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肝臓移植後の感染症予防を目的としたドナー肝臓由来の活性化ナチュラルキラー(NK)細胞を用いた術後免疫賦活療法の臨床試験を、国内で初めて実施します

平成27年11月20日

記者説明会(11月24日13時30分・広島)のご案内

肝臓移植後の感染症予防を目的としたドナー肝臓由来の活性化ナチュラルキラー(NK)細胞を用いた術後免疫賦活療法の臨床試験を、国内で初めて実施します

 

肝臓移植手術を受けると拒絶反応を防ぐ免疫抑制剤を飲む必要がありますが、体の抵抗力を下げてしまうため感染症にかかりやすくなります。肝臓移植で用いるドナー(提供者)の肝臓内には、がんやウイルスを攻撃する力の強いナチュラルキラー(NK)細胞がたくさん含まれています。

今回、広島大学病院は移植手術直後の感染症を予防する目的で、ドナーの肝臓から回収したNK細胞を3日間培養して活性化させた後、移植患者に点滴注射して免疫力を高める治療法の臨床試験について、厚生労働大臣の承認を得ました。

当院では肝がん再発を防止する目的で、ドナー肝臓由来の活性化NK細胞を用いた術後免疫賦活療法を、倫理委員会の承認のもと2006年1月より臨床応用しております。移植手術後の感染症予防を目的としたNK細胞を用いる免疫賦活療法の臨床応用は、国内で初めてです。

つきましては下記の通り、記者説明会を開催し、臨床試験の内容についてご説明しますので、ご出席いただきますようご案内申し上げます。

日時: 平成27年11月24日(火)13時30分~14時30分

場所: 広島大学病院 臨床管理棟3階大会議室(広島市南区霞1-2-3)

出席者: 広島大学大学院医歯薬保健学研究院 消化器・移植外科学 教授 大段 秀樹

キャンパスマップ
記者説明会に関するお問い合わせ先

広島大学学術・社会産学連携室 広報グループ
三戸 里美(みと さとみ)
Tel/Fax:082-424-3701/6040
E-mail:koho@office.hiroshima-u.ac.jp(@は半角に置き換えて送信して下さい)


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