平成31年2月

■1月31日、東広島市社会福祉協議会は、学生災害ボランティアの報告会を広島大で開催した。西日本豪雨後に渋滞で立ち往生していた車におにぎりを配った広島大総合科学部4年の宮迫大樹さんは、今後ボランティア団体に所属していなくても主体的に支援に携わるような事例が増えてほしいと話した(中国、2.1)

■広島大病院スポーツ医科学センターは、最新の機器や専門家の知見を駆使し、地域のアスリート支援・スポーツ振興に力を注いでいる。安達伸生センター長は、地域で得たスポーツ医科学の知見を地域のために還元したいと話した(日経、2.1)

■新天皇の即位に伴って今年のゴールデンウィークが異例の10連休になることを受けて、広島市内の病院は対応が分かれている。広島大病院は、放射線治療や人工透析など継続治療が必要な患者を除き、正月などと同様に暦通り休む(中国、2.2)

■11日、広島大は「持続可能な開発目標(SDGs)」をテーマにしたシンポジウムを同大霞キャンパスで開催する。同大大学院教授や地元企業の担当者たち8人が広島大のSDGs実現に向けた取り組みや企業との連携の可能性について報告する(中国、2.2)

■◇テニス◇中国四国学生室内選手権【男子】シングルス(2)日浦(広島大)、▽ダブルス(1)日浦・吉井(広島大)(中国、2.2)

■府中市教委は7世紀後半創建とされる伝吉田寺跡を国史跡備後国府跡への追加指定を目指し、国に意見具申した。広島大名誉教授の西別府元日さん(日本古代史)は、伝吉田寺跡は国府の変質を考えていく上で重要な機構だと話した(中国、2.2)

■2018年3月に全国44の国立の教員養成大学・学部を卒業した人の同年9月末までの教員就職率が58.9%だったことが文部科学省の調査で分かった。広島大は54.0%だった(中国セレクト、2.2)

■広島演芸協会会長でアマチュア落語家の秋風亭てい朝さんは、広島大の落語研究会に入会したことで落語と本格的に出会い、建設会社に就職後も仕事の合間に落語家として活動してきた(中国セレクト、2.2)

■広島大など国公立大学の2次試験の出願状況が発表された(中国、朝日、読売、2.2)

■2日、第42回全日本アンサンブルコンテスト中国大会が広島文化学園HBGホールで始まった。大学の部に10団体が出場し、金賞を受賞した広島大吹奏楽団(木管三重奏)は、3月21日に札幌市で開かれる全国大会に出場する(朝日、2.3)

■「ゲノム編集」の技術を使った食品の開発が進み、消費者団体は遺伝子組み換え食品と同様に規制を求めている。広島大の山本卓教授(ゲノム科学)は、ニーズがあってゲノム編集でしか作れないものがあれば消費者に受け入れられると話した(中国セレクト、2.3)

■11日、障害者スポーツと障害者スポーツ大会でのボランティアについて学ぶ「ボランティアアカデミー」が広島大総合科学部で開催される。パラリンピック元日本代表らが、障害者スポーツの魅力などを紹介する(中国、2.6)

■災害や過疎により棚田などが崩れ、石積みからコンクリートに変わる状況が続いている。石積みは風景が良いだけでなく、強度も高いことから東京工大の真田純子准教授(景観工学)(広島大附属福山高出身)は、石工から石積みの技術を学び、昨年末にマニュアル本を出版した(中国、2.6)

■病院勤務医の時間外労働について、厚生労働省の有識者会議が1月に示した上限案は、「過労死ライン」の2倍に当たるものだった。広島大病院救急科の志馬伸朗教授は、患者のニーズに対応するには現実的な案だが、患者にも医療資源には限りがあることを知って医療のかかり方を考えてほしいと話した(中国、2.6)

■広島大は、西日本豪雨のボランティア活動に参加した学生を対象に実施したアンケートの結果を公表した。アンケートは昨年10月に実施し、235人が回答し、7割近くが人材不足を課題に挙げた(中国、2.7)

