第5回COE国際シンポジウム
「開発援助政策の革新とキャパシティ・ディベロップメント：効果的援助とは何か？」
【日時】2006年3月1日（水）13:30-17:00
【会場】国際協力機構（JICA）国際協力総合研修所・国際会議場
〒162-8433 東京都新宿区市谷本村町10-5
【概要】
広島大学21世紀COEプログラム「社会的環境管理能力の形成と国際協力拠点」は、途上国への環境協力とキャパシティ・ディベロップメントに関する研究により、新領域・国際協力学の開拓を目指し、2003年8月より活動を開始した。また本研究科は、文部科学省「魅力ある大学院教育」イニシアティブ「国際協力学を拓く実践的研究者育成の試み」の採択（2005年10月）を受け、COEプログラムと連携した活動を行っている。
本シンポジウムは、国際協力学の開拓を目指し、COEプログラムが研究開発してきたキャパシティ・ディベロップメント（CD）、キャパシティ・アセスメント（CA）にもとづく日本の開発援助政策の革新可能性について、研究者および援助機関、途上国関係者により議論することを目的としている。シンポジウムでは、CDやCAの理論化・戦略化から一歩踏み込み、CDアプローチをいかに政策化し、日本の開発援助政策をより効果的なものにするかに焦点を当てる。
【プログラム】（MC TBD）
13:30-14:00 主催者挨拶：田口 徹 （国際協力機構国際協力総合研修所所長）
吉村 幸雄（世界銀行副総裁兼駐日特別代表）
朽木 昭文（日本貿易振興機構理事（アジア経済研究所担当））
関係機関挨拶：財務省国際局（予定）
外務省経済協力局（予定）
14:00-14:15 基調講演：松岡 俊二（広島大学大学院国際協力研究科教授）
「キャパシティ・ディベロップメント・アプローチの政策設計—日本の開発援助政策の革新—」
14:15-14:30 ゲスト講演：大野 泉（政策研究大学院大学教授）
「キャパシティ・ディベロップメント支援における援助モダリティの役割」
14:30-14:45 ゲスト講演：Kenneth King（Manager, Knowledge and Learning Partnerships, World Bank Institute)
「ローカル・キャパシティの育成—持続可能な開発を目指して—」
14:45-15:00 ゲスト講演：Måns Nilsson（Research Fellow, Programme Manager, Stockholm Environment Institute, Sweden）
「セクタープログラムサポートと社会的能力—経験と挑戦—」
15:00-15:15 Coffee Break
15:15-16:20 パネル・ディスカッション
モデレーター：田辺 輝行（国際協力銀行開発金融研究所所長）
パネリスト ：Augusto Santos（Director-General, NEDA,フィリピン）
Yan Piter Pangaribuan （Head Sub Directorate, BAPPENAS,インドネシア）
柴田 勉（Senior Advisor, World Bank Institute）
大崎 敬子（Chief, ESCAP, United Nations）
城石 幸博（Health Specialist, Asian Development Bank）
国際協力機構（予定）
16:20-16:55 Open Discussion
16:55-17:00 閉会挨拶 （TBD）
【参加申し込み】
参加ご希望の方は2006年2月20日（月）までに氏名・所属・連絡先を明記の上、hicec@hiroshima-u.ac.jpまでお申し込み下さい。（先着100名）
【問い合わせ先】
広島大学大学院国際協力研究科COE事務局 錦織理華
Tel：082-424-6954
E-mail：hicec@hiroshima-u.ac.jp
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