広島大学「たおやかで平和な共生社会創生プログラム」第8回原爆ドーム健全度調査を見学

平成27年2月19日

広島大学「たおやかで平和な共生社会創生プログラム」第8回原爆ドーム健全度調査を見学

 

このたび広島大学「たおやかで平和な共生社会創生プログラム」の留学生らが、原爆ドームにおける第8回健全度調査実施にあわせ、下記の通り見学を行いますので、お知らせいたします。

「たおやかで平和な共生社会創生プログラム」は、文化・技術・社会の連鎖的発展を導き、広く産官学にわたりグローバルに活躍する人材の育成を目指す、博士課程前期・後期一貫制の学位プログラムで、平成25年度文部科学省博士課程教育リーディングプログラムに採択されました。

このたびの見学には、インドネシア、タイ、ベトナム、中国、ラオスからの留学生を含む本プログラム履修生とともに、本プログラムの国内外の研究協力者が参加します。本プログラム履修生は、健全度調査に用いられるデジタル写真測量等の技術について、また保全活動に関わる行政機関と市民団体の連携体制について理解を深め、その技術や活動モデルが、開発途上国においても歴史的建造物や遺跡の保護に活用される可能性を考えます。

健全度調査は、原爆ドームの経年劣化を把握するため、平成4年度(1992年度)以降、原則3年毎に実施されています。本年、被爆後70年を迎える原爆ドームは、建立から100年の時を経た歴史ある建造物でもあります。世界遺産に登録された原爆ドームを、恒久平和を目指す広島の象徴として後世に残してゆくためには、先端的な技術を用い、行政機関や市民団体と協力しながら持続的な保全活動を行うことが重要です。

日時: 平成27年3月4日(水) 13:30 原爆ドーム 集合
 14:00-14:30 第8回健全度調査(原爆ドーム内部)説明 ※要ヘルメット着用
 14:30-15:30 原爆ドーム内部見学 ※要ヘルメット着用
 15:30-16:30 平和記念公園 自由見学
  ※多少、時間変更の可能性があります。

場所: 原爆ドーム内部及び周辺

参加者(予定): 25~30名程度

(内訳)
たおやかで平和な共生社会創生プログラム 学生15名程度(内、留学生10名程度)
本プログラム担当教職員7名程度
 担当教員:石井 抱(工学研究科・システムサイバネティクス専攻・教授)
 近藤 俊明(国際協力研究科 特任准教授)
 顧 慶毅(工学研究科 特任助教)
本プログラム協力研究者2名
 インド中央電子工学研究所(CSIR-CEERI, Pilani)
 Dr.Kota Solomon Raju
 Dr.Pokkunuri Bhanu Prasad

**********

- 「たおやかで平和な共生社会創生プログラム」については、下記URLをご参照ください。
http://taoyaka.hiroshima-u.ac.jp/

- 原爆ドームの健全度調査については、下記URLをご参照ください。
http://www.city.hiroshima.lg.jp/toshiseibi/dome/index.html

お問い合わせ先

広島大学たおやかプログラム事務室 是恒(これつね) さくら
東広島市鏡山1丁目5番1号
TEL:082-424-4696 FAX:082-424-6954
E-mail: taoyaka-program*office.hiroshima-u.ac.jp
(*は@に置き換えて送信してください)


up