2024年6月30日に、第14回広島県臨床工学技士会学術大会が広島国際会議場にて開催され、今田特命助教が参加しました。
テーマは「境界なき挑戦」であり、各医療職のタスクシフト・シェアや医療経営への参画、国内外を問わない災害医療への対応など、これまでの臨床工学技士の業務の境界を超えた取り組みについて、現状と展望が議論されました。
また、「エフェクチュエーションと医療機器開発」と題された講演も拝聴しました。エフェクチュエーションとは、不確実性の高い状況下で意思決定を行う際に優れた起業家に共通する意思決定プロセスや思考を体系化した実行理論のことを指します。講演者は、医療機器開発において直面する多くの困難や不確実性について、それらをどのように乗り越えたか、また乗り越えるためには何が必要かという実例を述べ、大変参考になりました。
本学術大会の大会長は、今田特命助教と共同研究を行っている臨床工学技士であり、大会中に今後の研究遂行についても再度確認ができ、とても有意義な学会参加となりました。
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広島大学
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