医学部4年生に「医学研究実習」の新しいカリキュラムを実施 海外の大学・機関でも実習を行います

平成24年9月20日

医学部4年生に「医学研究実習」の新しいカリキュラムを実施
海外の大学・機関でも実習を行います

 

広島大学医学部では、幅広い教養に根ざした豊かな人間性を培い、人類の発展に貢献する医療人の育成を目指しています。

今年度から医学部4年生を対象に、正規授業である「医学研究実習(10月~翌年1月/4ヶ月間)」の一環として、新たに国内外における研修・研究・実習等のプログラムを実施します。広島大学医学部が正規授業の一環として海外で実習を行うのは、初めてです。

「医学研究実習」は、細胞・動物および各種生体材料を用いた実験や、人の集団を観察の対象とする社会医学研究などの医学研究をとおして、医学研究とは何であるかを理解し、研究マインドのある医師・研究者を育成することを目的としています。

今年(初年度)は、海外の大学・機関で10人、また、国内の研究施設等で11人がこのプログラムに取り組みます。
主な海外の実習先は、イリノイ大学シカゴ校心臓血管研究センター(米国/イリノイ)、ハーバード大学マサチューセッツ総合病院(米国/マサチューセッツ)、エッセン大学病院(ドイツ/エッセン)、長崎大学熱帯医学研究所ベトナム拠点(ベトナム/ハノイ)、WHO世界保健機構(スイス/ジュネーブ)などです。
また、国内の実習先は、国立がん研究センター、北海道大学大学院、大阪大学大学院、国立精神・神経医療研究センター、岡山大学病院などです。

お問い合わせ先

広島大学大学院 医歯薬保健学研究院
ウイルス学研究室
坂口 剛正
電話:082- 257-5157


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