことに疑問を感じた」として、広島大の支援を検証する必要があると述べた(中国、9.13)

■ 2011年度全広島サッカー選手権決勝大会 広島大2-1サンフレッチェ広島FCユース、広経大4-1広島大(読売、9.14)

■ 第65回中国五県陸上競技対抗選手権大会兼第96回日本陸上競技選手権大会中国地区予選会 棒高跳び:2位・萩原翔(広大樟柳ク)、やり投げ:2位・桑田和佳(広大樟柳ク)(読売、9.14)

■ 広島県内の大学生が東日本大震災の被災地支援のボランティアに乗り出している。広島大では学生有志が6月、ボランティア組織「つながり隊」を結成。今回は約20人が仙台市の仮設住宅で、高齢者と一緒に小物作りやお好み焼きを振る舞うなどして寄り添う(中国、9.14)

■ 広島県や広島市などでつくる放射線被曝者医療国際協力推進協議会(HICARE)と国際原子力機関(IAEA)は広島国際会議場で11月23、24日、放射線の人体への影響などを考える国際シンポジウムを開く。23日に広島大病院高度救命救急センター長の谷川功一教授が「福島第1原発事故災害に学ぶ」と題した特別講演を行う(中国、9.14)

■ 知覚過敏(8月24日掲載)について、読者から寄せられた質問に、広島大病院歯科保存診療科の藤井理史医師に答えてもらった(中国、9.14)

■ 国公立大入試要項 広島大:2月25・26日、3月12・13日(中国、9.15)

■ 体内のペースメーカーなどの導線をレーザーで除去する装置を、広島大病院が県内で初めて導入した(中国、9.15)

■ 広島大の震災復興支援ボランティアグループ「OPERATIONつながり」のメンバーや留学生ら22人が14日、東日本大震災の被災地でのボランティア活動のため出発した。仙台市の仮設住宅などで20日まで、子どもたちの学習支援やお年寄りの話し相手になるなどのサポートをする(朝日、9.15)

■ 東日本大震災で、津波で多くの文書がぬれるなどして修復が困難になったことを受けて、県立文書館と広島大文書館は15日、災害時に協力して文書を保護する協定を結んだ(読売、9.16)

■ 電気自動車(EV)の課題となっている省電力と最大走行距離の延長を両立するため、部品の軽量化に向けた取り組みが行われている。広島ではマツダや地場メーカーが広島大学と自動車分野の研究で提携するなど、産学官で協力の輪が広がっている(日経、9.16)

■ 国連訓練調査研究所(ユニタール)広島事務所などと取り組む平和構築連携融合事業の一環として、広島大は18、19日の両日、東日本大震災の被災地の復興や海外の紛争地の平和構築の在り方を考える国際会議を広島市中区の広島国際会議場で開く(中国、9.16)

■ 国の絶滅危惧種ミヤジマトンボの保護管理連絡協議会は15日、国内で唯一の生息地である宮島で現地調査した。新メンバーの広島工大工学部の上嶋英機教授と広島大の関太郎名誉教授に、協議会の会長らが、生息地の現状を説明した(中国、9.16)

■ 【広告】広島大学こころの相談室:職場のストレス、人間関係や家族関係のなやみなど、さまざまな心のご相談に対して、相談員が臨床心理学の専門的立場からサポートいたします。広島大学大学院教育学研究科附属心理臨床教育研究センター(中国新聞 Cue、9.16)

■ 【広告】広島大学臨床評価・予防医学プロジェクト研究センターでは、健康食品、健康飲料の効果を明らかにするため、臨床試験を行うモニターを募集しています(中国新聞 Cue、9.16)

■ 日本新聞協会のNIE実践指定校に認定されている東広島市の造賀小で16日、教育研究会が行われ、全校児童88人が学年ごとに自作の新聞の発表などをした。広島大大学院教育学研究科の小原友行教授もNIEをテーマに講演を行った(中国、9.17)

■ 広島市の中国新聞ビルで17日、最先端のがん治療について学ぶ市民公開セミナー「がん先進医療の可能性を求めて」があった。広島大大学院医歯薬学総合研究科の大段秀樹教授らによる講演が行われ、約500人が参加した(中国、9.18)

■ 第50回中国合唱コンクールが17日、岡山市の岡山シンフォニーホールで2日間の日程で始まった。【大学の部】銀賞=広島大コール・ビビッド、広島大ヴォーカルアンサンブルDADAN(朝日、9.18)

■ 広島市の広島国際会議場で18日、東日本大震災からの復興や、海外の紛争後の平和構築について考える国際会議「災害からの平安」が始まった。広島大と東京大が平和構築連携融合事業の一環として共同で主催し、広島大原爆放射線医科学研究所の星正治教授らによる発表、報告が行われた(中国、9.19)

■ 広島六大学野球秋季リーグ、広島大4-3広経大(中国、9.19)

