総合科学研究科 論文等に係る評価基準

修士論文

【満たすべき水準】
 広島大学大学院総合科学研究科では,次の判定基準に基づいて修士の学位審査を行い,適当と認められる者に対して,修士(学術)の学位を授与する。
 (1) 修士の学位を受ける者は,学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に基づき,当該専門分野を重点的に研究し,専門的な知識・技能を身につけるとともに,学際性・総合性・創造性を基盤とする総合科学的視点を有していること。また,人間の社会的あり方や生き方,自然界に対する理解と洞察を基盤に,総合科学的視点を活用して21世紀の「知識基盤社会」*に貢献できる能力を有していること。
 (2)修士論文は次に定める「論文の審査項目」(評価基準)に基づき評価される。論文提出者は,当該専門分野の発表会・審査委員会で学術研究に相応しい研究発表を行い,質疑に対し論理的かつ明解に応答すること。
 (3) 修士学位論文の提出の手続については,別に定める。
 *「知識基盤社会」:中央教育審議会は,答申「我が国の高等教育の将来像」において,21世紀を「新しい知識・情報・技術が政治・経済・文化をはじめ社会のあらゆる領域での活動の基盤として飛躍的に重要度を増す,いわゆる『知識基盤社会』(knowledge-based society)」と位置づけている。
(学生便覧P.34 広島大学大学院総合科学研究科 学位授与の判定基準及び学位論文の評価基準)

【審査委員の体制】【審査の方法】
(論文審査)
 1 審査委員会は,指導教員及び指導教員の推薦により教務委員会で審議決定し研究科教授会で承認された教員2名以上をもって構成する。
 2 審査委員会は,論文の審査に当たり,論文に評価(概評)を付し,合格,不合格を決定する。
(最終試験)
 1 最終試験は,審査委員会が論文を中心にした口述試験により行い,合格,不合格を決定する。
 2 最終試験は,原則として3月修了予定者にあっては2月20日までに,9月修了予定者にあっては8月20日までに終了するものとする。
(発表会)
 修士論文発表会は,研究科において公開で行う。日程については別途通知する。
(学生便覧P.38 広島大学大学院総合科学研究科修士論文審査並びに最終試験実施要領 第4条、第5条、第6条)

【審査項目】
 (1) 当該専門分野における修士としての十分な知識を修得し,問題を的確に把握し,解明する能力を身につけていること。
 (2) 研究テーマの設定が申請された学位に対して妥当なものであり,論文作成に当たっての問題意識が明確であること。
 (3) 論文の記述(本文,図,表,引用など)が十分かつ適切であり,結論に至るまで首尾一貫した論理構成になっていること。
 (4) 設定したテーマの研究に際して,適切な研究方法,調査・実験方法,あるいは論証方法を採用し,それに則って具体的な分析・考察がなされていること。
 (5) 当該専門分野の理論的見地又は実証的見地や総合科学的視点から見て,独自の価値を有するものとなっていること。
(学生便覧P.34 広島大学大学院総合科学研究科 学位授与の判定基準及び学位論文の評価基準)

特定の課題

【満たすべき水準】
 広島大学大学院総合科学研究科では,次の判定基準に基づいて修士の学位審査を行い,適当と認められる者に対して,修士(学術)の学位を授与する。
 (1) 修士の学位を受ける者は,学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に基づき,当該専門分野を重点的に研究し,専門的な知識・技能を身につけるとともに,学際性・総合性・創造性を基盤とする総合科学的視点を有していること。また,人間の社会的あり方や生き方,自然界に対する理解と洞察を基盤に,総合科学的視点を活用して21世紀の「知識基盤社会」*に貢献できる能力を有していること。
 (2)特定の課題についての研究の成果は次に定める「研究の成果の審査項目」(評価基準)に基づき評価される。研究の成果提出者は,当該専門分野の発表会・審査委員会で学術研究に相応しい研究発表を行い,質疑に対し論理的かつ明解に応答すること。
 (3) 特定の課題についての研究の成果の提出の手続については,別に定める。
*「知識基盤社会」:中央教育審議会は,答申「我が国の高等教育の将来像」において,21世紀を「新しい知識・情報・技術が政治・経済・文化をはじめ社会のあらゆる領域での活動の基盤として飛躍的に重要度を増す,いわゆる『知識基盤社会』(knowledge-based society)」と位置づけている。

