医系科学研究科 論文等に係る評価基準

修士論文

【満たすべき水準】
 広島大学大学院医系科学研究科では,次の判定基準に基づいて修士の学位審査を行い,適当と認められる者に対して,修士(医科学),修士(歯科学),修士(学術),修士(公衆衛生学),修士(口腔健康科学),修士(薬科学),修士(看護学)又は修士(保健学)の学位を授与する。
 1. 修士の学位を受ける者は,学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)に基づき,当該専門分野における研究能力及び高度な専門的能力を身につけていること,さらに幅広い教養と総合的な判断力を有していること。
 2. 修士論文は次に定める「学位論文の評価基準」に基づき評価されるとともに,当該専門分野の発表会・審査委員会で学術研究に相応しい研究発表を行い,質疑に対し論理的かつ明解に応答すること。
(「広島大学大学院医系科学研究科 学位授与の判定基準及び学位論文の評価基準」)

【審査委員の体制】
 1. 審査委員会は,主指導教員を含む3人の委員で組織し,主指導教員が委員長となるものとする。
 2. 審査委員会委員は,研究科教育委員会の推薦に基づき,研究科教授会で決定する。
(学生便覧P.39「広島大学学位規則医系科学研究科内規」) 

【審査の方法】
 審査委員会は,提出された修士論文について審査を行い,委員の過半数をもって合否の判定を行う。修士論文の審査は,2月末日(前期末修了の場合は,8月末日)までに終了するものとする。
 審査委員会は,修士論文提出者について最終試験を行い,委員の過半数をもって合否の判定を行う。最終試験は,修士論文を中心とした口述試験によることを原則とする。最終試験は,2月末日(前期末修了の場合は,8月末日)までに終了するものとする。
(学生便覧P.39「広島大学学位規則医系科学研究科内規」)

【審査項目】(学位論文の評価基準)
 1. 当該研究領域における修士としての十分な知識を修得し,問題を的確に把握し,解明する能力を身につけているか。
 2. 研究テーマの設定が申請された学位に対して妥当なものであり,論文作成にあたっての問題意識が明確であるか。
 3. 論文の記述(本文,図,表,引用など)が十分かつ適切であり,結論に至るまで首尾一貫した論理構成になっているか。
 4. 設定したテーマの研究に際して,適切な研究方法,調査・実験方法,あるいは論証方法を採用し,それに則って具体的な分析・考察がなされているか。
 5. 当該研究領域の理論的見地または実証的見地から見て,独自の価値を有するものとなっているか。
(「広島大学大学院医系科学研究科 学位授与の判定基準及び学位論文の評価基準」)

特定の課題

【満たすべき水準】
 広島大学大学院医系科学研究科では,次の判定基準に基づいて修士の学位審査を行い,適当と認められる者に対して,修士(医科学),修士(歯科学),修士(学術),修士(公衆衛生学),修士(口腔健康科学),修士(薬科学),修士(看護学)又は修士(保健学)の学位を授与する。
 1. 修士の学位を受ける者は,学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)に基づき,当該専門分野における研究能力及び高度な専門的能力を身につけていること,さらに幅広い教養と総合的な判断力を有していること。
 2. 修士論文は次に定める「学位論文の評価基準」に基づき評価されるとともに,当該専門分野の発表会・審査委員会で学術研究に相応しい研究発表を行い,質疑に対し論理的かつ明解に応答すること。
(「広島大学大学院医系科学研究科 学位授与の判定基準及び学位論文の評価基準」)

【審査委員の体制】
 1. 審査委員会は,主指導教員を含む3人の委員で組織し,主指導教員が委員長となるものとする。
 2. 審査委員会委員は,研究科教育委員会の推薦に基づき,研究科教授会で決定する。
(学生便覧P.39「広島大学学位規則医系科学研究科内規」) 

