平成２２年１０月８日

第４０回広島大学講演会・ＪＳＴ研究成果報告会開催のお知らせ
『有機エレクトロニクス・イノベーション   －新材料から新プロセス・新デバイスへ－』

広島大学大学院工学研究院 瀧宮和男 教授を中心とするグループは、同グループが開発した、高性能で高い安定性をもち次世代の有機半導体材料と期待される「ジナフトチエノチオフェン（DNTT）」を、産業応用に展開するための大量製造法の確立、デバイス材料としての汎用性の検討などを行ってきました。これらの取り組みは、有機電界効果トランジスタ（有機FET）技術を材料面から支える基盤技術の創出につながるものです。

広島大学および独立行政法人科学技術振興機構の主催で、下記のとおり講演会・研究成果報告会を開催し、当グループによるこれまでの研究成果をご紹介しますので、お知らせいたします。
また講演会・研究成果報告会では、同じく有機エレクトロニクス分野の第一線で活躍する4名の講師による「新材料から新プロセス・新デバイス」に向けた挑戦、また実用化への展望などについての講演も行います。

記

日 時：平成２２年１０月２２日（金）１３：００～１７：００
場 所：広島大学中央図書館 ライブラリーホール　  （東広島市鏡山1丁目２－２）

講演者：
瀧宮和男 広島大学大学院工学研究院・教授　「次世代高性能有機半導体材料の開発」
熊木大介 山形大学大学院理工学研究科・助教　「液晶性高分子半導体の高次構造制御と薄膜トランジスタへの展開」
長谷川達生 産業技術総合研究所光技術研究部門・研究グループ長　「有機トランジスタの物理」
竹谷純一 大阪大学産業科学研　究所・教授　「有機単結晶のトランジスタ」
関谷 毅 東京大学大学院工学系研究科・講師　「高移動度ＤＮＴＴを用いた低電圧駆動有機エレクトロニクスの開発」

定 員 ：１００名　※事前登録が必要です
申し込み方法 ： ＦＡXまたはE-mailで氏名、所属、役職をお知らせください。
FAX ： 082-493-8236
E-mail：info＠hiroshima.jst-plaza.jp
申し込み締め切り：１０月１８日（月）
※定員になり次第締め切らせていただきます。

主 催：国立大学法人広島大学、独立行政法人科学技術振興機構ＪＳＴイノベーションプラザ広島
後 援：社団法人日本化学会