広島大学とマツダ財団の連携事業が「平成22年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞」を受賞

平成22年4月7日

国立大学法人広島大学
財団法人マツダ財団

広島大学とマツダ財団の連携事業「科学わくわくプロジェクト」が、「平成22年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞」を受賞
 

国立大学法人広島大学(以下、広島大学)と財団法人マツダ財団(以下、マツダ財団)はこの度、両者の連携事業である「科学わくわくプロジェクト」が、「平成22年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞」において理解増進部門としての受賞が決定したことを発表しました。

この賞は、日本の科学技術分野において、特に青少年をはじめ多くの人々に対して科学技術に関わる関心および理解の増進などに寄与したこと、または地域において科学技術に関する知識の普及や啓発に寄与したことに、顕著な功績をあげた者を対象として贈られるものです。

今回の受賞を受けて、広島大学科学わくわくプロジェクト研究センター センター長の林武広(広島大学大学院教育学研究科 教授)は、「この度、広島大学とマツダ財団の連携事業である『科学わくわくプロジェクト』が、栄誉ある文部科学大臣表彰を受賞することになり大変光栄に存じます。平成14年よりマツダ財団からの暖かいご理解・ご支援をはじめ、学内外の多くの皆様からのご指導・ご協力の賜と、センターを代表し深く感謝申し上げます。今後もマツダ財団との連携を一層深め、児童・生徒が科学にわくわくできることを目標とした質の高い活動を工夫して参ります」と述べました。

また、マツダ財団常務理事 事務局長の山根英幸は「(仮)マツダ財団の活動として、今回の受賞により一つの実を結ぶことができたことを非常に喜ばしく思います。今後も広島大学との連携を深め、科学技術の振興と青少年の健全育成に貢献していきます。そして、地域をはじめ世界の人びとが共に繁栄を享受し、心豊かに生きることのできる社会づくりに寄与できるよう努めます」と述べました。

なお、授賞式は4月13日(火)12時より、東京都新宿区の京王プラザホテルにて行われる予定です。

「科学わくわくプロジェクト」とは
青少年健全育成と科学技術振興の両分野を一体化し、青少年の科学離れに対応するべく小中学生や高校生を対象に科学にわくわくする機会を提供することで「科学するこころ」を養うことを目指した地域貢献事業です。広島大学とマツダ財団の連携により、同大学の知的資源を活用して展開しています。事業内容は、中学生を対象に最新の科学を分かりやすく紹介する「サイエンスレクチャー」、教科書にとらわれないハイレベルな科学を集中指導する「ジュニア科学塾」、昨年発足した高校生対象の「科学塾研究室」など、多面的な構成となっています。

以 上

お問い合わせ先

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