「作ってみる算数学習」タブレットPC用ソフト「モンサクンTouch」を使った文章題づくり

平成25年2月5日

附属小学校公開授業のお知らせ

「作ってみる算数学習」タブレットPC用ソフト「モンサクンTouch」を使った文章題づくり

 

・小学生がタブレットPC上のソフトウェアを使って算数の文章題を組み立てます。
・「問題」が「与えられるもの」から「作るもの」に変わります。
・「作れる」から、面白くなり、また、意味が分かってきます。
・タブレットPCが「受信の道具」から、「発信の道具」に変わります。
 
広島大学大学院工学研究院情報部門学習工学研究室平嶋宗教授らの研究グループが、広島大学附属小学校算数科前田一誠教諭と共同開発した、タブレットPC用の作問学習ソフト「モンサクン Touch」を使って、広島大学附属小学校で2年生を対象に算数の掛け算の文章題についての実験授業を下記のとおり行いますのでお知らせします。
算数の文章題の学習は、普段は与えられた問題を数多く解くことで進められますが、「モンサクンTouch」を使うことで、文章題を自分で作りながら学習を進めることができるようになります。また、タブレットPCと無線LANを利用することで、コンピュータルームに移動することなく、通常の教室で行う授業で利用することができます。児童が作った問題は直ちにソフトウェアによって診断され、児童は正誤を知ることができ、間違っていた場合には正解へのヒントをもらうことができます。診断の結果はサーバに収集・集計され、その結果を参照することでリアルタイムに作問演習の状況を把握することができます。
この授業は、広島大学附属小学校主催(後援:広島県教育委員会・広島市教育委員会)第95回研究発表協議会(http://home.hiroshima-u.ac.jp/fushou/95thchirashi.pdf)の提案授業の一つとなっており、全国から集まった1500名を超える小学校の先生方に公開されるものです。

日時: 平成25年2月8日(金)10:05-10:50
      
場所: 広島大学附属小学校 広島市南区翠1丁目1番1号

児童が実際にモンサクンTouchを利用しているところ

児童が実際にモンサクンTouchを利用しているところ

モンサクンTouchの画面

モンサクンTouchの画面

 

なお、この実験授業はモンサクンTouchを用いた作問授業として計画された計9時限分の授業の一連の授業で、すでに4時限分は行われており、上記実験授業以外にも4時限分を予定しております。下記の日程については取材を受けることが可能です。
・2/13(水):10:40-11:25
・2/15(金):8:45-9:30

お問い合わせ先

広島大学附属小学校算数科 前田一誠
082-251-3027 kazmaeda*iroshima-u.ac.jp

広島大学大学院工学研究院学習工学研究室 平嶋 宗
082-424-7670 tsukasa*lel.hiroshima-u.ac.jp

(メールアドレスの*は半角@に置き換えて下さい)


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