人間社会科学研究科 論文等に係る評価基準

修士論文

【満たすべき水準】
 広島大学大学院人間社会科学研究科では,次の判定基準に基づいて修士の学位審査を行い,適当と認められる者に対して,修士の学位を授与する。
 1. 修士の学位を受ける者は,学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)に基づき,当該専門分野における研究能力及び高度な専門的能力を身につけていること,さらに幅広い教養と総合的な判断力を有していること。
 2. 修士論文は次に定める「学位論文の評価基準」に基づき評価されるとともに,当該専門分野の発表会・審査委員会で学術研究に相応しい研究発表を行い,質疑に対し論理的かつ明解に応答すること。
 3. 修士学位論文の提出の手続きについては,別に定める。
 (広島大学大学院人間社会科学研究科学位授与の判定基準及び学位論文の評価基準)

【審査委員の体制】
 審査委員会は,修士論文等の内容に関連ある教員3人以上の審査委員をもって組織する。
 2 審査委員は,主査1人及び2人以上の副査で構成するものとする。
 3 主査は,研究科の教員をもって充てる。
 4 副査のうち1人以上は,他の学位プログラム,他専攻又は他研究科の教員とする。
 5 教授会において必要と認めたときは,他の大学院又は研究所等の教員等を審査委員に加えることができる。
 (広島大学学位規則人間社会科学研究科内規 第17条) 

【審査の方法】
 学位論文等の審査については,広島大学学位規則(平成16年4月1日規則第8号)及び広島大学学位規則人間社会科学研究科内規(令和2年4月1日研究科長決裁)の定めるところによる。
 博士課程前期の最終試験は,所定の単位を修得し,かつ,必要な研究指導を受けた上,所定の学位論文を提出した者について行う。
 最終試験の期日及び方法は,あらかじめ発表する。
 (広島大学大学院人間社会科学研究科細則 第27条, 第28条から抜粋)

【審査項目】
 (1) 当該研究領域における修士としての十分な知識を修得し,問題を的確に把握し,解明する能力を身につけているか。
 (2) 研究テーマの設定が申請された学位に対して妥当なものであり,論文作成にあたっての問題意識が明確であるか。
 (3) 論文の記述(本文,図,表,引用など)が十分かつ適切であり,結論に至るまで首尾一貫した論理構成になっているか。
 (4) 設定したテーマの研究に際して,適切な研究方法,調査・実験方法,あるいは論証方法を採用し,それに則って具体的な分析・考察がなされているか。
 (5) 当該研究領域の理論的見地または実証的見地から見て,独自の価値を有するものとなっているか。
 (広島大学大学院人間社会科学研究科学位授与の判定基準及び学位論文の評価基準)

特定の課題

【満たすべき水準】
 広島大学大学院人間社会科学研究科では,次の判定基準に基づいて修士の学位審査を行い,適当と認められる者に対して,修士の学位を授与する。
 1. 修士の学位を受ける者は,学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)に基づき,当該専門分野における研究能力及び高度な専門的能力を身につけていること,さらに幅広い教養と総合的な判断力を有していること。
 2. 修士論文は次に定める「学位論文の評価基準」に基づき評価されるとともに,当該専門分野の発表会・審査委員会で学術研究に相応しい研究発表を行い,質疑に対し論理的かつ明解に応答すること。
 3. 修士学位論文の提出の手続きについては,別に定める。
 (広島大学大学院人間社会科学研究科学位授与の判定基準及び学位論文の評価基準)

【審査委員の体制】
 審査委員会は,修士論文等の内容に関連ある教員3人以上の審査委員をもって組織する。
 2 審査委員は,主査1人及び2人以上の副査で構成するものとする。
 3 主査は,研究科の教員をもって充てる。
 4 副査のうち1人以上は,他の学位プログラム,他専攻又は他研究科の教員とする。
 5 教授会において必要と認めたときは,他の大学院又は研究所等の教員等を審査委員に加えることができる。
 (広島大学学位規則人間社会科学研究科内規 第17条) 

