学生・社会人・地域をつなげる、村づくりイベントを実施!

グランピングテントの写真

グランピングテント(※)を張って、“一日限りの村”を作るイベント「Peace Caravan 2018」が、2018年9月1日・2日、広島県廿日市市のキャンプ場で行われました。企画・運営を担ったのは、県内の大学生・社会人で構成される団体「TOMOSHIBI-燈-」。メンバーは9人で、年齢も所属もバラバラです。今回、メンバーの一人で広大生の岡野耕兵さん(教育学研究科博士課程前期2年)にインタビューをしました。

※グランピングとは、グラマラス(Glamorous)×キャンピングの造語。普通のキャンプとは違い、より大きなテントで、自然や人との交流を楽しむテントのこと。

 

岡野耕兵さんの写真

どのようなイベントですか?

Peace Caravanは、広島で学生と社会人がつながるきっかけを提供したい、という思いから生まれたイベントです。

初めてとなる今回は、広島の中山間地域の大自然に囲まれたキャンプ場で開催。イベントをきっかけに、参加者にその地域の魅力を知ってもらい、中山間地域を活性化しようという目的もありました。

一泊二日のこのイベントには、約90人の学生と社会人が参加。皆でテントを建てる「村づくり」からスタートし、大そうめん流しやバーベキュー、スカイランタンの打ち上げなど、盛りだくさんのレクリエーションが行われました。宿泊テントでは、学生・社会人関係なく、夜通し、参加者それぞれの「Peace」や夢を語り合いました。

 

参加者、スタッフ総出で村づくり

参加者、スタッフ総出で村づくり

水かけ祭りでの岡野さん

水かけ祭りでの岡野さん

グランピングテントの写真

語り合う参加者たち

夜のスカイランタン打ち上げ

夜のスカイランタン打ち上げ

活動のきっかけは?

きっかけは、仲が良かったTOMOSHIBI-燈-メンバーから話を持ち掛けられたこと。楽しそう!面白そう!と思った岡野さんは二つ返事で引き受けたそうです。

 

印象的だったことは?

「村づくり」をしていく中で、本当の村のようにみんなが協力し合ってイベントを支える空気を味わえたことだそうです。「こうしたらもっと面白いよね!」参加者からアイデアが自然と出てきて、自主的に動く姿が心に残っているそう。さまざまなアイデアから新しい動きが生まれ、場が一体となる瞬間を目の当たりにできたことが、岡野さんにとって印象的だったようです。

 

活動を通じて得たものは?

岡野さんにとってPeace Caravanで最も魅力的だったのは「人との出会い」。一緒にイベントを作り上げたTOMOSHIBI-燈-のメンバーであったり、参加者の社会人であったり、岡野さん自身の夢の実現のための仲間づくりができたと語ります。

 

グランピングテントの前で集合写真

グランピングテントの前で集合写真

岡野さんの夢は?

幼いころから今まで、ソフトボールや合唱、けん玉、バドミントン、生徒会長、ラジオ番組作成など自分の楽しいと思うことを、変化を恐れず全力でやってきた岡野さん。そんな岡野さんの夢は、子どもたちが気軽に集まって遊んだり、勉強したりできる寺子屋のような場所を作ること。2014年の広島市の土砂災害をきっかけに、人の役に立ちたいと思うようになった岡野さんは、夢に向かって、現在、教育学研究科で教育心理学を勉強しています。
今後は、子供たちの好奇心に寄り添い笑顔にする活動に取り組みながら、日々自分をアップデートしていくことが目標だそうです。

広報ディレクターの写真

取材を終えて

丁寧な話し方と笑顔が印象的な岡野さん。直感を信じて、すぐに行動に移しているところがすごいなあと思いました。岡野さんのように変化を恐れず前向きにいろいろなことに挑戦していきたいです。

ええね広大!学生広報ディレクター
法学部2年 柳 千晶

【お問い合わせ先】

広島大学広報グループ

TEL: 082-424-6131
E-mail: koho*office.hiroshima-u.ac.jp
(*は半角@に置き換えた上、送信してください)

(2019年1月取材)


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