広島大学病院が全国に先駆けて災害用衛星通信車を導入しました

平成25年10月10日

広島大学病院が全国に先駆けて災害用衛星通信車を導入しました
 

広島大学病院では今月、衛星回線を利用してネットワークを構築できる通信車(災害用衛星ブロードバンド設備搭載車両)を導入しました。
スイッチ一つで沖縄を除く全国各地でインターネットに接続でき、IP電話や、画像などデータの送受信も可能です。通信インフラが壊滅した被災地などに出向き、通信中継基地としての役割が期待されます。
車両は最大6人乗り、折り畳み式パラボラアンテナと衛星通信機器を装備し、予備バッテリーを搭載している外部電源も利用できます。購入費用は約1200万円です。
当病院は東日本大震災発生直後から進めている被ばく医療支援・被災地医療を担う人材育成に向けた取り組みを踏まえ、全国の病院に先駆けて導入に踏み切りました。
10月16日午後1時から広島空港で行われる航空機事故想定訓練に参加し、披露する予定です。

災害用衛星ブロードバンド設備搭載車両

災害用衛星ブロードバンド設備搭載車両

お問い合わせ先

広島大学病院 特命広報・調査担当 山内
TEL:082-257-5418


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