算数が「面白い!」「もっとやりたい!」に変わる「モンサクン」

平成22年11月8日

算数が「面白い!」「もっとやりたい!」に変わる「モンサクン」
 

小学生の「ニガテ」や「キライ」な分野の算数の文章題が
情報工学によるコンピュータを利用して「おもしろい」「もっとやりたい」に変わります。

 

広島大学大学院工学研究院情報部門 平嶋宗教授らの研究グループが開発した、算数の作問学習支援システム「モンサクン」を使って、広島大学附属小学校で2年生を対象に算数の実験学習を、下記のとおり行いますのでお知らせします。

算数の文章題の学習は、普通は式を立てて問題を解くことで学習を進めていきますが、「モンサクン」は、文章題を自分で作ること、つまり与えられた式にあった問題を作成することで学習を進めていきます。モンサクンは、課題についての計算式・関係式・物語構造をそれぞれ段階的に制限し、スムーズな学習ができるように工夫しています。
  モンサクンを使い、問題を作りながら学習することで、足し算・引き算の意味の違いをはっきりと意識できるようになります。
  本システムは、実際に小学校の算数の授業の一環として利用され、問題を作成する能力(作問能力)だけでなく、問題を解く能力(問題解決能力)についても学習効果がわかっています。

■ 日時:平成22年11月 9日(火)8:40~9:25
11月11日(木)10:40~11:25
■ 場所:広島大学附属小学校
広島市南区翠1丁目1番1号

(児童が実際にモンサクンを利用しているところ)

児童が実際にモンサクンを利用しているところ(画像)

(算数の文章題理解促進システムの画面)

算数の文章題理解促進システムの画面
お問い合わせ先

広島大学大学院工学研究院

情報部門 担当: 平嶋 宗

電話:082-424-7670 FAX:082-424-7878

メール:tsukasa@isl.hiroshima-u.ac.jp

(@は半角@に置き換えた上、送信してください。)


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