令和2年2月

■1月31日、文部科学省は、国公立大2次試験の志願状況の中間集計をまとめた。広島大の志願者数は892人だった(中国、読売、2.1)

■1月31日、広島大は10月から海外の大学との合同でカリキュラムを組む「国際連携専攻」を大学院人間社会科学研究科と先進理工系科学研究科の2研究科に開設すると発表した(中国、2.1)

■2日、原爆資料館において広島市内最大級の被爆建物「旧陸軍被服支廠」の建築としての文化的な価値を学ぶ講演会「旧被服支廠の解体を防ごう」が行われる。広島大名誉教授の三浦正幸さんが講師を務める(中国、2.1)

■【わたしの世界】平和大使を務めている広島大附属高校の生徒は「被爆者の声を伝え続けなくてはならない。平和大使の任期が切れても、一生平和大使でいようと思う」と話した(毎日、2.1)

■1日、中国新聞ビルにおいて、広島県NIE学習会が開催され、教育関係者者ら約40人が参加した。教諭らが実践例を報告し、小中高生が日々の新聞との関わり方を話した。可部中、広島大附属中・高校の活動報告も行われた(中国、2.2)

■1日、第43回全日本アンサンブルコンテスト中国大会が行われた。【大学の部】金賞▽広島大吹奏楽団(サクソフォン四)(朝日、2.2)

■核兵器廃絶を求めて署名活動をしている市民団体「高校生平和大使派遣委員会」は、広島・長崎両市の高校生2人をノルウェー・オスロに派遣すると発表した。広島市からは広島大附属高1年の生徒が派遣され、ノーベル賞委員会やノルウェー外務省などを訪問する(毎日、2.2)

■国内で人から人への感染がみられた新型コロナウイルスについて、専門家は「慌てず、基本的な予防を心がけてほしい」と呼びかけている。広島大大学院の坂口剛正教授は「健康であれば感染率は低いとみられる。マスク、手洗い、十分な睡眠を取るなどして免疫力を高めておく必要がある」と話した(産経、2.2)

■2日、原爆資料館において、講演会「旧被服支廠の解体を防ごう」が開催された。広島大名誉教授の三浦正幸(日本建築史)が歴史的価値などの観点から解説した(中国、2.3)

■2日、第44回近県書き初め展の授賞式が開催された。最優秀賞にあたる文部科学大臣賞を誠之館高、高西中、広島大附属小の生徒が受賞した(中国、2.3)

■広島大病院耳鼻咽喉科の竹野幸夫教授が、最近の花粉症の治療法について解説した(中国、2.3)

■【異国でマナブ広島大発】広島大総合科学部3年の田中沙央理さんは、ドイツ・ミュンスター大に留学した。留学を経験し、イメージで物事を判断せず実際に自分の目で確かめることの大切さを学んだと話した(中国、2.4)

■5日、東広島市の高垣広徳市長が就任2年目を迎え、1期目を折り返す。市の人口の1割は学生だが、広島大生はキャンパスがある下見地区で生活が完結するため、もっと地域と結びつく動きを支援し全市的な学生の街を目指すと話した(中国、2.4)

■ 「2019キャンパスベンチャーグランプリ中国」の本年度の受賞者が決まった。◇最優秀賞◇広島大大学院・石原裕輝さん、◇優秀賞◇同大・川村優佳さん、同大・小畠玲子さん、◇特別賞◇同大・山本笑里花さん(読売、2.4)

■病気やけがで長期に登校できない高校生へICTを使い支援する取り組みが広がっている。広島県教委は、広島大病院に長期入院中の高校生が中継される高校の授業を受けた場合、出席扱いにする方針を示した(朝日、2.4)

■1984年のロサンゼルス五輪重量無差別級決勝で、山下泰裕JOC会長と名勝負を繰り広げたエジプトのモハメド・ラシュワンさんが広島大病院を訪れ、越智光夫学長を訪問した。両膝の手術を日本で受けられるよう支援した越智学長に感謝を伝えた(産経、2.4)

