車両通行公開実験のご案内

平成24年10月17日

国立大学法人 広島大学
一般社団法人 日本建設機械施工協会 施工技術総合研究所
星軽金属工業株式会社
株式会社 アカシン
三協立山株式会社三協マテリアル社

車両通行公開実験のご案内
災害時の迅速なインフラ復旧や被災者救助が可能 世界初、折りたためる緊急橋(モバイルブリッジ®)の小型車両仕様1号機の部分試作公開と車両通行公開実験について

 

広島大学大学院工学研究院の有尾一郎助教らは、迅速な災害復旧を可能にする「折りたためる緊急橋(モバイルブリッジ®)」の高度な建設技術を、一般社団法人日本建設機械施工協会施工技術総合研究所(以下、施工総研)、星軽金属工業株式会社、株式会社アカシンと共同開発し、このたび、小型車両が通行可能な緊急橋の部分的なプロトタイプを完成させました。本年7月1日には、三協立山株式会社三協マテリアル社が共同研究プロジェクトに参画し、5者共同研究として、モバイルブリッジ®の実用化を目指しております。
モバイルブリッジ®は、従来の上・下弦材を有すトラス橋と異なり、主要な構造部材をX形で連鎖させたシザーズ構造とすることにより、橋の伸縮が可能となりました。橋としては世界初の構造です。これにより、橋の架設時間を大幅に改善することができ、一刻を争う災害時の緊急車両等が通行可能となります。

今回公開するプロトタイプは、平成21年に広島大学で公開された人用「モバイルブリッジ®」の原型プロトタイプを大型化した、実際に小型車両が通行できる部分試作(幅2.5m、長さ1.5~10.5m)で、災害復旧現場を想定した仮橋開発の最前線とも言えるものです。災害に備えて、迅速な救助やライフラインの確保に役立てることが期待できます。

つきましては、下記のとおり、小型車両用モバイルブリッジ®として研究開発中の部分試作の公開、ならびに展開後の橋の強度を確認するための、実車による車両通行の実験を公開いたします。ご多忙とは存じますが、是非、ご参加いただきたくご案内申し上げます。

日時: 平成24年10月26日(金) 14時~16時     
場所: 静岡県富士市大渕3154
 一般社団法人 日本建設機械施工協会 施工技術総合研究所 TEL.0545-35-0212 (担当:小野)
説明者: 広島大学、施工総研、星軽金属工業株式会社、株式会社アカシン、三協立山株式会社三協マテリアル社

研究所へのアクセスマップ
研究所へのご案内

参加申し込み:別紙のFAX送信用紙にて返送、または以下のサイトから事前登録をお願いします。(FAX送信用紙は省略)
なお、当日は撮影条件を厳守していただきます。(登録期限10月25日(木)17時まで)
  http://home.hiroshima-u.ac.jp/bridge2/postmail/postmail.html

お問い合わせ先

広島大学広報グループ 担当:多賀
TEL:082-424-6017

一般社団法人 日本建設機械施工協会
施工技術総合研究所 担当:小野
TEL:0545-35-0212


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