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留学生を対象とした日本画の歴史と技法を学ぶワークショップを開催しました

12月5日、東広島キャンパスにおいて、平山郁夫美術館による留学生を対象とした日本画ワークショップを開催し、留学生など約30人が参加しました。

日本画家(日本美術院 院友)の廣藤 良樹氏を講師に招き、最初に高松塚古墳の壁画から現在に至る日本画の変遷や、日本画を描く時に使う岩絵具や膠などの道具を紹介いただきました。
古くからラピスラズリなどの鉱石を砕いて岩絵具にしていることなど、日本画独特の道具の話を聞き、参加者の日本画への関心が高まりました。

岩絵具の材料となる鉱石を手にする廣藤氏

その後、参加者はカラフルな粉状の岩絵具を膠で溶いて、思い思いに年賀状の制作に取り組みました。参加者の中には、年賀状を初めて書く人もおり、日本の伝統文化に親しむひと時となりました。

年賀状を描く参加者

本学と同美術館は昨年11月、包括的連携協力協定を締結しており、今回のイベントは、その一環として文化芸術活動を支える人材の育成のために開催しました。
同美術館は、日本画の巨匠 平山郁夫の生まれ故郷である尾道市瀬戸田町にあり、同氏の少年時代から晩年までの作品を収蔵しています。

お問合せ先

広島大学学術・社会連携企画グループ
E-mail:sangaku-renkei*office.hiroshima-u.ac.jp (*は半角@に置き換えてください)


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