■【専門医が診る】広島大病院てんかんセンターの石川暢恒副センター長が、子どものてんかんの症状について解説した(中国、2.5)

■4日、広島大は同大病院の木内良明病院長の再任を決めた。任期は来年4月1日から2年間(中国、2.5)

■8日、東広島市民文化センターアザレアホールにおいて、広島大の元教職員でつくる「広島大学マスターズ」は、外国人との交流や共生について考えるシンポジウムを開催する。同大名誉教授の渡部和彦さんが講演する(中国、2.5)

■【キャンパス発この一品】2019年9月、広島大は三井物産やペット食品メーカーのマルカンと協力し、猫の虫歯を予防するスナック「ニャン太の歯磨き専用L8020」を発売した。同大の二川浩樹教授が発見した「L8020乳酸菌」を用い、ペットに同スナックを与えることで飼い主による歯磨きが難しい猫の虫歯や歯周病を予防する(日経、2.5)

■広島大は、新型コロナウイルスによる肺炎の拡大を受け、対策会議を設置し、学生や教職員への対応方針を決めた。同大によると現在中国に滞在している学生と職員は3人で、帰国の検討を促すことにしている(中国、2.6)

■5日、全国国公立大は2次試験の出願を締め切り、 同日文科省が志願状況を発表した。 広島大の志願倍率は、昨年同期0.1ポイント減の2.9倍だった(中国、2.6)

■2020年度、東広島市は広島大の基金に5億円を出資する方針を決めた。市は国内外からの学生の増加にもつながることを想定し、同大の国際化推進を後押しする狙いがある(中国、2.7)

■広島大歯学部は、厚生労働省の委託で附属施設「教育研修センター」を設置し、歯科衛生士の復職や離職防止に力を入れている。8日、学部内講義室において、シンポジウム「歯科保健医療の動向や復職支援の取り組み」を開催する(中国、2.7)

■【ヒロシマを生きて(61)】戦前、私学の有力校だった山中高女は原爆を機に廃校になったと多くの人が思っているが、1944年に広島女高師が新設された際、国に校地と校舎を寄付し、同校附属女学校となった。戦後、広島女高師は広島大教育学部福山分校を形成し、現在では広島大附属福山中・高として存在している(毎日、2.7)

■5日、広島大は科学的な知見や最新情報に基づいた新型コロナウイルスについて、報道陣向け説明会を開催した。広島大大学院の坂口剛正教授(ウイルス学)が、潜伏期間や症状などについて解説した(朝日、2.7)

■6日、長年にわたり地域医療や保健福祉に貢献した人たちをたたえる「第48回医療功労賞」の県表彰式が行われた。広島大学病院などの勤務を経て2001年に開業し往診・在宅医療に力を注いできた開業医の大宇根晃雅さんらに表彰状が贈られた(読売、2.7)

■【新社長】◇日本カーソリューションズ◇高島俊文氏(広島大法卒)、4月1日付で社長就任 (日経、2.7)

■16日、YMCA国際文化ホールにおいて、講座「がんの本質に迫る『がんゲノム医療』の現状と課題」が開催される。広島大病院遺伝子診療部の檜井孝夫特任教授が講演する(中国、2.8)

■22日、広島国際会議場において、講演会「被爆の研究とみなさんの生活」が開催される。広島大原爆放射線科学研究所の田代聡所長らが講演する(中国、2.8)

■12日、安芸高田市市民文化センターにおいて、医療通訳に関するシンポジウムが開催される。広島大大学院の河本尚枝准教授が「医療通訳への期待と課題」と題して基調講演を行う(中国、2.8)

■29日、東広島芸術文化ホールくららにおいて、「てんかんを考える市民フォーラムin東広島」が開催される。広島大病院てんかんセンターの飯田幸治センター長と石川暢恒副センター長が講演する(中国、2.8)

■新型コロナウイルスの国内での感染者が増えつつある中、中国5県の自治体や企業は警戒感を強めている。広島大大学院の坂口剛正教授(ウイルス学)は「感染者が1人が他にウイルスをうつす人数は2人程度とされ、感染力が強いわけではない」と話した(日経、2.8)

