平成２６年１２月２６日

総合博物館 ミニ企画展（第4回ふむふむギャラリー）『霞地区で発掘された大学食器in 霞キャンパス』

広島大学総合博物館では、広島大学構内遺跡の調査成果を広く発信するため、霞キャンパスでミニ企画展を開催します。

広島大学医学部、歯学部、薬学部および大学病院のある霞キャンパスでは、構内の開発に伴う発掘調査によってさまざまな出土品が発見されています。霞キャンパスは、明治末期から太平洋戦争の終わりまで、陸軍施設である兵器支廠（武器・弾薬の倉庫）として利用され、それらの痕跡の一部が良好な状態で残されていました。

本展示では、当時使われた軍用食器や防衛食容器、その後の昭和期に大学病院で使われた病院食器などを展示します。また、当時の建物の基礎や鉄道、石組桝などの跡について、発掘調査の成果の一部をパネルで紹介します。

本展示以外にも、霞キャンパスでは、工事によって失われてしまう遺構の一部を移設保存しており、それらを間近にご覧いただくことができます。ぜひこの機会に、広島大学霞キャンパスの遺跡について知っていただければ幸いです。

記

【日時】 平成２７年１月２０日（火）～３月２０日（金） １０時～１６時 ※日・祝日は休館
【場所】 広島大学医学部 医学資料館（広島市南区霞一丁目２番３号） TEL：082‐257‐5099
【入館料】　　無料
【展示解説】　会期中、以下の日程で展示解説を行います。
（１）平成２７年２月１４日（土）
（２）平成２７年２月２８日（土）
※開館時間内で随時実施します