■6日、全国国公立大は2次試験の出願を締め切り、 同日文科省が志願状況を発表した。 広島大の志願倍率は、昨年同期0.7ポイント減の2.8倍だった(中国、朝日、読売、日経、2.7)

■広島大ハラスメント相談室の横山美栄子教授が職場でのハラスメントについて解説した。当事者の思いにかかわらず、性的な言動や人格を傷つける言動は暴力であるという客観的な共通ルールを職場で認識することが大切だと話した(プレスネット、2.7)

■FM東広島において広島大OBの教職員らでつくる「広大マスターズ」を講師に迎えたラジオ講座「学びの時間」が放送されている。2月8日から3月1日は広島大名誉教授の塚本俊明さんが講師を務め、「”学園都市”東広島市まちづくりのルーツ」をテーマに話す(プレスネット、2.7)

■広島大附属東雲中2年の生徒が「お金」をテーマにした金融広報中央委員会主催のコンクールで日本銀行総裁賞を受賞し、同校で授賞式が行われた(中国、2.8)

■7日、厚生労働省の検討会は小児がん診療の中心的役割を担う「小児がん拠点病院」の来年度からの拠点病院を15カ所選んだ。中国地方では広島大が引き続き指定される(朝日、2.8)

■第64回青少年読書感想文全国コンクールで、広島大附属中3年の生徒の「私の物語」がサントリー奨励賞に選ばれた(毎日、2.8)

■7日、西日本豪雨での東広島市の対応を検証する委員会の最終会合が市役所で開かれた。委員長を務める広島大防災・減災研究センターの土田孝センター長は、今回明らかになった問題点を教訓に、市にはマニュアルの整備や訓練などで災害に備えてもらいたいと話した(朝日、読売、2.8)

■20〜24日、「演劇引力廣島」がプロデュースする公演「顔も、声も、」がJMSアステールプラザで行われる。今回は作・演出を広島市在住の劇作家である象千誠さん(広島大卒)が務める(中国、2.9)

■9日、原爆ドームや平和記念公園周辺の景観について考えるシンポジウムが原爆資料館東館で行われた。広島大名誉教授の杉本俊多さん(建築学)が基調講演を行い、ドイツが計画的に戦争記念碑や資料館が街中にある景観を保護している取り組みを紹介した(中国、2.10)

■広島大ナノデバイス・バイオ融合科学研究所の吉川公麿特任教授は、微弱電波で乳がんを検出できる携帯型乳がん検診装置の研究を行っている。マンモグラフィーと違い、エックス線被ばくや検査時の圧迫による痛みがない(読売、2.10)

■9日、福山市は2022年に築城400年を迎える福山城の築城時を再現したCG映像を、築城記念のプレイベントの一環として公開した。広島大名誉教授の三浦正幸さんが映像を監修した(中国、2.10、毎日、2.11)

■10日、バレンタインデーを前に、チョコ専用の石臼を使ったチョコレート作り体験会が広島市植物公園で行われた。手で回してカカオ豆をすりつぶす「ショコラミル」を開発した広島大名誉教授の佐藤清隆さんたちが実演した(中国、2.11)

■浄土真宗本願寺派高善寺(島根県邑南町)で、武田正文副住職が住民達の心のケアに取り組んでいる。武田副住職は広島大在学中に得度し、僧侶として人々の悩みや苦しみに寄り添えていないと思い、同大大学院に進んで心理学を学び、臨床心理士の資格を取得した(中国、2.11)

■【キャンパスリポーター発】東広島市内の大学生が地域の文化を体験し、交流するイベント「DISCOVER ひがしひろしまツアー」が、同市安芸津町で行われた。広島大からは日本人学生2人と留学生5人が参加し、2日間住民と交流を深めた(記事:広島大学大学院2年・李午梅)(中国、2.11)