■【釣りのススメ】広島大大学院の海野徹也教授が、警戒心が強いグレについて解説した。学習能力が高いため、攻略するにはまき餌と刺し餌をより自然な感じで合わせて流していくテクニックを磨く必要があると話した(中国セレクト、2.8)

■15日、広島大文学部において、同大総合博物館の藤野次史教授の退職記念講演会「考古学研究と博物館」が開催される。講演の他、埋蔵文化財調査部門サテライト館なども見学する(中国、2.8、読売、2.9)

■7日、広島市は2020年度当初予算案を発表した。被爆75年の関連事業が18項目盛り込まれ、広島大本部跡地に建つ被爆建物である旧理学部1号館については、秋頃に企画展を開催する(中国、読売、2.8、朝日、2.9)

■13日、FMちゅーピー「番組審議会の報告」に番組審議委員会の委員長代理に就任した広島大大学院の安達伸生教授(整形外科学)が出演する(中国、2.9)

■8日、広島市植物公園において、バレンタインデーを前に石臼を使ってカカオ豆からチョコレートを作る体験会が行われた。チョコレート専用の石臼「ショコラミル」を開発した広島大名誉教授の佐藤清隆さんが指導した(中国、読売、2.9)

■最近になって沖縄美ら海水族館で新種の発見が相次いでいる理由として、ジンベエドロノミを調査した広島大の富川光准教授は「沖縄の海は世界的にも海洋生物の多様性が豊富。美ら海水族館は研究機関との連携が盛んだ」と話す(中国セレクト、2.9)

■【異国でマナブ広島大発】広島大総合科学部2年の石川卓実さんは、1年間、アメリカ・ネバダ大学リノ校に留学した。一方的な講義の多い日本に対して、授業面での発言、意見交換が多く積極的に授業に参加できる雰囲気があったと話した(中国、2.11)

■【キャリセンだより】広島大グローバルキャリアセンターの江坂宗春センター長が、センターの概要や少しでも早くやりたいことや適性を意識して学生生活を送ってほしいと話した(読売、2.11)

■新型コロナウイルスによる感染が拡大していることを受け、広島県が1月29日に設置した電話相談窓口にこれまでに1,034件の相談が寄せらた。広島大の坂口剛正教授(ウイルス学)は「どうしても人が多いところに行くときにマスクをするなど、メリハリのきいた対策をして欲しい」と話した(読売、2.11)

■各大学で障害のある学生への支援体制の整備が進んでいる。中国・四国地方では、広島大や徳島大など13大学と東広島市、広島県立視覚障害者情報センター、障害者の就労支援を行う2社が産学官で連携する「UE-net(ユー・イー・ネット)」が支援機関として活動している。広島大アクセシビリティセンターの山本幹雄准教授は「卒業後も視野に入れ、一環したサポートを目指す」と話した(毎日、2.11)

■津和野町は、昨年、同町内で広島大大学院理学研究科の早坂康隆准教授(地質学)らが発見した約25億年前にできた日本最古の岩を、それまで最古の岩の発見地だった岐阜県七宗町に寄贈した(中国、2.12)

■11日、広島大と国連ユニタール広島事務所などの共催で、女性と防災をテーマにした講演とワークショップが行われた(朝日、2.12)

■広島平和記念資料館において、被爆建物の旧陸軍被服支廠について広島大名誉教授の三浦正幸さん(日本建築史)が講演し、全棟保存を訴えた(読売、2.12)

■12日、広島大と中国地方整備局は、西日本豪雨を受けた防災・減災の研究に関する中間報告会を同大霞キャンパスで開催した(中国、2.13)

■広島大病院は、今年1月に「遺伝子診療科」を新設し「がんゲノム医療」を本格化している。ゲノム医療を強化するため、各診療科の専門医を集めて特別チームを編成し、同年9月に拠点病院に指定された後、約60人を検査した(中国、2.13)

