文学研究科 論文等に係る評価基準

修士論文

【満たすべき水準】
 広島大学大学院文学研究科では,次の判定基準に基づいて修士の学位審査を行い,適当と認められる者に対して,修士(文学)の学位を授与する。
 1.修士の学位を受ける者は,学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)に基づき,当該専門分野における研究能力及び高度な専門的能力を身に付けていること,さらに幅広い教養と総合的な判断力を有していること。
 2.修士論文は次に定める「学位論文の評価基準」に基づき評価されるとともに,当該専門分野の発表会・審査委員会で学術研究に相応しい研究発表を行い,質疑に対し論理的かつ明解に応答すること。
(学生便覧p. 44 7広島大学大学院文学研究科学位授与の判定基準及び学位論文の評価基準)

【審査委員の体制】
 1 教授会は,修士論文又は特定課題研究の成果を審査するため,審査委員3人以上からなる審査委員会を設ける。
 2 審査委員会は,当該学生の指導教員をもって組織し,1人を主査とする。
 3 前項の場合において,教授会の議を経て研究科長が必要と認めたときは,審査委員会に本研究科の教員を加えることができる。
(学生便覧p. 10 1広島大学大学院文学研究科細則 第17条)

【審査の方法】
 「修士論文審査要旨」又は「特定課題研究の成果審査要旨」の作成及び審査の手続について
 1 試験の日程は,3日間を予定する。
 2 「修士論文審査要旨」又は「特定課題研究の成果審査要旨」は,別記様式第2又は別記様式第3のとおりとする。
 3 教授会における報告は,各指導教員が行う。
(学生便覧p. 23 2広島大学大学院文学研究科細則運用方針 第5)
 修士論文又は特定課題研究の成果,最終試験の評価の方法  
 修士論文又は特定課題研究の成果,最終試験の評価は,合格又は不合格とする。ただし,合格者の学業成績原簿には,秀,優,良,可の評語をもって記載する。
(学生便覧p. 23 2広島大学大学院文学研究科細則運用方針 第6)

【審査項目】
 (1) 当該研究領域における修士としての十分な知識を修得し,問題を的確に把握し,解明する能力を身に付けているか。
 (2) 研究テーマの設定が申請された学位に対して妥当なものであり,論文作成にあたっての問題意識が明確であるか。
 (3) 論文の記述(本文,図,表,引用など)が十分かつ適切であり,結論に至るまで首尾一貫した論理構成になっているか。
 (4) 設定したテーマの研究に際して,適切な研究方法,調査・実験方法,あるいは論証方法を採用し,それに則って具体的な分析・考察がなされているか。
 (5) 外国語文献読解や外国における調査が必要とされるテーマについては,その文献読解や調査研究に必要となる外国語能力が,十分なレベルに達しているか。
 (6) 当該研究領域の理論的見地または実証的見地から見て,独自の価値を有するものとなっているか。
(学生便覧p. 44 7広島大学大学院文学研究科学位授与の判定基準及び学位論文の評価基準)

特定の課題

【満たすべき水準】
 広島大学大学院文学研究科では,次の判定基準に基づいて修士の学位審査を行い,適当と認められる者に対して,修士(文学)の学位を授与する。
 1.修士の学位を受ける者は,学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)に基づき,当該専門分野における研究能力及び高度な専門的能力を身に付けていること,さらに幅広い教養と総合的な判断力を有していること。
 2.修士論文は次に定める「学位論文の評価基準」に基づき評価されるとともに,当該専門分野の発表会・審査委員会で学術研究に相応しい研究発表を行い,質疑に対し論理的かつ明解に応答すること。
(学生便覧p. 44 7広島大学大学院文学研究科学位授与の判定基準及び学位論文の評価基準)

【審査委員の体制】
 1 教授会は,修士論文又は特定課題研究の成果を審査するため,審査委員3人以上からなる審査委員会を設ける。
 2 審査委員会は,当該学生の指導教員をもって組織し,1人を主査とする。
 3 前項の場合において,教授会の議を経て研究科長が必要と認めたときは,審査委員会に本研究科の教員を加えることができる。
(学生便覧p. 10 1広島大学大学院文学研究科細則 第17条)

