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【開催報告】ひろしまバイオデザインpresents 第12回医工連携セミナーを開催しました!

8月25日、ひろしまバイオデザインpresents第12回医工連携セミナーを開催いたしました。オンラインを含め、学内外から多くの皆様にご参加をいただきました。

今回は、当部門長の花之内教授が「ひろしまバイオデザイン2.0~スタンフォード大学 Biodesignのプログラム参加に基づく医工連携のデザイン」と題して講演を行いました。花之内教授は、今年スタンフォード大学において6か月間実施されたGlobal Faculty in Training (GFIT) programを修了された経験を踏まえ、同プログラムで得られた知見を報告するとともに、広島から新たな価値を創出していくためのビジョンについて講演しました。

講演ではまず、GFITプログラムの実際について紹介があり、臨床現場の観察を通じて課題を抽出し、試作と検証を繰り返すプロセスの重要性が強調されました。続いて、ひろしまバイオデザイン2.0の方向性として、コアメンバーの充実、診療科・部局の皆様との協働、国際展開と再活性化人材の育成、大学院教育との連携、そして企業・ビジネスとの接点を見据えた拡張計画の5点が示されました。さらに、「学ぶは真似ぶ」という言葉を引用し、先進事例を取り入れながら広島から新たな価値を創出していく姿勢の大切さが語られました。

質疑応答では、法人代表取締役から企業としてのバイオデザインへの関わり方に関する質問や、臨床医から専門分野と異分野のどちらからニーズを探索すべきかなどの、多くの質問が寄せられ、活発な意見交換が行われました。

セミナー終了後は、ネットワーキングの時間を設け、産・官・学の各方面からご参加いただいた皆さまと、今後の共同の可能性について意見が交わされました。

また、参加者の皆さまにはアンケートを実施しており、いただいたご意見は今後の活動に活かしてまいります。改めて、ご参加いただいた皆さまに心より御礼申し上げます。

お問い合わせ先

広島大学
学術・社会連携室オープンイノベーション本部
産学連携部 バイオデザイン部門
TEL: 082-257-1992
biodesign@office.hiroshima-u.ac.jp


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