■17日、広島大地域経済システム研究センターなどはメルパルク広島において、公開研究会「中小企業を変える事業支援のあり方」を開催する(中国、2.13)

■【ヒロシマの空白被爆75年(8)】広島大大学院生の嘉陽礼文さんは、広島港からフェリーで約20分の似島の北西部の空き地で、被爆者の遺骨発掘活動を続ける取り組みを続けている(中国、2.13)

■新型コロナウイルスによる肺炎の拡大を受け、除菌剤を扱う企業への注文が急増している。広島大発ベンチャー企業のキャンパスメディコが特許を持つ抗ウイルス剤は、効果が持続しやすいスプレー式商品が注目を集め、これまで取引のなかった病院などから問い合わせが相次いでいる(中国、2.13)

■広島大は、同大東広島キャンパス福山通運小丸賑わいパビリオンにおいて、新型コロナウイルスの拡大で不安を抱える留学生を元気づける交流会を開催した。同大保健管理センターの日山亨准教授が正しい手洗いの仕方などを教えた(中国、2.13、プレスネット、2.20)

■広島大マスコットキャラクターが誕生した。「不死鳥」と名が同じで学章にも採用しているカナリア諸島原産の常緑高木「フェニックス」をデザインした。エンブレムなどの使用を想定したベーシックデザインと、グッズで使用するキャラクターデザインの2種類が作られ、今後部活動やイベント広報などに活用する(プレスネット、2.13、読売、2.21)

■13日、25日から始まる国公立大二次試験で、広島大など中国地方4大学が新型コロナウイルスの感染が判明した人の受験を断る方針であることが分かった。広島大などは全受験生にマスクを持参し着用するよう求め、ホームページなどで呼び掛けている(中国、2.14)

■13日から19日まで、東広島市役所ロビーにおいて、広島大で特別支援教育などを学ぶ学生たちでつくるサークル「POWART(パワート)」が、障害者の芸術作品を紹介するアート・ブリュット展を開催している(中国、2.14)

■14日、広島大は新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受け、二次試験を控えた受験生に対し、感染が疑われる場合、受験予定の学部に必ず連絡するよう求める文書を同大ホームページに掲載した。同じ文書を受験票とともに各受験生に郵送する(中国、2.15)

■東広島小学生将棋大会が、高屋西地域センターで開催された。市内で将棋の大会や腕試しの機会がないことから、広島大将棋部の学生でつくる実行委員会が主催した(中国、2.15、プレスネット、2.20)

■広島大病院副病院長で産科婦人科長の工藤美樹教授が、女性ホルモンの役割や女性特有の悩みである更年期症状について説明した(中国、2.16)

■広島平和文化センターは福山市立大の講座「平和学」を「広島・長崎講座」に認定したと発表した。今回の認定で、認定大学数は広島大や広島国際大など75大学となった(読売、2.16)

■16日、広島YMCA国際文化ホールにおいて、がん患者の遺伝子を調べ最適な治療法を探る「がんゲノム医療」をテーマにした市民公開講座が開催された。広島大病院遺伝子診療科の檜井孝夫特任教授が講演した(中国、2.17)

■昨年3月に大学院社会科学研究科の山本笑里花さんたち有志が発足させて同大学生グループ「日本語村@就職」は、留学生の就職活動を支援する活動に取り組んでいる。求人票の読み方や就活スケジュールなど個別相談などを行っている(中国、2.18)

■【異国でマナブ広島大発】広島大総合科学部2年の梅田明奈さんは、イギリス・シェフィールド大に留学した。聞きなれたアメリカ英語と発音が違い、イギリス英語が全く聞き取れず、教授が話す内容を理解できるようになるまでに1カ月ほどかかったと話した(中国、2.18)

■17日夜、広島市は感染症対策協議会を開き、国内で感染が拡大している新型コロナウイルスへの対応について話し合った。広島大名誉教授で協議会委員長の小林正夫さんは「検査能力や電話相談の回線数など、あらゆる面のキャパシティーが十分とはいえない。早急に備えを拡充するべき」と話した(中国、2.19)