■日本では10~20万人のムスリム人が生活をしている。東広島市の市立三ツ城小学校では、近くにある広島大がインドネシア人の留学生の受け入れを推進するようになったことをきっかけに留学生らの子らが転入するようになり、全校児童840人のうちムスリムの児童が13人いる(日経、2.11)

■広島大病院精神科の岡本泰昌教授が、脳機能の低下や配偶者との死別や退職など環境の変化が原因で発症する高齢者のうつ病について、薬の服用や症状の特徴など読者の質問に答えた(中国、2.13)

■18日、広島大病院肝臓病教室が同大病院臨床管理棟において開催される。リハビリテーション部の理学療法士が「肝疾患の運動療法ってなに?」をテーマに講演する(中国、2.13)

■21日、広島大病院患者サロンが同大病院臨床管理棟において開催される。頭頸部外科の上田勉医師が「甲状腺がんの基礎と治療」と題して講演する(中国、2.13)

■16日から原爆の人的被害を新たな手法で伝える連続講座「被爆証言と医科学的解説シリーズ」が始まる。広島市民有志の手で開講され、直接被爆、入市被爆、体内被爆などさまざまな被爆者の体験を聞き、広島大名誉教授の鎌田七男さんが解説する(朝日、2.13)

■第67回書の友全国書道展覧会の審査が行われ、特別賞298点が決まった。広島大附属小の児童が「書の友賞」を受賞した(読売、2.13)

■13日、学校法人広島文化学園は広島文化学園大の副学長に広島大大学院教育学研究科教授の坂越正樹教授を選んだと発表した。今年4月からは広島文化学園大の学芸学部の教授につき、副学長と併任する。任期は4月1日から1年(中国、2.14)

■ゲノム編集による食品の品種改良について、広島大の山本卓教授は、ゲノム編集による数塩基の変異は自然界で日常的に起きているが、科学的には同じでも自然なものかゲノム編集なのか分からないことが怖いという声があるため、専門家は消費者の目線になり説明し続ける必要があると話した(日刊工業、2.14)

■16日、東南アジアから来日し、広島文理科大(現広島大)在学中に被爆した南方特別留学生について学ぶ研修会が原爆資料館で行われる。南方特別留学生の足跡を研究する広島大大学院文学研究科博士課程後期の平野裕次さんが被爆状況や帰国した人たちの戦後の功績を紹介する(朝日、2.15)

■16日、2019男女共同参画セミナー「そろそろ男性が変わらなきゃ。ジェンダーの視点から見直す世の中。」が合人社ウェンディひと・まちプラザで行われる。広島大ハラスメント相談室の北仲千里准教授が「私たちにとって性別(ジェンダー)とは何か。男性学研究からみるオヤジと草食系男子」と題した講演を行う(朝日、2.15)

■【文科省人事】科学技術・学術審議会委員▽広島大特任教授、観山正見(新)(産経、2.15)

■【ヒロシマを生きて(39)】1945年、海軍兵学校などの軍学校の男子生徒が一斉に復員し、全国の中学校・高校は学籍簿の有無や国公立や私立の垣根を越えて殺到する生徒を受け入れた。広島高等師範学校附属中(現広島大附属中・高等学校)の41期生たちは、45年4月4日から翌年5月31日までの学年の動きを記録し、84年に「昭和二十年の記録」として刊行した(毎日、2.15)

■【点検2019年度広島市予算(下)】広島市は2019年度の主な公共事業の一つに広島大旧理学部1号館の保存・活用をあげているが、事業費や市の負担額、完成予定などが未定のままとなっている(中国、2.15)

■【点検2019年度東広島市予算(下)】東広島市は2019年度当初予算案に2800万円を計上し、広島大キャンパス2カ所にバス乗り継ぎの結節点を設ける。東広島市では交通網の不足で学会などを開催しにくい状況にある。日本ゲノム編集学会会長も務める同大大学院理学研究科の山本卓教授は、集会などを学内で開いていたが、2016年の学会設立を機に会場を広島市内に移した(中国、2.15)

