広島大学 社会産学連携グループ
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広島大学は11月5日、公益財団法人平山郁夫美術館(尾道市瀬戸田町)と包括的連携協力協定を締結しました。広島大学が美術館と包括協定を結ぶのは初めてで、平山郁夫美術館も他機関との包括協定締結は今回が初めてとなります。
シルクロード、平和、しまなみのまちづくりなどのテーマで、平山郁夫美術館と本学との絆をさらに深め、地域の活性化、国際文化交流の促進、人材の育成などを通して、広く社会に貢献してまいります。
敦煌などを描いた平山画伯の作品が並ぶ展示室で行われた協定調印式には、広島大学の越智光夫学長と平山郁夫美術館の平谷祐宏理事長(尾道市長)が出席し、シルクロード研究や国際文化交流、文化芸術活動を支える人材育成などを柱とした協定書に調印しました。
調印後の記者会見で、越智学長は「平和を願い、国際的な文化財保護事業に取り組まれた平山先生の思いを次の世代に受け継いでいきたい」とあいさつ。平谷理事長も「人々の文化交流こそ平和の礎。留学生と尾道市内の若者や高校生の交流を進めていきたい」と抱負を語りました。
調印式の後は、本学の敦煌学プロジェクト研究センターの荒見泰史センター長によるミニ講演会「シルクロードと敦煌」を開催しました。
本学は2011年、シルクロード研究の一環として敦煌学プロジェクト研究センターを設置し、平山郁夫美術館とセミナーや国際研究フォーラム開催など様々な連携事業を行ってまいりました。来年秋に開催される「大いなる敦煌」展にも協力いたします。
広島大学と平山郁夫美術館関係者による記念撮影
荒見センター長によるミニ講演会の様子
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掲載日 : 2018年11月05日
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