■【大学】広島大防災・減災研究センターは、2018年7月の西日本豪雨をきっかけに同年9月に発足した。過去20年で大学敷地内にある「ががら山」では豪雨が原因の土石流が2度発生している。2020年にセンサーを設置し、土石流メカニズムを解き明かす実証実験研究の場として、広島大でしかできない試みを行っている(日経、2.19)

■第16回キャンパスベンチャーグランプリ全国大会が開催され、全国8地区大会で優秀な成績を収めた計12人・チームが発表した。中国地区代表の広島大大学院の石原裕輝さんの「どこでもマインドフルネスVR 労働者に最適なメンタルヘルスを」は審査委員会特別賞を受賞した(日刊工業、2.19)

■【病院の実力】読売新聞社が調査した医療機関の「緩和ケア」治療実績(2018年)と診療体制(2019年)について公表された。広島大病院は、外来患者数が述べ人数1,282人、専従医師合計3人、専従看護師3人、他の緩和ケア病棟へ紹介6人だった(読売、2.19)

■19日、広島大防災・減災研究センターの土田孝センター長などの研究チームは、2018年の西日本豪雨で土石流が発生した熊野町の渓流で、地盤の動きをインターネットで常時監視する「土石流センサー」の検証実験を公開した(中国、読売、2.20、産経、2.23)

■【緑地帯(1)】的場民主さんは、修道中のとき同級生から楽譜を見て歌うことを教わり、ラジオから流れてくる曲を採譜するようになった。広島大に入学するとこれまで書き溜めた楽譜を実際に演奏し歌いたい衝動に駆られ、1966年に「広島大フォークソング同好会」の創立を届け出て初代会長に就任した(中国、2.21)

■25日から始まる国立大2次試験で、中国地方16大学のうち3大学が新型コロナウイルスの感染が確認されるなどした受験生に特別措置を講じると決めた。広島大など12大学は、受験生に感染が広がっていないことなどからインフルエンザと同じ対応を行い特別措置を見送る(中国、2.21)

■20日、文部科学省は25日に始まる国公立大2次試験の志願者数の確定値をまとめた。広島大は倍率3.3倍だった(中国、2.21)

■関口道彦さんと小百合さんは3年半前、尾道市の山あいの集落に移住した。道彦さんは広島大で発達心理学を学び博士課程まで進んだが大学の正規教員の職を断り、幼稚園で非常勤職員や広島市内の大学で非常勤講師をし、小百合さんはフリーランスの裁縫家で、自由な時間が多く穏やかな生活を送っている(中国、2.21)

■広島大は、前期日程と後期日程の各入試会場で、すべての受験生にマスクの持参を求め、発熱やせきの症状がある人には「必ず着用を」と呼び掛けている(読売、2.21)

■21日、25日に行われる国公立大2次試験の会場の設営作業が中国地方16大学で行われた。広島大東広島キャンパスでは職員が会場入口には消毒液を置いた(中国、2.22)

■来期、なでしこリーグ1部に昇格する愛媛FCレディースへ、広島大教育学部4年で女子サッカー部に所属する斎原みず稀選手が入団することが決まった(朝日、2.22)

■【緑地帯(2)】元広島フォーク村「年寄」の的場民主さんは、広島大在学中にフォークソング同好会を立ち上げ、1966年に広島初のフォークコンサートとなる「広島大フォークソング同好会第1回発表会フォークソングの夕」を開催した。これが、完成間もなかった広島市青少年センターのこけら落とし公演となった(中国、2.22)

■【キャンパスリポーター発】紙屋町地下街シャレオ中央広場で「なかちゃん音楽の輪 第8回大学競演!シャレオ大学生コンサート」が開催された。広島大など県内11大学、1短大の学生計240人が合唱やアカペラ、吹奏楽やジャズなどを披露した(記事:広島大2年川端拓真)(中国、2.23)