【審査の方法】
「修士論文審査要旨」又は「特定課題研究の成果審査要旨」の作成及び審査の手続について
 1 試験の日程は,3日間を予定する。
 2 「修士論文審査要旨」又は「特定課題研究の成果審査要旨」は,別記様式第2又は別記様式第3のとおりとする。
 3 教授会における報告は,各指導教員が行う。
(学生便覧p. 23 2広島大学大学院文学研究科細則運用方針 第5)
 修士論文又は特定課題研究の成果,最終試験の評価の方法  
 修士論文又は特定課題研究の成果,最終試験の評価は,合格又は不合格とする。ただし,合格者の学業成績原簿には,秀,優,良,可の評語をもって記載する。
(学生便覧p. 23 2広島大学大学院文学研究科細則運用方針 第6)

【審査項目】
 (1) 当該研究領域における修士としての十分な知識を修得し,問題を的確に把握し,解明する能力を身に付けているか。
 (2) 研究テーマの設定が申請された学位に対して妥当なものであり,特定課題研究作成にあたっての問題意識が明確であるか。
 (3) 特定課題研究の記述(本文,図,表,引用など)が十分かつ適切であり,結論に至るまで首尾一貫した論理構成になっているか。
 (4) 調査により入手した資料・データに基づいて,関連情報を正確に把握できているか。
 (5) 外国語文献読解や外国における調査が必要とされるテーマについては,その文献読解や調査研究に必要となる外国語能力が,十分なレベルに達しているか。
 (6) 問題点の的確な整理,その問題点に関する状況の把握,および検証結果の評価の三つの観点において,問題解決能力が身に付いているか。
(学生便覧p. 44~45 7広島大学大学院文学研究科学位授与の判定基準及び学位論文の評価基準)

博士論文

【満たすべき水準】
 広島大学大学院文学研究科では,次の判定基準に基づいて博士の学位審査を行い,適当と認められる者に対して,博士(文学)の学位を授与する。
 1.博士の学位を受ける者は,学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)に基づき,国際的な視野に立った学際的な学識を備え,当該専門分野における研究を自立して実践できる能力及び高度な専門的能力を有していること。
 2.博士論文は次に定める「学位論文の評価基準」に基づき評価されるとともに,当該専門分野の発表会・審査委員会で学術研究に相応しい研究発表を行い,質疑に対し論理的かつ明解に応答すること。
(学生便覧p. 45 7広島大学大学院文学研究科学位授与の判定基準及び学位論文の評価基準)

【審査委員の体制】
 1 規則第5条第1項に定める審査委員会は,教授会の教授のうちから選出された3名以上の審査委員をもって組織する。
 2 教授会の議を経て研究科長が必要と認めた場合には,研究科若しくは他の研究科又は他の大学院若しくは研究所等の教員等を審査委員に加えることができる。
 3 審査委員会に1名の主査を置き,研究科の教員をもって充てる。
(学生便覧p. 27 3広島大学学位規則文学研究科内規 第7条)

【審査の方法】
 1 論文の審査及び試験は,論文を受理した日の属する年度の2月(9月末修了予定者にあっては8月)末日までに終了するものとする。ただし,3年を超えて在学する者にあっては,6月以内に終了するものとする。
 2 審査委員会は,審査及び試験終了日までに,公開による論文の発表会を行うものとする。
(学生便覧p. 27 3広島大学学位規則文学研究科内規 第8条)
 1 教授会の議を経て研究科長は,規則第8条の報告に基づいて審議の上,投票によって合格又は不合格を決定する。
(学生便覧p. 27 3広島大学学位規則文学研究科内規 第9条)

【審査項目】
 (1) 当該研究領域における博士としての十分な知識を修得し,問題を的確に把握し,解明する能力を身に付けているか。
 (2) 研究テーマの設定が申請された学位に対して妥当なものであり,論文作成にあたっての問題意識が明確であるか。
 (3) 論文の記述(本文,図,表,引用など)が十分かつ適切であり,結論に至るまで首尾一貫した論理構成になっており,論理的に明確な結論が導かれているか。
 (4) 設定したテーマの研究に際して,適切な研究方法,調査・実験方法,あるいは論証方法を採用し,それに則って具体的な分析・考察がなされているか。
 (5) 外国語文献読解や外国における調査が必要とされるテーマについては,その文献読解や調査研究に必要となる外国語能力が,十分なレベルに達しているか。
 (6) 当該研究領域の理論的見地または実証的見地に加え,国際的な学術水準および学際的観点から見て,独自の価値を有するものとなっているか。
(学生便覧p. 45 7広島大学大学院文学研究科学位授与の判定基準及び学位論文の評価基準)


up