産学官連携で 入れ歯や歯ブラシを手軽に24時間防菌できる 新しいタイプの防菌スプレーを開発

平成28年1月4日

記者説明会(1月6日14時・東京)の ご案内
産学官連携で入れ歯や歯ブラシを手軽に24時間防菌できる新しいタイプの防菌スプレーを開発

 

広島大学大学院医歯薬保健学研究院の二川浩樹教授の研究成果である持続性の固定化防菌成分Etak(イータック)を活用し、エーザイ株式会社(東京)、メディア株式会社(東京)らは、入れ歯や歯ブラシを手軽に24時間防菌できる新しいタイプの防菌スプレーを開発しました。
以下の2品を1月7日から歯科医院にて新発売いたします。

■イータック義歯防菌スプレー(Etak配合)
■イータック歯ブラシ防菌スプレー(Etak配合)

市販されている入れ歯洗浄剤のほとんどが浸漬タイプで、入れ歯をはずし、ブラシ洗浄後に、容器に入れた洗浄液中に数分から数時間浸漬して除菌するものです。しかし、今回発売する製品は洗浄後の入れ歯にスプレーして、軽く乾かした後、すぐにお口の中に入れることのでき、かつ、入れ歯を24時間防菌し続けることができる製品です(第66回日本歯科理工学会 東京 2015で発表)。使用し続けることで入れ歯や歯ブラシの防菌効果が維持されます。

このたび、新発売前に、二川教授から、持続性の固定化防菌成分Etakに関するこれまでの研究成果と、広島県商工労働局医工連携推進プロジェクトによる老健施設でのイータック義歯防菌スプレーを使用したモニター結果についてご紹介いたします。

つきましては、下記のとおり記者説明会を開催いたしますので、ご多忙とは存じますが、是非、ご出席いただきたくご案内申し上げます。

日 時:平成28年1月6日(水)14時00分~14時30分

出席者:二川 浩樹 (広島大学大学院医歯薬保健学研究院 教授)、辻    啓延  (メディア株式会社 代表取締役社長)、金澤 昭兵 (エーザイ株式会社 薬粧事業部 プレジデント)

場 所:キャンパス・イノベーションセンター4階408号室(広島大学東京オフィス 同センター4階 TEL:03-5440-9065)

会場へのアクセスマップ
【本リリースに対するお問い合わせ先】

◆研究内容に関すること
広島大学大学院医歯薬保健学研究院 統合健康科学部門 歯学分野 口腔生物工学
教授 二川 浩樹
電話:(082)257-5097
メール:hirocky@hiroshima-u.ac.jp

◆商品に関すること
メディア株式会社 LifeCare 事業部 粂純一
電話:(03)6891-7110
メール:j-kume@media-inc.co.jp

◆報道担当
広島大学 学術・社会産学連携室 広報グループ 和木 光江
電話:(082)424-6013


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