平成24年12月7日
記 者 説 明 会 の ご 案 内
佐渡島に新種のカエルを発見!命名!
国立大学法人 広島大学 大学院理学研究科 両生類研究施設の三浦郁夫准教授らの研究グループは、佐渡島の中央部で新種のカエルを発見し、サドガエルと命名しました。
このカエルは、1997年に発見し、広島大学、横浜市繁殖センター、新潟大学が遺伝学、形態学、生殖学および進化学的に共同調査・研究を行ってきました。
ツチガエルから派生した種であり、形態的に似ていますが、外部形態に違いがあり、ミトコンドリア遺伝子配列に明確な違いが存在する、ツチガエルとの人工雑種はほぼすべてが雄となり、妊性が著しく低い、鳴き声が大きく異なる、などの特徴から、新種と判断しました。
本研究成果は、学術雑誌「Zootaxa」の3575号(オンライン版平成24年12月7日)に掲載されました。
本研究成果につきまして、下記のとおり、新種のカエルを持参して、記者説明会を開催し、カエルの公開と説明をいたします。ご多忙とは存じますが、是非ご参加いただきたく、ご案内申し上げます。
記
日時: 平成24年12月11日(火) 15:00~16:00
場所: キャンパス・イノベーションセンター4階 408号室 (広島大学東京オフィス 同センター4階 TEL:03-5440-9065)
出席者: 広島大学 大学院理学研究科 両生類研究施設 准教授 三浦郁夫
横浜市環境創造局公園緑地部動物園課 繁殖センター 技術職員 尾形光昭
新潟大学 超域学院 朱鷺・自然再生学センター 協働研究員 関谷國男