生物圏科学研究科 論文等に係る評価基準

修士論文

【満たすべき水準】
 広島大学大学院生物圏科学研究科では,次の判定基準に基づいて修士の学位審査を行い,適当と認められる者に対して,修士(農学)又は修士(学術)の学位を授与する。
 1.修士の学位を受ける者は,学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)に基づき, 当該専門分野における研究能力及び高度な専門的能力を身につけていること,さらに幅広い教養と総合的な判断力を有していること。
 2.修士論文は 次に定める「学位論文の評価基準」に基づき評価されるとともに,当該専門分野の発表会・審査委員会で学術研究に相応しい研究発表を行い ,質疑に対し論理的かつ明解に応答すること。(学生便覧P.xiii学位授与の判定基準及び学位論文の評価基準)

【審査委員の体制】
 主指導教員並びに主指導教員の推薦により専攻教員会で審議決定し,研究科代議員会で承認された教員2名以上をもって,論文審査委員会を編成する。(学生便覧P.24 修士論文審査並びに最終試験実施要項)

【審査の方法】
 論文審査委員会は,論文の審査に当たり,論文に評価(概評)を付し,合格,不合格を決定する。
 最終試験は,論文を中心にして口述試験により行うことを原則とし,論文(最終版)の提出をもって終了とする。(学生便覧P.24 修士論文審査並びに最終試験実施要項)

【審査項目】(学位論文の評価基準)
 以下の基準をすべて満たすものとする。
 (1) 学位申請者が主体的に取り組んだ研究内容である。
 (2) 論文の内容は新規性あるいは独創性を有している。
 (3) 研究の題目が適切で,研究目的が的確に述べられている。
 (4) 研究の方法が適切で,明確に示されている。
 (5) 実験や解析の結果が適切かつ明確に示されている。
 (6)考察が本研究の結果や先行研究に基づいて適切に導き出されている。
 (7) 文献が適切に引用されている。
 (8) 論文の形式・体裁は的確で統一がとれている。
 (9) 研究倫理面の配慮が適切かつ十分になされている。(学生便覧P.xiii学位授与の判定基準及び学位論文の評価基準)

博士論文

【満たすべき水準】
 広島大学大学院生物圏科学研究科では,次の判定基準に基づいて博士の学位審査を行い,適当と認められる者に対して,博士(農学)又は博士(学術)の学位を授与する。
 1. 博士の学位を受ける者は、学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)に基づき,国際的な視野に立った学際的な学識を備え,当該専門分野における研究を自立して実践できる能力及び高度な専門的能力を有していること。
 2. 博士論文は 次に定める「学位論文の評価基準」に基づき評価されるとともに、当該専門分野の発表会・審査委員会で学術研究に相応しい研究発表を行い、質疑に対し論理的かつ明解に応答すること。(学生便覧P.xiv学位授与の判定基準及び学位論文の評価基準)

【審査委員の体制】
 本研究科所属の教授のうちから選出された3人以上の審査委員をもって審査委員会を組織する。ただし,教授会において必要と認めたときは,本研究科若しくは他の研究科の教員又は他の大学院若しくは研究所等の教員等を審査委員に加えることができる。審査委員会に主査を置き,本研究科の教員をもって充てる。 (学生便覧P.51 広島大学学位規則生物圏科学研究科内規)

【審査の方法】
 審査委員会は,公開の論文審査会を開催するものとする。(学生便覧P.51 広島大学学位規則生物圏科学研究科内規)
以下の審査項目に基づき論文の審査を行い,合格,不合格を決定する。

【審査項目】(学位論文の評価基準)
 以下の基準をすべて満たすものとする。
 (1) 学位論文の基礎となる学術論文(学位申請者が筆頭著者)の内容が適切に含まれている。
 (2) 学位申請者が主体的に取り組んだ研究内容である。
 (3) 論文の内容は新規性あるいは独創性を有している。
 (4) 研究の課題設定が明確で,意義と目的が的確に述べられている。
 (5) 研究の方法が適切で,明確に示されている。
 (6)実験や解析の結果が適切かつ明確に示されている。
 (7)考察が本研究の結果や先行研究に基づいて適切に導き出されている。
 (8)文献が適切に引用されている。
 (9) 論文の形式・体裁は的確で統一がとれている。
 (10)研究倫理面の配慮が適切かつ十分になされている。(学生便覧P.xiv学位授与の判定基準及び学位論文の評価基準)


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