【審査委員の体制】【審査の方法】
(審査)
 1 審査委員会は,指導教員及び指導教員の推薦により教務委員会で審議決定し研究科教授会で承認された教員2名以上をもって構成する。
 2 審査委員会は,研究の成果の審査に当たり,研究の成果に評価(概評)を付し,合格,不合格を決定する。
(最終試験)
 1 最終試験は,審査委員会が研究の成果を中心にした口述試験により行い,合格,不合格を決定する。
 2 最終試験は,原則として3月修了予定者にあっては2月20日までに,9月修了予定者にあっては8月20日までに終了するものとする。
(発表会)
 特定の課題についての研究の成果発表会は,研究科において公開で行う。日程については別途通知する。

【審査項目】
 (1) 当該専門分野における修士としての十分な知識を修得し,問題を的確に把握し,解明する能力を身につけていること。
 (2) 研究テーマの設定が申請された学位に対して妥当なものであり,研究の成果作成に当たっての問題意識が明確であること。
 (3)研究の成果の記述(本文,図,表,引用など)が十分かつ適切であり,結論に至るまで首尾一貫した論理構成になっていること。
 (4) 設定したテーマの研究に際して,適切な研究方法,調査・実験方法,あるいは論証方法を採用し,それに則って具体的な分析・考察がなされていること。
 (5) 当該専門分野の理論的見地又は実証的見地や総合科学的視点から見て,独自の価値を有するものとなっていること。

博士論文

【満たすべき水準】
 広島大学大学院総合科学研究科では、次の判定基準に基づいて博士の学位審査を行い,適当と認められる者に対して,博士(学術)の学位を授与する。
 (1) 博士の学位を受ける者は、学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に基づき,高度な専門的知識・技能を有するとともに,学際性・総合性・創造性を基盤とする総合科学的視点から当該専門分野における研究を自立して実践できる能力を十分有していること。また,人間の社会的あり方や生き方,自然界に対する深い理解と洞察を基盤に,総合科学的視点を活用して21世紀の「知識基盤社会」*をリードしうる能力を有していること。
 (2) 博士論文は次に定める「論文の審査項目」(評価基準)に基づき評価される。論文提出者は,当該専門分野の発表会・審査委員会で学術研究に相応しい研究発表を行い,質疑に対し論理的かつ明解に応答すること。
 (3) 博士学位論文の提出の手続については,別に定める。
*「知識基盤社会」:中央教育審議会は,答申「我が国の高等教育の将来像」において,21世紀を「新しい知識・情報・技術が政治・経済・文化をはじめ社会のあらゆる領域での活動の基盤として飛躍的に重要度を増す,いわゆる『知識基盤社会』(knowledge-based society)」と位置づけている。
(学生便覧P.35 広島大学大学院総合科学研究科 学位授与の判定基準及び学位論文の評価基準)

【審査委員の体制】
 1 規則第5条第1項及び第3項に定める審査委員会は,研究科教授会の教授のうちから選出された3人以上の審査委員をもって組織する。ただし,研究科教授会において必要と認めたときは,研究科若しくは他の研究科の教員又は他の大学院若しくは研究所等の教員等を審査委員に加えることができる。
 2 前項ただし書の規定により,他の大学院又は研究所等の教員等を審査委員に加える場合は,審査する論文の内容に関する専門分野の博士の学位又はそれと同等の能力を有すると認められる者で,かつ,次の各号に掲げる基準を満たす者のうちから,選考するものとする。
 (1) 国際的又は全国的な学会等で特筆すべき活動歴があり,優れた業績を有していること。
 (2) 国際的又は全国的な学術雑誌等に掲載された論文を有していること。
 3 審査委員会に主査を置き,研究科の教員をもって充てる。
(学生便覧P.29 広島大学学位規則総合科学研究科内規 第7条)

【審査の方法】
(論文審査会)
 審査委員会は,公開の論文審査会を開催するものとする。(学生便覧P.29 広島大学学位規則総合科学研究科内規 第7条の2)

【審査項目】
 (1) 当該専門分野における博士としての十分な知識を修得し,問題を的確に把握し,解明する能力を身につけていること。
 (2) 研究テーマの設定が申請された学位に対して妥当なものであり,論文作成に当たっての問題意識が明確であること。
 (3) 論文の記述(本文,図,表,引用など)が十分かつ適切であり,結論に至るまで首尾一貫した論理構成になっており,論理的に明確な結論が導かれていること。
 (4) 設定したテーマの研究に際して,適切な研究方法,調査・実験方法,あるいは論証方法を採用し,それに則って具体的な分析・考察がなされていること。
 (5) 当該専門分野の理論的見地又は実証的見地に加え,国際的な学術水準及び総合科学的視点から見て,独自の価値を有するものとなっていること。
 (学生便覧P.35 広島大学大学院総合科学研究科 学位授与の判定基準及び学位論文の評価基準)


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