広島大学 教育推進グループ (教養教育担当)
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2024年5月22日、サタケメモリアルホールにおいて、今年度第11回の「世界に羽ばたく。教養の力」を実施しました。スポーツジャーナリストの二宮清純氏を講師に迎え、総合科学部・文学部・経済学部の新入生約460人が受講しました。
二宮氏は「スポーツとパートナーシップ」をテーマに、マツダスタジアムを例に挙げたファシリティビジネスや、日本のスポーツ市場の規模が世界に比べて停滞している問題など、スポーツと社会の関係についてお話しされました。また、二宮氏は、ある取材で「できない言い訳を考えるのではなく、できないことにチャレンジする気持ちが大切」という言葉に感銘を受けたことを語り、学生たちに何事にも本気で向き合うことの大切さを伝えられました。「平等に与えられた時間をいかに有効に使うか」「時間は取り戻しがつかないからこそ1番大切にするべき」「時間は限りのある資源。それを磨けば資産になる」と今ある時間の尊さを学生に説き、「若い皆さんは、今なら何でもできる。なんでもやってみてほしい」とエールを贈りました。
学生からは、「何事も失敗を恐れず、変化を求めて行動することの大切さを学ぶことができた」「いかに「時間」という限られた資源を有効的に使うことが重要かを考えることができた」などの声が寄せられました。
講演後、越智学長から二宮氏に「特別招聘教授」の称号が授与されました。
二宮氏の講演を聞く学生達
二宮氏に「特別招聘教授」の称号を授与
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