最先端・次世代研究開発支援プログラムに4件採択総額6・5億円の研究費を獲得

平成23年2月17日

最先端・次世代研究開発支援プログラムに4件採択総額6・5億円の研究費を獲得
 

「最先端・次世代研究開発支援プログラム」は、将来、世界の科学・技術をリードすることが期待される若手・女性・地域の研究者への研究支援制度で、平成21年度に日本学術振興会が公募したプログラムです。2月10日に開催された第96回総合科学技術会議において採択が決定されました。

本プログラムは、「新成長戦略」に掲げられたグリーン・イノベーションおよびライフ・イノベーションの推進に幅広く寄与する研究課題が主対象です。また、45歳以下の若手研究者あるいは女性研究者を対象とし、各都道府県に必ず1件以上採択の目標を掲げ、地域の特色を活かした提案を優先的に採択することとされています。採択件数は300件程度で、うち女性研究者の割合が30%を目標に公募・審査が行われました。

本学からは以下の4件の研究課題が採択されました。県別での採択数では、中国・四国地方では、4件の採択は広島県のみ(本学からの4件)となっています。

 
グリーン・イノベーション (理工系:1件、生物系:1件)
○先端物質科学研究科 准教授 東 清一郎
「超高密度大気圧熱プラズマジェットを用いた半導体単結晶薄膜成長と大面積電子デバイス応用」
 
○自然科学研究支援開発センター 准教授 齋藤 健一
「低コストで簡便なナノSi白色発光デバイスと高効率ナノSi太陽電池作製法の確立」

 
ライフ・イノベーション (生物系:2件)
○医歯薬学総合研究科 教授 兼松 隆
「エネルギー代謝機構や摂食調節機構に関わる新規分子の機能解明研究」
 
○原爆放射線医科学研究所 准教授 丸山 博文
「新規原因遺伝子Optineurinを中心とした筋萎縮性側索硬化症の発症機序の解明」

お問い合わせ先

広島大学学術室
学術企画グループリーダー 佐々野 克美
TEL:082-424-5860 FAX:082-424-6990


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