■政府は外国人の「高度人材ポイント制」の加点対象を地方大の卒業者にも広げ、地方大出身者が在留資格を取りやすくする。これまで広島大など全国13大学に限られていたが、3月を目途に地方を含む100以上の大学に拡大する(日経、2.16)

■【川島宏治のプラス1】広島国際学院の田中満彦理事長・総長(広島大大学院理学研究科博士課程後期修了)は、今年4月に広島国際学院中学を開校する。2020年度の大学入試制度改革を見据え、既存の高校とともに一貫教育を行う(中国セレクト、2.16)

■【空からわがまち】広島県情報プラザは、元安川沿いにあるガラス張りの建物で、県立の図書館、文書館、産業技術センター、生涯学習センターなどが入る複合施設となっている。1986年、広島大工学部が東広島市に移転した跡地の一角に建てられた(中国セレクト、2.16)

■【釣りのススメ】広島大大学院の海野徹也教授が、瀬戸内海の磯釣りといえばチヌだったが、最近は九州や四国のイメージが強いグレも釣れると話した(中国セレクト、2.16)

■広島市安佐南区の祇園北高校科学研究部は、4年前から近くの山の「シダ植物」を調べている。広島大大学院理学研究科の教授たちの指導を受け、雑種の多いシダ植物を遺伝子解析を使いながら分類し、2016年度には県内に自生しないとされていた種類を発見した(中国、2.17)

■16日、原爆の人的被害を証言と医学的視点から伝える連続講座が原爆資料館で始まった。被爆者医療と放射線の影響調査に取り組んできた広島大名誉教授の鎌田七男さんが登壇した(中国、読売、2.17、毎日、2.26)

■18日、東広島市は将来の自動運転バスの導入に向け、広島大周辺でオンデマンド型の車両走行の実証実験を秋に始めると発表した(中国、2.19)

■広島大大学院先端物質科学研究科の藤島実教授(集積回路工学)の研究グループなどは、テラヘルツ波と呼ばれる高周波数で電波を伝送する際の送受信を1枚でできる半導体チップの開発に成功した。将来実現が予想される大容量の高速データ通信でのコスト削減が期待される(中国、日刊工業、2.19)

■広島大は、2020年1月からキャンパス内を全面禁煙にすると決めた。たばこの受動喫煙による健康被害を防ぐとともに、学生らの禁煙を促す(朝日、2.19)

■16日、西日本豪雨による大規模な土砂災害で12人の犠牲者が出た広島県熊野町の住宅団地「大原ハイツ」の被災住民らが、防災や減災について学ぶ勉強会を開催し約60人が参加した。広島大の土田孝防災・減災研究センター長が土砂災害の発生メカニズムについて解説した(産経、2.19)

■【キャンリポ発サークルFILE】広島大の料理サークルは、自分たちの料理を他の人に味わってもらいたいとの思いから2018年に結成し、「クリスマス料理」「九州郷土料理」など毎月テーマを決めて大学近くのカフェを借りて料理の提供をしている(取材:広島大学大学院2年・李午梅)(中国、2.19)

■【叙位叙勲】(19日)◇広島、岡山◇従四位、広島大名誉教授石田寛(99)(1月22日死去)(産経、2.20)

■早稲田大は国内13国公私立大学、10電力会社などと連携して、電力・エネルギー分野に置ける日本の博士教育拠点を構築する。中国地方では、広島大や中国電力と連携する(日刊工業、2.20)

■今月、広島大はゲノム編集技術の産業や医療分野への応用を目指して「ゲノム編集イノベーションセンター」を設置した。日本ゲノム編集学会会長でもある大学院理学研究科の山本卓教授がセンター長を務める(読売、2.21)

■3月11日、広島大サタケメモリアルホールにおいて、「広島大学から世界へ~世界のトップ研究者に聞く 第4弾~」ノーベル物理学賞受賞者 天野浩博士の講演会を開催する(プレスネット、2.21)