【審査の方法】
 学位論文等の審査については,広島大学学位規則(平成16年4月1日規則第8号)及び広島大学学位規則人間社会科学研究科内規(令和2年4月1日研究科長決裁)の定めるところによる。
 博士課程前期の最終試験は,所定の単位を修得し,かつ,必要な研究指導を受けた上,所定の学位論文を提出した者について行う。
 最終試験の期日及び方法は,あらかじめ発表する。
 (広島大学大学院人間社会科学研究科細則 第27条, 第28条から抜粋)

【審査項目】
 (1) 当該研究領域における修士としての十分な知識を修得し,問題を的確に把握し,解明する能力を身につけているか。
 (2) 研究テーマの設定が申請された学位に対して妥当なものであり,特定課題研究作成にあたっての問題意識が明確であるか。
 (3) 特定課題研究の記述(本文,図,表,引用など)が十分かつ適切であり,結論に至るまで首尾一貫した論理構成になっているか。
 (4) 調査により入手した資料・データに基づいて,関連情報を正確に把握できているか。
 (5) 問題点の的確な整理,その問題点に関する状況の把握,および検証結果の評価の三つの観点において,問題解決能力が身についているか。
 (広島大学大学院人間社会科学研究科学位授与の判定基準及び学位論文の評価基準)

博士論文

【満たすべき水準】
 広島大学大学院人間社会科学研究科では,次の判定基準に基づいて博士の学位審査を行い,適当と認められる者に対して,博士の学位を授与する。
 1. 博士の学位を受ける者は,学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)に基づき,国際的な視野に立った学際的な学識を備え,当該専門分野における研究を自立して実践できる能力及び高度な専門的能力を有していること。
 2. 博士論文は次に定める「学位論文の評価基準」に基づき評価されるとともに,当該専門分野の発表会・審査委員会で学術研究に相応しい研究発表を行い,質疑に対し論理的かつ明解に応答すること。
 3. 博士学位論文の提出の手続きについては,別に定める。
 (広島大学大学院人間社会科学研究科学位授与の判定基準及び学位論文の評価基準)

【審査委員の体制】
 学位規則第5条第1項に定める審査委員会は,博士論文の内容に関連ある教員3人以上の審査委員で組織する。
 2 審査委員は,主査1人及び2人以上の副査で構成するものとする。
 3 主査は,研究科の教員をもって充てる。
 4 副査のうち1人以上は,他の学位プログラム,他専攻又は他研究科の教員とする。
 5 教授会において必要と認めたときは,他の大学院又は研究所等の教員等を審査委員に加えることができる。
 (広島大学学位規則人間社会科学研究科内規 第7条)

【審査の方法】
 学位論文の審査については,広島大学学位規則(平成16年4月1日規則第8号)及び広島大学学位規則人間社会科学研究科内規(令和2年4月1日研究科長決裁)の定めるところによる。
 博士課程後期の最終試験は,所定の単位を修得し,かつ,必要な研究指導を受けた上,所定の学位論文を提出した者について行う。
 2 最終試験の期日及び方法は,あらかじめ発表する。
 (広島大学大学院人間社会科学研究科細則 第27条, 第28条から抜粋)

【審査項目】
 (1) 当該研究領域における博士としての十分な知識を修得し,問題を的確に把握し,解明する能力を身につけているか。
 (2) 研究テーマの設定が申請された学位に対して妥当なものであり,論文作成にあたっての問題意識が明確であるか。
 (3) 論文の記述(本文,図,表,引用など)が十分かつ適切であり,結論に至るまで首尾一貫した論理構成になっており,論理的に明確な結論が導かれているか。
 (4) 設定したテーマの研究に際して,適切な研究方法,調査・実験方法,あるいは論証方法を採用し,それに則って具体的な分析・考察がなされているか。
 (5) 当該研究領域の理論的見地または実証的見地に加え,国際的な学術水準および学際的観点から見て,独自の価値を有するものとなっているか。
 (広島大学大学院人間社会科学研究科学位授与の判定基準及び学位論文の評価基準)


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