■【病院の実力 緩和ケア】 読売新聞社が調査した2018年の主な医療機関の治療実績が公表された。広島大病院は、外来患者数が1,282人(延べ人数)、専従医師は3人、専従看護師は3人、他の緩和ケア病棟への紹介は6人、緩和ケア病棟はなしとなっている(読売、2.23)

■広島大学病院がん治療センター緩和ケア部門で副部門長を務める倉田明子医師が、がんなどの患者を対象に身体的、精神的、社会的な苦痛を和らげる「緩和ケア」の現状を解説した(読売、2.23)

■25日から国公立大2次試験の前期日程がに始まる。広島大の倍率は、2.5倍(昨年比0.3ポイント減)だった(中国、2.24)

■【平和】東京パラリンピックの聖火リレーに先立って全国各地で行われる採火式で千葉県我孫子市は広島平和公園にある「平和の灯」の分火を種火に使う。同市職員の安武真弓さん(広島大卒)が非戦の思いを伝えるために企画した(中国、2.24)

■【緑地帯(3)】的場民主さんは広島大フォークソング同好会(現フォークソング部)を立ち上げたが、創成期の同同好会に部室はなく、教室や喫茶店などが練習や交流の場だったと話した(中国、2.25)

■【異国でマナブ広島大発】広島大総合科学部2年の浅野一真さんが、スペイン・タラゴナのロビラ・イ・ビルジリ大学に留学した。日本人はもちろん外国人もほとんどいないため現地の人と話すしかなく留学には最高の環境だったと話した(中国、2.25)

■25日、広島大は4月に東広島キャンパスに新設する大学院人間社会科学研究科の研究科長に広島大高等教育開発センター長の小林信一氏を、先進理工系科学研究科の研究科長に高田十志和氏をそれぞれ選出したと発表した(中国、2.26)

■25日、国立大の2次試験の前期日程が始まった。広島大では、東広島キャンパスと霞キャンパスの12学部で計4,166人が受験した(中国、読売、2.26)

■広島大附属高科学研究班の「水面上で惹きあう2つの油滴」が第63回日本学生科学賞の文部科学大臣賞に選ばれた(読売、2.26)

■広島大大学院の材木和雄教授(現代社会学)が、現代の若者たちの無理なく働き、日々を充実させたいと考えている仕事観や結婚観について解説した(中国、2.26)

■広島大熱気球サークル「BC有頂天」は、今年で創設45周年を迎える。気球に乗りたい方は、このサークルに申し込めば、小学生以上から乗ることが可能となっている(プレスネット、2.27)

■2月8日、広島大を退職した教職員でつくる広島大マスターズは「市民フォーラム~学園都市・東広島の近未来を語ろう」を開催し、約150人が参加した(プレスネット、2.27)

■【広島大学の若手研究者に聞く】広島大森戸国際高等教育学院のサリー・チャン特任助教は、留学生の日本語習得について研究している(プレスネット、2.27)

■広島大病院はがんゲノム医療拠点病院に指定されたことを受け、遺伝子診療科新設した。希少がんなどの患者を対象に治療法などを探る(読売、2.28)

■広島大大学院統合生命科学研究科の粟津暁紀准教授(理論生物学)と神戸大、大阪大の研究グループは、動物の目の網膜の光の中で光を感知するタンパク質「ロドプシン」について、配置の仕組みなどを解明したと発表した。広島大は数理モデルにようるシュミレーションを担当した(中国、2.29)

■安倍晋三首相が小中学校などを臨時休校するよう要請したことに対し、広島県の医師などからは中国地方では新型コロナウイルスの感染者がなく効果が薄いのではないかという指摘が相次いだ。広島大ハラスメント相談室の横山美栄子教授は、働く母親への視点が不足しており「専業主婦前提社会」の考え方が前面に出た男性目線の政策判断だと指摘した(中国、2.29)

■28日、広島大の越智光夫学長は定例記者会見において、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、同大附属の2幼稚園、3小学校、4中学校、2高校の計11校について、3月2日から春休みまで臨時休校・休園にすると発表した(読売、2.29)


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