【審査の方法】
 審査委員会は,提出された特定課題研究について審査を行い,委員の過半数をもって合否の判定を行う。特定課題研究の審査は,2月末日(前期末修了の場合は,8月末日)までに終了するものとする。
 審査委員会は,特定課題研究提出者について最終試験を行い,委員の過半数をもって合否の判定を行う。最終試験は,特定課題研究を中心とした口述試験によることを原則とする。最終試験は,2月末日(前期末修了の場合は,8月末日)までに終了するものとする。
(学生便覧P.39「広島大学学位規則医系科学研究科内規」に準ずる)

【審査項目・学位論文の評価基準】
 1. 当該研究領域における修士としての十分な知識を修得し,問題を的確に把握し,解明する能力を身につけているか。
 2. 研究テーマの設定が申請された学位に対して妥当なものであり,論文作成にあたっての問題意識が明確であるか。
 3. 特定課題研究の記述(本文,図,表,引用など)が十分かつ適切であり,結論に至るまで首尾一貫した論理構成になっているか。
 4. 調査・教育実践等により入手した資料・データに基づいて,関連情報を正確に把握できているか。
 5. 問題点の的確な整理,その問題点に関する状況の把握,および検証結果の評価の三つの観点において,問題解決能力が身についているか。

博士論文

【満たすべき水準】
 広島大学大学院医系科学研究科では,次の判定基準に基づいて博士の学位審査を行い,適当と認められる者に対して,博士(医学),博士(歯学),博士(薬学),博士(学術),博士(医科学),博士(歯科学),博士(口腔健康科学),博士(薬科学),博士(看護学)又は博士(保健学)の学位を授与する。
 1. 博士の学位を受ける者は,学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)に基づき,国際的な視野に立った学際的な学識を備え,当該専門分野における研究を自立して実践できる能力及び高度な専門的能力を有していること。
 2. 博士論文は次に定める「学位論文の評価基準」に基づき評価されるとともに,当該専門分野の発表会・審査委員会で学術研究に相応しい研究発表を行い,質疑に対し論理的かつ明解に応答すること。
(「広島大学大学院医系科学研究科 学位授与の判定基準及び学位論文の評価基準」)

【審査委員の体制】
 1. 審査委員会は,3人以上の審査委員をもって組織し,そのうち2人以上は本研究科の教授とする。ただし,主指導教員及び副指導教員は審査委員にはなることができない。
 2. 研究科教授会において必要と認めたときは,本研究科若しくは他の研究科の教員又は他の大学院若しくは研究所等の教員等を審査委員に加えることができる。
 3. 審査委員は,研究科教育委員会の推薦に基づき,研究科教授会で決定し,委員長は,委員の互選によるものとする。
(学生便覧P.40「広島大学学位規則医系科学研究科内規」)

【審査の方法】
 1. 審査委員会は,論文を受理した日から1年以内に審査及び最終試験を終了し,その結果を文書をもって研究科教授会に報告しなければならない。
 2. 最終試験は,論文を中心として,これに関連のある科目について,口頭又は筆答により行う。
(学生便覧P.40「広島大学学位規則医系科学研究科内規」) 

【審査項目】(学位論文の評価基準)
 1. 当該研究領域における博士としての十分な知識を修得し,問題を的確に把握し,解明する能力を身につけているか。
 2. 研究テーマの設定が申請された学位に対して妥当なものであり,論文作成にあたっての問題意識が明確であるか。
 3. 論文の記述(本文,図,表,引用など)が十分かつ適切であり,結論に至るまで首尾一貫した論理構成になっており,論理的に明確な結論が導かれているか。
 4. 設定したテーマの研究に際して,適切な研究方法,調査・実験方法,あるいは論証方法を採用し,それに則って具体的な分析・考察がなされているか。
 5. 当該研究領域の理論的見地または実証的見地に加え,国際的な学術水準および学際的観点から見て,独自の価値を有するものとなっているか。
(「広島大学大学院医系科学研究科 学位授与の判定基準及び学位論文の評価基準」)


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