2013年国際歯科研究学会(IADR)「歯科補綴学・インプラント研究」最優秀科学者賞を受賞

平成25年3月28日

2013年国際歯科研究学会(IADR)「歯科補綴学・インプラント研究」最優秀科学者賞を受賞

 

広島大学大学院医歯薬保健学研究院の赤川安正教授が、2013年国際歯科研究学会(IADR)の「歯科補綴学・インプラント研究」最優秀科学者賞を受賞しました。

赤川 安正 教授

赤川 安正 教授

「歯科補綴学・インプラント研究」最優秀科学者賞の楯

「歯科補綴学・インプラント研究」最優秀科学者賞の楯

 

IADRは、世界の約12,800人の会員からなる歯学最大の国際研究団体です。
1.グローバルな視点での口腔の健康増進に関する先端的研究の推進および知見の集積、
2.口腔の健康増進に関する研究分野の支援、
3.研究成果の臨床研究への応用、
を使命としています。その使命を達成する活動の一環として、16の分野で卓越した研究を行った科学者を表彰するもので、同団体が授与する最も栄誉のある賞です。

赤川教授は、1990年代に歯科インプラント学における組織再生のパイオニアとして、インプラント表面の歯根膜形成についての研究成果を論文発表するとともに、高齢者への機能的および知覚的成果に関する研究も継続的に行ってきました。
また、160編を超える国際雑誌の論文においては、インプラントの新材料、インプラントに対する負荷時期、ティッシュエンジニアリングによるインプラント周囲の骨再生などの先端的研究成果、ならびに高齢者における義歯装着が全身の健康に与えるインパクトに関する成果を提供してきました。
さらに、IADRへの20年以上にもわたる継続的な参加・支援により、歯科補綴学・インプラント研究の進歩とエビデンスベースの確立に大きく貢献しました。
これらの功績が認められ、今回の受賞となりました。

なお、授賞式は3月20日、アメリカ合衆国ワシントン州シアトルで開催されたIADR第91回総会にて行われました。

お問い合わせ先

広島大学大学院医歯薬保健学研究院 赤川 安正
電話:082-257-5675


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