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広島大学 教育推進グループ (教養教育担当)
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2025年5月14日、東広島キャンパス総合科学部L102講義室において、今年度第7回「世界に羽ばたく。教養の力」を実施しました。国際ジャーナリストのモーリー・ロバートソン氏が講演を行い、工学部の新入生約460人が聴講しました。
モーリー氏は、中学、高校、大学の間に日本とアメリカの両国を行き来して過ごした自身の学生時代の経験を振り返りながら、日本ではトレース型の学習が主流である一方、アメリカでは徹底的な調査とディベートを重視する教育が根付いていることや、異性や友人とのコミュニケーションのとり方の違いについて説明されました。また、大学時代に苦手なことを避け続けてきたこと、最近になりその苦手なことを徹底的に勉強し直したことを語り、受講生へ「苦手なことを乗り越えることで新しいドアが開き、自信が生まれる。苦手なことこそ積極的にチャレンジしてほしい」とメッセージを送りました。
学生からは、「苦手だからと避けていたことに、あえて挑戦してみる姿勢が大切だと感じた。これからは、嫌だと思うことほど一歩踏み出してみようと思った。」「日本とアメリカで文化や教育がとても異なっていることがわかり、留学してその違いを体験してみたいと思った。」などの声が寄せられました。
講演後、越智学長に代わり、坂田副学長(学生支援・ダイバーシティ担当)がモーリー氏に「特別招聘教授」の称号記を贈呈しました。

講演を聞く学生達

モーリー氏に「特別招聘教授」の称号記を贈呈