広島大学 教育推進グループ (教養教育担当)
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2024年4月19日、霞キャンパスの凌雲棟において、今年度第2回の「世界に羽ばたく。教養の力」を実施しました。東京大学先端科学技術研究センター准教授の小泉悠氏が「ウクライナ戦争と日本 私たちはなぜ、今ここにいるのか」をテーマに講演を行い、法学部・医学部の新入生約400人が受講しました。
小泉氏は、ご専門のロシア軍研究についての背景や研究の難しさについて、日本とロシアの違い等を例に解説されました。また、ご自身の経験を踏まえ、社会の変化を予測するのが難しい今、大学生のうちにいろんな考え方に触れておいてほしいと話されました。そのために海外に行くことや本を読むことを推奨され、「既成概念を壊す経験」や「考えを深く掘り下げる経験」の2つの経験をしていただきたいと学生にメッセージを送りました。
学生からは「大学生のうちに様々な本を読み、視野を広げ、また自分の興味のある分野を深く学び、 海外に旅行に行ったり、価値観や考え方、文化の違いを学び、自分の思う当たり前が世界では当たり前ではないことを知る必要があると思った」「興味を持ったニュースの背景や専門家の解説を自分で調べ、自分なりにニュースをとらえなおすことが大切だと感じた。そのため、大学生のうちに情報収集の方法を学んだり、自分で深く考えたりする方法を学んでおくべきだと思った」などの感想が寄せられました。
講演後、越智学長が小泉氏に「感謝状」を授与しました。
小泉氏に「感謝状」の授与
講演の様子
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