■ 大竹市教委が広島大に委託して進めている市重要文化財「和田家文書」の目録調査が大詰めを迎えている。資料は旧小方村の庄屋で割庄屋だった和田家に残る江戸時代後半から明治時代初めの文書類で、点数は1万2千点に上る(中国、9.20)

■ 広島大の竹田一彦准教授らの研究グループは、化学反応を使って放射線量を測る「化学線量計」で、従来の100倍以上の感度となる毎時40マイクロシーベルトの検出限度を持つ手法を編み出した。研究成果は、英科学誌電子版ネイチャー・コミュニケーションズに発表(日刊工業、9.20)

■ 広島大学とJFEスチールは20日、包括的な研究協力の協定を結んだと発表した。鉄鋼製造の副産物で、サンゴや貝と同じ炭酸カルシウムを主成分に持つ鉄鋼スラグを利用して海などの環境改善を目指す(日経、9.21)

■ 広島大とJFEスチールは20日、鉄鋼スラグの特性や活用策について共同研究を進める包括協定を結んだ。スラグの持つ海水浄化効果の科学的に検証し、環境改善に生かす(中国、9.21)

■ 広島大大学院で、がん治療薬の開発につながる可能性のあるタンパク質の研究に打ち込む森田真規子さんが、優れた成果を挙げた若手の女性研究者をたたえる本年度の「ロレアル-ユネスコ女性科学者日本奨励賞」を同大で初めて受賞した(中国、9.21)

■ 35歳以上の約8割が口臭の主な原因となる歯周病の疑いを持つとされている。口臭はどう防ぎ、どう治療すればよいのか。広島大病院歯周診療科の応原一久医師に話を聞いた(中国、9.21)

■ 厨房設備機器を手掛けるファミーユが広島大大学院と共同研究した油の劣化度合いを電気で測定する「レッカミール」が今年4月から販売されている。油の交換時期の適切な判断が可能となり、コスト削減にもつながることから、複数の大手メーカーから引き合いがあるという(中国、9.22)

■ 竹屋範英氏(たけや・のりひで=広島大名誉教授)20日、防府市の病院で死去。82歳(朝日、中国、9.22)

■ 広島大歯学部5年の高才東さんの歯周病予防に関する研究が、日本歯科医師会主催の学生研究大会で1位に選ばれた。高才さんは、牛乳などに含まれる糖タンパク質「ラクトフェリン」の歯周病予防への効果について実験した成果を発表(中国、9.22)

■ 北広島町大朝地域に自生する国の天然記念物テングシデ群落について、広島大大学院の中越信和教授に学んでいる地元の新庄中1年生が21日、希少性などを案内する看板を群落の近くに立てた(中国、9.22)

■ 呉市の大和ミュージアムで10月22日、広島大主催のリレー講演会「地震とは?放射線とは?東日本大震災をよりよく理解するために」が開かれる。広島大大学院の研究者らによる講演が行われる(読売、9.22)

■ 三好喬氏(みよし・たかし=広島大名誉教授)21日、千葉市の自宅で死去。87歳(朝日、中国、読売、9.23)

■ 日本建築学会の農村計画委員会のメンバーたちが、23日に東広島市の広島大キャンパスで開かれるシンポジウム「農村再生への組織づくりを考える」を前に、同市の自治組織「共和の郷・おだ」を視察し、少子高齢化が進む集落を維持するための先進的な取り組みについて学んだ(中国、9.23)

■ 広島大で22日、9月に卒業する留学生が増えている事を受けて全学合同では初めての秋季卒業式があった。8学部、11大学院研究科の221人が巣立った(中国、9.23)

■ 高齢化に伴って増大する日本の医療費を抑制するために、ジェネリックの利用促進や生活習慣病の予防が課題となっている。全国健康保険協会では、国民病ともいわれる糖尿病の病状が進んだ加入者に対して、広島大大学院の教授が考案した食事や運動などの生活指導プログラムを使用するなど、研究機関とも連携した事業モデルを確立する試みが行われる(中国、9.23)

■ 山口国体サッカー成年男子の部 広島県選手団名簿:金子拓平、中野悠里、宮原大輔(以上広島大)(中国、9.23)

■ 第66回国民体育大会「おいでませ!山口国体」、広島県選手団名簿【サッカー】成年男子の部:金子拓平、中野悠里、宮原大輔(広島大)【テニス】成年男子の部:平岡晃信(広島大)(読売、9.23)

■ 【広告】市民公開講座「C型肝炎は治せる時代へ!」、10月16日、広島国際会議場「ヒマワリ」。講師:広島大学病院 病院長・茶山一彰先生、県立広島病院消化器内科部長・北本幹也先生(中国、9.24)

■ 約2万人が学生生活を送る東広島市で、市が広島大と近畿大工学部の学生にアンケートを実施したところ、酒蔵通りを訪れたことがない学生が47.5%を占めることが分かった。市商業観光課は、「酒蔵通りでの学生の活動を後押しすることで活気ある観光地にしたい」と話す(中国、9.24)

