広島大学病院心臓血管外科が96歳の患者さんの弓部大動脈瘤ステントグラフト治療に成功しました

平成26年3月5日

広島大学病院心臓血管外科が96歳の患者さんの弓部大動脈瘤ステントグラフト治療に成功しました

 

広島大学病院心臓血管外科(診療科長・末田泰二郎教授)は本年3月3日、弓部大動脈瘤を再発した96歳11か月の男性患者さんに対し、カテーテルを用いたステントグラフト治療を行いました。患者さんは順調に回復し、来週初めに退院の運びとなりました。
患者さんは2002年に弓部大動脈瘤で開胸手術を受けており、年齢からも再度の開胸手術は難しい状況でした。
超高齢社会の到来によって動脈硬化に起因する大動脈瘤などの心臓・大血管疾患が増える中、体への負担が少ないカテーテルを用いたステントグラフト治療は高齢患者さんのQOL向上を図る上でも有効な治療法といえます。
つきましては下記のとおり、末田診療科長と執刀した片山桂次郎医師が記者会見をいたしますのでお知らせします。会見には患者さんも同席いただける予定です。

【日時】 平成26年3月6日(木)13:00~13:30

【場所】 広島大学病院 診療棟4階 カンファレンスルーム2(広島市南区霞一丁目2番3号)

※ 会見に参加される方は12:45に診療棟南側(入院棟側)入口においでください。

お問い合わせ先

広島大学病院特命広報・調査担当(山内)
TEL:082-257-5418


up