広島大学附属高等学校・住友林業株式会社 組織培養で増殖した“エバヤマザクラ”と当時の生徒が里帰り 記者発表会および植樹式開催のお知らせ

平成28年2月16日

広島大学附属高等学校
住友林業株式会社

広島大学附属高等学校・住友林業株式会社
組織培養で増殖した“エバヤマザクラ”と当時の生徒が里帰り
記者発表会および植樹式開催のお知らせ

【日 時】 2016年2月27日(土)13:00
【場 所】 広島大学附属高等学校 講堂

 

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

文部科学省のスーパーサイエンス校(SSH)に指定されている広島大学附属高等学校では、2007年4月から、広島市指定天然記念物である“エバヤマザクラ”の組織培養法による苗木増殖の研究を開始し、2012年10月には、同品種で初となる組織培養での増殖に成功いたしました。

このサクラの組織培養による苗木の増殖については、世界文化遺産である総本山醍醐寺(京都市)の太閤しだれ桜、総本山仁和寺(京都市)の御室桜ほか多数の実績を持つ住友林業㈱がアドバイス、サポートなどを実施。増殖に成功した苗は、住友林業が同校から引き継ぎ、同社筑波研究所で育苗を行ってまいりました。
このたび、その苗が大きく成長したことから、広島に里帰りさせるとともに、同校において記者発表会および記念植樹を行う運びとなりましたので、ご案内いたします。

エバヤマザクラは、広島市中区江波の江波山公園にある推定樹齢約180年、被爆桜としても知られており、平成8年に市の天然記念物に指定されたサクラです。山桜の一種ですが、通常の山桜の花びらは5枚なのに対し、エバヤマザクラの花びらは5枚から13枚と多様で、京都の桜守であり園芸の専門家である第16代佐野藤右衛門氏により他に類のない珍しいサクラとして「ヒロシマ エバヤマザクラ」と命名されたものです。

発表会当日には、各地の大学に進学した2012年当時の生徒も里帰りし、大学生になった今に思う、“科学”や“平和”、“未来へつながる安心・安全な暮らし”について、同校の現役生徒たちと語り合います。
また同校では、縁のある地域への桜の寄贈を検討しており、寄贈先についても当日発表する予定です。

報道関係の皆様を対象に下記の通り発表会を開催いたします。ご多忙の折恐縮ではございますが、万障お繰り合わせの上、ご出席賜りますようお願い申し上げます。
 

● 開催概要

【日時】 2016年2月27日(土) <エバヤマザクラの広島里帰り 植樹発表会>
 12:30 発表会受付開始
 13:00 発表会開始 於:広島大学附属高等学校 講堂
 15:00 説明会・植樹式 終了予定

【会場】 広島大学附属高等学校 講堂 広島県広島市南区翠1-1-1 TEL:082-251-0192

【出席予定】 広島大学附属高等学校 校長 竹村 信治、関係教員、生徒(OB/OG含)
 住友林業株式会社 森林・緑化研究センター長 中村 健太郎 ほか

お問い合わせ先

住友林業株式会社
コーポレート・コミュニケーション室 大西・内藤
TEL:03-3214-2270

■ご参考:広島大学附属高校 ご案内

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アクセス

市内電車をご利用の方
JR 広島駅より広島港行きに乗車~広大附属学校前下車(所要時間 約20分)


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