■ 3月に起きた東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)は、岩手県から茨城県沖まで400キロ以上に及ぶ「海底活断層」が引き起こした可能性があるとの調査結果を、東洋大や広島大などの研究グループがまとめた。調査結果は、日本地理学会で24日に発表する(中国、9.24)

■ 第43回全日本大学駅伝対校選手権大会の中国四国地区選考会が23日、庄原市の道後山高原クロカンパークであった。広島大学が1位となり、全国大会に5年連続9回目の出場を決めた(朝日、9.24)

■ 第29回全日本大学女子駅伝対校選手権大会の中国四国地区予選会が23日、庄原市の道後山高原クロカンパークで開かれた。広島大は6位だった(読売、9.24)

■ 東広島市で10月8、9日にある酒まつりをPRするため、まつりの歩みを振り返る企画展が24日、広島大東広島キャンパスの中央図書館で始まった。10月16日まで(中国、9.25)

■ 「原爆の子」で知られる教育学者の長田新が1951年5月に第10回日本教育学会で、有志が世界に向けて訴えた「平和の呼びかけ」の原稿が27日、広島大に寄贈される(朝日、9.25)

■ 広島六大学軟式野球連盟秋季リーグ戦、24日・広島国際学院大球場、広島大2-1広島修道大(読売、9.25)

■ 野球の広島六大学秋季リーグ、第4週第2日、近代工4-2広島大(中国、9.26)

■ 石原秀雄氏(いしはら・ひでお=広島大名誉教授)21日、千葉県の病院で死去。83歳(中国、9.27)

■ 広島大付属小で26日、劇団四季の俳優6人が訪れ、6年生80人に日本語を美しく話すための発声法を教えた(中国、9.27)

■ 福島第1原発事故を受け全県民対象の健康管理調査の支援に向かう広島県職員2人が26日、県庁で湯崎英彦知事に出発のあいさつをした。福島大副学長を務める広島大原爆放射線医科学研究所の神谷研二所長も同席した(中国、9.27)

■ 広島県立広島工業学校を経て、広島高等工業学校(現広島大工学部)を卒業した後、太平洋戦争を経験したシンコー会長・筒井数三さんが、当時を振り返った(中国、9.28)

■ 広島で被爆した子どもたちの手記集「原爆の子」をまとめた故長田新・広島大名誉教授が、世界の教育学者に平和を呼び掛けたメッセージの草案が27日、広島大文書館に寄贈された(中国、9.28)

■ 広島で被爆した子どもたちの手記「原爆の子」を編集した教育学者・長田新氏の直筆文書などが27日、広島大文書館に寄贈された(読売、9.28)

■ 広島大の前身・広島文理科大の学長だった故・長田新氏らが作成し、1951年に広島市内で開かれた「第10回日本教育学会」で出された平和アピールの草案が27日、広島大文書館に寄贈された(毎日、9.28)

■ 世界的なソプラノ歌手として知られる中丸三千繪さんが28日、広島大病院を訪れ、入院患者や職員ら約200人の前でコンサートを開いた。ヘンデルの「オンブラ・マイ・フ」や童謡「赤い靴」など10曲を披露(中国、9.29)

■ 広島大大学院教育学研究科で学ぶ学生や中学校教諭が、東日本大震災を題材に、新聞を活用した社会科の授業を考案した。10月1日に尾道市のしまなみ交流館である広島県NIE学習会で発表する(中国、9.29)

■ 中木達幸氏(なかき・たつゆき=広島大大学院理学研究科教授)27日、東広島市の病院で死去。52歳(朝日、読売、毎日、産経、中国、9.29)

■ 広島県産業特集 広島大:企業、大学、自治体、金融機関などと40件を上回る包括的協定を結び、連携した研究活動を展開。100社を超える会員の「広島大学産学官連携推進研究協力会」の本格的な活動を始めた(日刊工業、9.29)

■ 広安博之氏(ひろやす・ひろゆき=広島大名誉教授)28日、死去。76歳(朝日、読売、中国、9.30)

■ 広島大は29日、霞キャンパスにある大学院の医歯薬学総合研究科と保健学研究科を統合・再編し、2012年4月に「医歯薬保健学研究科」を新設すると発表した(読売、9.30)

■ 広島大は29日、広島市の霞キャンパスにある医歯薬学総合研究科と保健学研究科を統合し、2012年度に医歯薬保健学研究科を設置すると発表した。新研究科は、医歯薬学、口腔健康科学、薬科学、保健学、医歯科学の5専攻を設ける(中国、9.30)

■ 広島大大学院工学研究院・大山陽介准教授が研究する蛍光性色素を使った太陽電池は、シリコン素材の太陽電池に比べ製造コストの削減、軽量化ができるという。産学官連携を推進するひろしま産業振興機構の研究室訪問では、多くの企業が関心を寄せた(中国、9.30)


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