■広島大大学院の森岡徳光教授らは、細胞核内のたんぱく質「REV-ERBs」を活性化させると、関節リウマチなどの難治性の痛みを緩和できることを発見した。従来の薬の効かない痛みに対して、新たな鎮痛剤の開発に応用が期待される(日刊工業、2.21)

■2月1日、広島県の湯崎英彦知事と三重県の鈴木英敬知事は広島大東広島キャンパスを視察した。越智学長から大学の概要説明を聞いた後、防災・減災研究センターなどを視察した(プレスネット、2.21)

■福山青年会議所特別理事・福山祭企画実行委員長の宇田貴美さん(広島大附属福山高出身)が、福山の魅力や今年5月18、19日に開催される第52回福山ばら祭りについて話した(ビジネス朝日、2.21)

■20日、文部科学省は国公立大2次試験の志願者数の確定値を発表した。広島大は募集者数2,020人に対して、志願者数7,284人で倍率は昨年と同じ3.6倍だった(中国、2.21)

■20日、広島大は2019年度の一般入試前期試験日程の2次試験の解答例や出題の意図を、合格発表までに大学のホームページ上で公表すると発表した。解答例の公表は初めてで、試験問題と同様に2年間の公開を想定している(毎日、2.21、中国、2.27)

■21日、徳山大を運営する徳山教育財団は任期満了となる岡野啓介学長の後任に、広島大の高田隆理事・副学長を選んだ。任期は4月1日から4年(中国、2.22)

■昨年の西日本豪雨の後、各地で慢性的な渋滞が発生したことを教訓に、公共交通利用や時差出勤を促す取り組みが県内で進められている。広島大の藤原章正教授(交通工学)は、渋滞は経済活動や市民生活などに様々な影響を及ぼすため、試行錯誤を重ね渋滞対策の精度を高めていきたいと話した(読売、2.22)

■20日、広島南署は2017年11月25日未明に広島大学附属小学校敷地内の売店が全焼した火災で、市内に住む当時19歳の会社員の男(20)を非現住建造物等放火の疑いで逮捕した(朝日、2.22)

■23日、ふくやま草戸千軒ミュージアムで文化講演会「広島県の古墳の研究で最近分かったこと」が開催される。広島大名誉教授の古瀬清秀さんが講演を行う(毎日、2.22)

■3月2日、広島大平和センターは市民公開講座「被爆体験を『生きる力』へ」を広島平和記念資料館において開催する。同大平和センターの川野徳幸センター長ら5人が講演を行う(読売、2.22、中国、2.26、朝日、2.28)

■広島大は、東広島キャンパスの東図書館と霞キャンパスの霞図書館をリニューアルする。グループ学習など多様な学び方に対応できる環境を整える。今年8月に着工し、2020年5月の再開を目指す(中国、2.23)

■28日、広島大は日本が果たすべき国際協力について考える講演会を東千田キャンパスで開催する。同大平和センターの西田恒夫名誉センター長と国際協力機構(JICA)の北岡伸一理事長が「国連に何を期待するのか」について対談する(中国、2.23)

■広島経済大の学生が、太平洋戦争中に沖縄の学童疎開船「対馬丸」が撃沈された事件について広島在中の関係者に聞き取り調査を行っている。27日から6日間の日程で沖縄入りし、広島大や広島市立大の学生とともに徒歩で戦績などを巡る(中国、2.23)

■【叙位叙勲】(22日)◇広島◇従四位瑞宝中綬章、広島大名誉教授、元広島国際学院大学長、葉佐井博巳(87)(1月26日死去)(産経、2.23)

■25日から国立大の2次試験前期日程が始まる。広島大は募集人数1,749人に対して、志願者数4,849人で、倍率は昨年と同じ2.8倍となった(中国、2.24)

