国立大学法人広島大学と独立行政法人医薬品医療機器総合機構 包括的連携協定を締結

平成28年3月4日

国立大学法人広島大学
独立行政法人医薬品医療機器総合機構

国立大学法人広島大学と独立行政法人医薬品医療機器総合機構
包括的連携協定を締結

 

国立大学法人広島大学(学長:越智 光夫)と独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)(理事長:近藤 達也)は、我が国のレギュラトリーサイエンス(※)の振興に資することを目的として、平成28年3月4日付で包括的連携協定を締結しました。
PMDAでは、平成27年4月より、従来の連携大学院制度を「包括的連携協定」へと発展・強化しており、今回の広島大学との協定は、大学との包括的連携協定締結の第一号となります。

広島大学は、世界トップ100大学を目指し、イノベーション創出に挑戦・支援するグローバル人材を輩出するため教育力・研究力を両輪とした大学改革に取り組んでいます。PMDAは、医薬品、医療機器等の審査および安全対策、ならびに健康被害救済の三業務を行っており、これらの業務の基調となる科学、レギュラトリーサイエンスの推進を図ることでPMDAの業務の質の向上に努め、国民の健康・安全の向上に貢献すべく取り組んでいます。
広島大学とPMDAは、本協定の締結により、これまで以上に強力な連携・協力体制を構築し、多様な専門分野を有する大学ならではの異分野融合型の人材育成および共同研究の推進、情報発信・普及啓発などに取り組みます。

※ レギュラトリーサイエンスとは、根拠に基づく的確な予測、評価、判断を行い、科学技術の成果を人と社会との調和の上で最も望ましい姿に調整するための科学です。

期待される連携・協力内容

  •  共同研究の推進:医薬品・医療機器等の適正使用の促進
    広島大学が実施する臨床研究や大学病院における調査・研究を共同で行い、医薬品・医療機器等の適正使用の促進を目指します。
  •  人材育成の推進:研修体制の強化
    広島大学が進める各種教育プログラムや大学院と連携し、PMDA職員も受講可能な研修を実施することで、生物統計学、薬物動態学、医工学など専門性の高い人材を育成・輩出します。
お問い合わせ先

〔PMDAとの包括協定について〕
広島大学病院 総合医療研究推進センター
担当:副センター長(臨床研究担当) 飛田(ひだ) 英祐
Tel:082-257-5773 FAX:082-257-5090
E-mail:ehida52@hiroshima-u.ac.jp

〔本学の包括協定全般について〕
広島大学学術・社会産学連携室 社会連携グループ 担当:宮本(みやもと) 雅臣
Tel:082-424-5871 FAX:082-424-6031
E-mail:sangaku-renkei@office.hiroshima-u.ac.jp

〔PMDAにおける包括的連携協定について〕
独立行政法人医薬品医療機器総合機構
レギュラトリーサイエンス推進部長 蛭田(ひるた) 浩一
同推進課長 小笠原(おがさわら) 弘道
〒100-0013 東京都千代田区霞が関3-3-2 新霞が関ビル
Tel:03-3506-9573


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