■23日、「2018年度キャンパスリポーター」の表彰式が中国新聞ビルで行われた。大学内のニュースや地域の話題などを中国新聞の紙面を通じて積極的に発信した3大学6人が表彰された。奨励賞(教育ネットワーク中国賞)を、いずれも広島大大学院で2年李午梅さん、2年董博文さん、1年張淼さんが受賞した(中国、2.24)

■【病院の実力】読売新聞社が調査した2017年の主な医療機関の前立腺がんの治療実績が公表された。広島大病院は、全摘手術が99件、外照射治療(小線源治療併用は除く)が1件、小線源治療(外照射治療併用を含む)は0件だった(読売、2.24)

■22日、原爆養護ホーム「舟入むつみ園」において、広島大の留学生と被爆者の流会が行われた。ベトナムやカンボジアら4カ国からの留学生7人が入所する被爆者10人と書道を通して交流した。ベトナム出身のグェン・ティ・ハイさんは、手を添えて丁寧に教えてもらえたと話した(中国、2.24、読売、2.27)

■25日、国公立大の2次試験は前期日程が始まり、広島大では東広島キャンパスと霞キャンパスの2会場で12学部計4,664人が臨み、欠席率は3.6%だった。3月8日に前期合格発表が行われる(中国、読売、2.26)

■25日、国公立大の2次試験前期日程が始まった。広島大では総合科学部の数学の試験中、監督者が本来は使用できる定規とコンパスを誤って使用できないと指示し回収。約10分後に返却し、試験時間を2分延長した(中国、読売、2.26)

■国立大学の間で、2次試験の回答を早期に公表する動きが広がっている。読売新聞社が全82大学にアンケート調査を行ったところ、広島大など約4割の30大学は合格者が入学する前の3月末までの公表を検討していると答えた(読売、2.26)

■25日、広島大は附属小校長の任期満了に伴い、同大大学院教育学研究科の間瀬茂夫教授を後任に選んだ。また、附属東雲小・中校長は同研究科の山崎敬人教授を再任した。いずれも任期は4月1日から2年(中国、2.26)

■26日、東広島市西条町寺家地区が発祥とされる「西条柿」を身近に感じてもらうため、市内の産学官でつくる西条柿研究会が同地区の寺西小で特別授業をした。会長で広島大名誉教授の渡部和彦さんは、西条柿を身近に感じることで古里への愛着につながることを期待している(中国、2.27)

■広島大、山口大、島根大、鳥取大は2019年度の入学者を選抜する2次試験から、試験問題の解答例を公表する。広島大の越智光夫学長は間違いの指摘を受けやすくし、受験生の不利益を防ぎたいと話した(中国、2.27)

■3月1日、広島大が発見した乳酸菌を使い、口内環境を整えるタブレット食品「デンタフローラ」が発売される。同大学院医歯薬保健学研究科の二川浩樹教授が虫歯のない子どもの口から発見した通称「L8020乳酸菌」を活用し、食品メーカーフジッコと共同開発した(読売、2.28)

■26日、「ひろしまフラワーフェスティバル」実行委員会はフェスティバルのPR役を務める今年の「フラワークイーン」3名を発表した。広島大2年の山本優さんは笑顔で広島のまちを元気いっぱいにしたいと意気込みを語った(読売、2.28)

■【広島大学輝く学生にズームイン!!】 広島大体育会応援団第26代団長兼リーダー部主将の松本崚平さんと応援団チアリーディング部主将の松原美由さんは、活動を通じて広島大の知名度をもっと高めたいと話した(プレスネット、2.28)

■今月、DV被害者を支援する民間67団体でつくるNPO法人全国女性シェルターネットは千葉の女児死亡事件を受け、父親の暴力から娘を守らなかった母親を救済する声明文を発表した。全国女性シェルターネット共同代表を務める広島大の北仲知里准教授(社会学)は、DV被害者と早く接点を持てば早く詳細がつかめる、DVに苦しむ母親を救うことは、子どもを救う糸口にもなると話した(中国、2.28)


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